下記のグラフより、令和2年(2020)の 属人口指数[100#(年少人口+老年人口)/(生産年齢人口)]に近いのはどれか。
1: 10
2: 30
3: 50
4: 70
5: 100
臨床工学技士法および施行令、施行規則で定めている臨床工学技士の業務内容について誤っているのはどれか。
1: 臨床工学技士には担当患者の守秘義務が課せられる。
2: 臨床工学技士は内閣総理大臣から免許を得て業務を行う。
3: 医師の指示があれば患者の身体への電気的刺激負荷を行ってよい。
4: .臨床工学技士は生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う。
5: 生命維持管理装置の先端部の身体への接続については具体的に施行令で定められている。
酵素反応について正しいのはどれか。
1: 酵素は活性化エネルギーを大きくする。
2: 酵素にはステロイドのものがある。
3: 反応は酵素分子の特定部位で生じる。
4: 温度と反応速度は正比例する。
5: 基質濃度と反応速度は正比例する。
医薬品添付文書において赤枠で記載される項目はどれか。
a: 禁忌
b: 警告
c: 副作用
d: 効果又は効能
e: 重要な基本的注意
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
細胞傷害の適応現象として適切でないのはどれか。
1: .萎縮
2: 過形成
3: 低形成
4: 肥大
5: 化生
解剖学的死腔が150mLの人が、以下に示すAからEの換気を行った。誤っているのはどれか。[換気A]1回換気量:500mL、分時換気回数:12回[換気B]1回換気量:400mL、分時換気回数:12回[換気C]1回換気量:400mL、分時換気回数:20回[換気D]1回換気量:300mL、分時換気回数:20回[換気E]1回換気量:400mL、分時換気回数:24回
1: 換気Aと換気Dの分時換気量は等しい。
2: 換気Aと換気Bの分時死腔換気量は等しい。
3: 換気Cと換気Dの分時肺胞換気量は等しい。
4: 1回肺胞換気量は換気Aが一番多い。
5: 分時肺胞換気量は換気Eが一番多い。
外科的侵襲に対する反応で亢進しないのはどれか。
1: グリコーゲン合成
2: 抗利尿ホルモン分泌
3: ノルアドレナリン分泌
4: サイトカイン分泌
5: アルドステロン分泌
図のように基質Xから酵素Aにより代謝物Yが生成され、さらに代謝物Yから酵素Bにより代謝物Zが生成される。ある患者では酵素Aの活性は正常で、酵素Bの活性が極度に低下していた。この患者の体内におけるY、Zの量について正しいのはどれか。ただし、基質Xは十分に供給され、代謝物Zは正常に排泄されるものとする。
子宮頸癌と関連するのはどれか。
1: 淋菌
2: トリコモナス
3: ヒトヘルペスウイルス
4: ヒトパピローマウイルス
5: ヒト免疫不全ウイルス
熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。
1: .混合静脈血酸素飽和度
2: 左室収縮期圧
3: 中心静脈圧
4: 心拍出量
5: 肺動脈圧
耳用赤外線体温計による体温計測について誤っているのはどれか。
1: 鼓膜に赤外線を照射する。
2: 検出器にサーモパイルが使用されている。
3: 1秒程度で計測できる。
4: 挿入する角度により測定値がばらつく。
5: 鼓膜温は腋窩温よりも高い。
ランベルト・ベールの法則が成立する吸光度測定で正しいのはどれか。
a: 吸光度は透過率に比例する。
b: 吸光度は光路長に反比例する。
c: 吸光度は-1~1の範囲の値で表す。
d: モル吸光係数は物質によって異なる。
e: 透過光の強度は光路長に対して指数関数的に減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
内視鏡画像計測について正しいのはどれか。
a: ファイバスコープは先端に光源が装着されている。
b: 狭帯域光を用いて毛細血管を強調表示できる。
c: カプセル内視鏡は小腸病変の診断に使われる。
d: ファイバスコープは画像が記録できない。
e: 電子内視鏡は光源装置が不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
装置から生体に物理的エネルギーを加えて計測するのはどれか。
a: 超音波診断装置
b: X線CT装置
c: PET装置
d: SPECT装置
e: 光トポグラフィ装置
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
皮膚を通して生体内に伝達される物理的エネルギーによって、生体に何らかの不可逆的な障害が生じるとされているエネルギー密度の下限はどれか。
1: 1mW/cm2
2: 10mW/cm2
3: 100mW/cm2
4: 1W/cm2
5: 10W/cm2
JIST0601-1で規定されている「使用の準備が完了」を示す表示光の色はどれか。
1: 白
2: 橙
3: 黄
4: 青
5: 緑
医薬品医療機器等法の医療機器の人体に及ぼすリスク分類で、高度管理医療機器はどれか。
a: 輸液ポンプ
b: 除細動器
c: 人工呼吸器
d: MR装置
e: X線CT装置
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図の回路で、スイッチが①の状態で十分な時間が経過した後に、SWを②に入れた。正しいのはどれか。
a: 回路の時定数は5nsである。
b: SWを②に入れた瞬間のVCの値は10Vである。
c: SWを②に入れた瞬間の回路に流れる電流は100mAである。
d: SWを②に入れてから5ms後のVRの値は約3.7Vである。
e: SWを②に入れてから十分時間が経過した後の回路に流れる電流は0mAである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
AD変換について正しいのはどれか。
a: フラッシュ型AD変換器は高速変換に不向きである。
b: 量子化ビット数を増やすと量子化誤差が小さくなる。
c: 10kHzの信号を20kHzより低い周波数で標本化すると、元の信号を復元できない。
d: 多チャンネル同時AD変換には、標本化保持(サンプルホールド)回路を用いる。
e: LSBに対応した電圧が大きいほど量子化誤差が小さい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
配列aの初期値が [49, 17, 38, 55, 26]であるとき、図のフローチャートの手順を適用した後の配列 a の値はどれか。
病院内にある業務システムを、インターネット上でソフトウェアを利用するクラウドサービスSaaS(SoftwareasaService)に移行する際の利点はどれか。
a: 導入時の費用負担だけで済む。
b: 保守・管理業務の負担が少なくなる。
c: 導入後の利用量の増大に対応しやすい。
d: カスタマイズの自由度が増える。
e: ネットワーク障害に強くなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医用画像の保存や通信に使用する規格はどれか。
1: DICOM
2: POP3
3: MFER
4: ICD-11
5: HL7
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
a: 動脈血の酸素分圧を計測している。
b: 2種類の赤色光によって計測している。
c: 発光ダイオードとフォトダイオードが用いられる。
d: マニュキュアは誤差の要因となる。
e: 強い外光は誤差の要因となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
開心術における心筋保護について正しいのはどれか。
a: 人工心肺の送血回路から側枝を出して心筋保護液を注入する。
b: 細胞内液型心筋保護液中のNa+濃度は細胞外液型より低い。
c: 逆行性心筋保護では右室の心筋保護液灌流が不十分となりやすい。
d: 血液併用心筋保護液では晶質液性心筋保護液より注入温度を低くする。
e: 心筋保護液の初回注入量の目安は80mL/kgである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士が行う人工心肺業務として誤っているのはどれか。
a: 回路からの薬剤注入を行う。
b: 留置カニューレから採血を行う。
c: 回路の充填を行う。
d: 術野でカニューレを回路に接続する。
e: 開始前に患者の静脈から採血を行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e