臨床工学技士として適切でないのはどれか。
a: 生命維持管理装置を身体へ接続する際に苦痛がないかを患者に尋ねた。
b: 生命維持管理装置の操作中の異常はすべて患者に伝えるよう心掛けた。
c: 患者の病気の予後について、できる限り詳しく本人に教えるよう努めた。
d: 患者の会社の上司に対し患者の病状をありのままに詳しく説明した。
e: 臨床工学技士としての仕事をやめた後も患者の秘密を守り通した。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士の行為で誤っているのはどれか。
1: 医師の指示の下に生命維持管理装置を操作する。
2: 医療に従事する者として他の医療関係者と緊密な連携を図る。
3: 患者の体温、血圧等について正常か異常かを診断する。
4: 患者と共同してその病気を治すように努力する。
5: 自己の医療行為に法的責任を負う。
正しい組み合わせはどれか。
a: 薬機法 ----------- 薬品の製造・販売業の届出
b: 感染症予防法 ----- 猩紅熱患者の就業制限
c: 医療法 ----------- 医師免許証の交付
d: 老人保健法 ------ 結核の検診
e: 学校保健安全法 ------ 出席停止
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
現在、我が国における3大死因はどれか。
a: 肺炎および気管支炎
b: 老衰
c: 悪性新生物
d: 心疾患
e: 脳血管疾患
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
公害基本法による「公害」と定義されているのはどれか。
a: エイズの流行
b: 水質の汚濁
c: 騒 音
d: 地盤の沈下
e: 集団食中毒
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
労働衛生対策の3本柱はどれか。
a: 健康管理
b: 作業管理
c: 労務管理
d: 人事管理
e: 作業環境管理
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
受身(退行性)の病変はどれか。
a: 壊死
b: 再生
c: 浮腫
d: 塞栓
e: 萎縮
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
循環障害を起こすのはどれか。
a: 炎症
b: 血栓
c: 空気塞栓
d: 萎縮
e: 化生
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
炎症性疾患はどれか。
a: 肝硬変症
b: 心筋症
c: 尿毒症
d: 結核症
e: 真菌症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
上皮性腫瘍はどれか。
a: 神経膠腫
b: 骨髄性白血病
c: 卵巣癌
d: 肝細胞癌
e: 甲状腺腫
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心肺蘇生に用いられる薬剤はどれか。
a: ヘパリン
b: 硫酸プロタミン
c: リドカイン
d: アドレナリン
e: 重炭酸ナトリウム
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
適切でない組合せはどれか。
a: 抗狭心症薬・・・・・・ノルアドレナリン
b: 抗血栓薬・・・・・・・・ビタミンK
c: 降圧薬・・・・・・・・・・交感神経β遮断薬
d: 抗痙攣薬・・・・・・・バルビツレート
e: 抗不整脈薬・・・・・キニジン
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
薬の副作用について正しいのはどれか。
a: 一般的な副作用は過量投与による薬効の誇張である。
b: 喘息などに長年悩まされている人はアレルギー反応が起こりやすい。
c: ビタミンは大量に連用しても副作用を生じない。
d: 母乳の乳汁中に分泌される薬はきわめて少ない。
e: 連用のため薬効が薄れることを耐性発現という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 断面積Aのピストンを力Fで押したときピストンの中の液体に生じる圧力はAFである。
b: 静止している液体中の圧力の大きさは同一水平面内では位置によらず同一である。
c: パスカルの原理を利用すれば小さな力から大きな力を発生させることができる。
d: 絶対真空を基準にして測定した圧力を真空圧力という。
e: 地表に置いた物体は水銀柱で50cmの大気圧を受ける。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
流体の運動について正しいのはどれか。
a: 円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。
b: 粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。
c: 臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。
d: ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。
e: 粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
a: ねじは器械部品どうしを固定する締結要素の一つである。
b: ねじには弦巻状の溝を2本以上切ったものもある。
c: ねじの自立条件とはボルトとナットが組み合わされるための条件である。
d: ねじの強さはボルトの太さのみに依存する。
e: 外部からの衝撃や機械的振動はねじの緩みの原因となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: ころがり軸受は一般にベアリングという。
b: 軸受の半径方向の荷重をラジアル荷重という。
c: すべり軸受では軸と軸受けとが薄い油膜を介して相対的な滑りをする。
d: すべり軸受では軸方向のスラスト荷重を受けることはできない。
e: すべり軸受は低速回転に限られる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体物性について誤っているのはどれか。
1: 異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2: 非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3: 周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4: 産熱とは、例えば人間の全身の骨格筋では60~150Wの熱を産生することをいう。
5: 細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が飛躍的に変化してインパルスを発生することをいう。
生体機構のモデル表現について誤っているのはどれか。
1: 細胞の電気的モデルでは、細胞膜は静電容量で、細胞内外液はインダクタンスと抵抗との並列結合で表されている。
2: 生体の電気現象において筋や神経細胞の活動電位は電源によって表される。
3: 生体組織の機械的特性は弾性要素と粘性要素との組合せで表される。
4: 循環系の機械的モデルでは、大動脈は主に弾性素子で、全末梢血管抵抗は抵抗素子で表される。
5: 生体の熱現象のモデルは産熱、熱輸送、体表からの熱放散の各機構で表される。
電撃について正しいのはどれか。
a: 人体の反応は電流の流出入部によって異なる。
b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み心室細動が発生しないよう注意して行われる。
c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリ感じる。
d: 体対表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。
e: ミクロショックの場合、数μAの商用交流電流でも危険である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。
a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d: 電流が流れても行動の自由は失われない。
e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。
a: 高周波電磁波による熱傷 :1W/cm2
b: 超音波によるキャビテーション :100W/cm2
c: 高周波電磁波による眼障害 :0.01W/cm2
d: 低周波電流によるミクロショック :10μA
e: 温度による熱傷 :45°C
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ディジタルラジオグラフィについて正しいのはどれか。
a: 鮮明な断層像を得ることができる。
b: イメージングプレートを使う方法がある。
c: 画像処理ができる。
d: エックス線TVの画像を用いる方法もある。
e: エックス線CTにも用いられている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
エックス線CTについて正しいのはどれか。
a: 分解能の高い断層像を得ることができる。
b: 吸収係数の像を示すと考えてよい。
c: コンピュータ処理によって画像を得る方法である。
d: エックス線被曝はほとんどない。
e: 化学シフトの測定も可能である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e