生体と放射線の過去問


国試第36回午後:第86問

生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか。 

1: Bq 

2: C/kg 

3: Sv 

4: Gy 

5: eV 

国試第33回午後:第86問

正しいのはどれか。

1: 陽子線は電磁放射線である。

2: c 線はマイナスの電荷をもつ。

3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。

4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。

5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。

国試第33回午前:第6問

再生能力が高いのはどれか。

a: 心筋細胞

b: 中枢神経細胞

c: 皮膚表皮細胞

d: 骨髄造血細胞

e: 消化管上皮細胞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第46問

同一被ばく線量の放射線に対して放射線感受性の最も高いのはどれか。

1: 心 臓

2: 脳

3: 肺

4: 水晶体

5: 生殖腺

ME2第37回午前:第58問

生体に最も大きな影響をもたらすのはどれか。

1: X 線

2: α 線

3: β 線

4: γ 線

5: 陽子線

ME2第37回午前:第46問

CT値が最も高いのはどれか。

1: 皮下脂肪

2: 冠動脈

3: 神経線維

4: 気管支

5: 脊椎骨

ME2第36回午前:第21問

原子番号Zの原子核がα線を出して他の原子核に変換した。変換による原子番号の変化として正しいのはどれか。

1: 変わらない。

2: 1減少する。

3: 2減少する。

4: 3減少する。

5: 4減少する。

ME2第34回午前:第23問

α線、β線、γ線について正しいのはどれか。

1: 電離作用はα線が最も弱い。

2: β線は磁界中を直進する。

3: セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。

4: γ線は電離作用がない。

5: γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。

ME2第33回午前:第41問

放射線の生体作用の大きさは放射線の種類によって異なる。X線の作用効果を1としたときの放射線の種類と効果の大きさの組合せで誤っているのはどれか。

1: α線 -- 20

2: γ線 -- 10

3: 中性子線 -- 5

4: 陽子線 -- 2

5: β線 -- 1

ME2第33回午前:第21問

放射線に関係する単位について誤っているのはどれか。

1: ベクレル(Bq):1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能が1ベクレル。

2: キュリー(Ci):1ベクレルの3.7×1010倍の放射能が1キュリー。

3: グレイ(Gy):1gの物質に1Jの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量が1グレイ。

4: ラド(rad):1グレイの100分の1の吸収線量が1ラド。

5: シーベルト(Sv):グレイで表した吸収線量に生物学的影響に関する係数を乗じた線量当量の単位。

ME2第28回午前:第32問

α線、β線、γ線の実体は、それぞれヘリウムの原子核、高速の電子、短波長の電磁波である。原子の崩壊について誤っているのはどれか。

1: α線を放出すると質量数が4減少する。

2: α線を放出すると原子番号が2減少する。

3: β線を放出すると質量数が1減少する。

4: γ線を放出しても原子番号は変わらない。

5: γ線を放出しても質量数は変わらない。

国試第15回午後:第81問

放射線障害を受けやすい組織はどれか。

a: 生殖器

b: 肝 臓

c: 脳

d: 血 管

e: 骨 髄

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第79問

単位エネルギー当たりの生物に及ぼす作用が最も大きいのはどれか。

1: アルファ線

2: ベータ線

3: ガンマ線

4: 中性子線

5: 陽子線

国試第14回午後:第81問

正しいのはどれか。

a: ガンマ線は粒子放射線である。

b: エックス線のエネルギーは波長が長いほど大きい。

c: 中性子線の生体への影響は同じ吸収線量のエックス線より大きい。

d: 骨髄は放射線の影響を受けやすい。

e: R(レントゲン)は吸収線量の単位である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第79問

放射線に対して感受性の高い細胞はどれか。

a: 神経細胞

b: 心筋細胞

c: 癌細胞

d: 造血幹細胞

e: 皮膚基底細胞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第80問

放射線感受性の高い組織はどれか。

a: 心臓

b: 生殖腺

c: 骨髄

d: 脳

e: 眼

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第80問

ヒトにおける放射線の半数致死線量(rem)はどれか。ただし、$1rem=10^{-2}Gy$である。

1: 0.4~0.5

2: 4~5

3: 40~50

4: 400~500

5: 4000~5000

国試第9回午後:第83問

放射線障害を受けやすい細胞はどれか。

a: 骨髄細胞

b: 消化管上皮細胞

c: 脳神経細胞

d: 骨細胞

e: 生殖細胞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 遠赤外光は組織をよく透過する。

b: 超音波の組織による減衰は波長が短いほど大きい。

c: エックス線CTの画像はエックス線の吸収係数の像である。

d: ガンマ線は組織で吸収されない。

e: マイクロ波は組織をほとんど透過しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第83問

生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。

1: 吸 収

2: 対 流

3: 反 射

4: 屈 折

5: 散 乱