アナフィラキシーショックを起こし、収縮期血圧が60mmHgである患者の救急治療で用いられる薬剤はどれか。
1: アスピリン
2: アトロピン
3: アドレナリン
4: インスリン
5: ヒスタミン
アナフィラキシーショックの救急治療で使用されるのはどれか。
1: インスリン
2: アスピリン
3: アトロピン
4: エストロゲン
5: アドレナリン
投与後に最高薬物血中濃度に達するのが最も速い投与経路はどれか。
1: 静脈内注射
2: 筋肉内注射
3: 皮下注射
4: 直腸内投与
5: 経口投与
降圧薬に含まれないのはどれか。
1: β受容体作動薬
2: アンギオテンシン変換酵素阻害薬
3: カルシウム拮抗薬
4: サイアザイド系利尿薬
5: アンギオテンシンII 受容体拮抗薬
腎性貧血の治療薬として用いられるのはどれか。
1: 活性型ビタミン D
2: カルシウム拮抗薬
3: カルシウム受容体作動薬
4: 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン
5: アンジオテンシン変換酵素阻害薬
アナフィラキシーショックの患者の血圧を上昇させるために用いる薬剤として最も適切なのはどれか。
1: アトロピン
2: アドレナリン
3: リドカイン
4: グルココルチコイド
5: 抗ヒスタミン薬
薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。
1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。
2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。
3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。
4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度と強く相関する。
5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。
薬について誤っている組合せはどれか。
1: ドブタミン 強心薬
2: ニフェジピン 降圧薬
3: ミダゾラム オピオイド鎮痛薬
4: アトロピン 抗コリン薬
5: デキサメタゾン 副腎皮質ホルモン
薬剤の作用について誤っているのはどれか。
1: テオフィリンには気管支収縮作用がある。
2: モルヒネには呼吸抑制作用がある。
3: ヘパリンにはトロンビンの酵素活性阻害作用がある。
4: プロプラノロールにはβ受容体抑制作用がある。
5: リドカインには抗不整脈作用がある。
麻薬性鎮痛薬について正しいのはどれか。
a: 作用点はドパミン受容体である。
b: 鎮咳作用を有する。
c: 平滑筋攣縮作用を有する。
d: 便秘を起こす。
e: 錐体外路症状を起こす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ジギタリスについて誤っているのはどれか。
1: うっ血性心不全の治療に用いる。
2: 安全域が狭い。
3: 薬物相互作用が強い。
4: 副作用として頻脈が出やすい。
5: 副作用として消化器症状が出やすい。
モルヒネの作用はどれか。
a: 鎮痛
b: 便秘
c: 振戦
d: 発汗
e: 催吐
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しい組合せはどれか。
a: テトラサイクリン(抗生物質) ――――――― 肝障害
b: プロピルチオウラシル(抗甲状腺薬) ――- 顆粒球の減少
c: クロロキン(抗マラリア薬) ―――――――- 聴覚障害
d: クロロサイアザイド(利尿薬) ――- 血清カリウム値の上昇
e: ハロタン(麻酔薬) ―――――――――― 腎障害
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 薬物代謝は主に肝臓で行われる。
b: 薬物の反応性には遺伝的な個人差がある。
c: 向精神薬は薬物耐性が生じにくい。
d: 薬物アレルギーは初回投与では発生しない。
e: 薬物中毒は少量頻回投与でも発生する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
リドカインについて正しいのはどれか。
a: 抗不整脈作用がある。
b: 局所麻酔薬として適している。
c: 気管支喘息患者には禁忌である。
d: 点眼による麻酔には適さない。
e: 副作用にショックがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
薬物投与について正しいのはどれか。
a: 心肺蘇生時には皮下注射を選択する。
b: カテコールアミンは気管内投与でも有効である。
c: 薬効出現は筋注より静注の方が速い。
d: 極量とは生命に危険を及ぼす投与量である。
e: 経口投与では副作用はない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しい組合せはどれか。
a: 薬物動態学(pharmacokinetics)―――― 薬物の体内分布
b: 新薬の評価 ――――――――――― 二重盲検法
c: 薬効評価の倫理 ――― GCP(good clinicpractice)
d: ブラセポ ―――――――――― QOL(quality of life)
e: 薬効の心理的効果 ―― TDM(therapeutic drug monitoring)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
抗生物質の副作用について誤っている組合せはどれか。
1: ぺニシリン系抗生物質 ―――-------- 過敏症反応
2: アミノグリコシド系抗生物質 ―――---- 聴力障害
3: キノロン系抗生物質 ―――――------ 末梢神経障害
4: クコラムフェニコール系抗生物質 ―――――- 造血器障害
5: マクロライド系抗生物質 ――――――- 肝障害
正しい組合せはどれか。
a: バルビツレイト ―――――――-- 抗癌薬
b: リドカイン ―――――――――-- 抗不整脈薬
c: エリスロマイシン ――――――-- 抗菌薬
d: へパリン ―――――――――― 抗凝固薬
e: ベンゾジアゼピン ――――――- 局所麻酔薬
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
薬物と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: ニトログリセリン ―――――-- 末梢血管拡張
2: 塩化カリウム ――――――― 弛綬性心停止
3: マニトールー ―――――-― 浸透圧調節
4: プロタミン ―――――――― 血圧上昇
5: カルシウム拮抗薬 ―-----― 心筋の再灌流障害防止