障害受容で誤っているのはどれか。
1: 社会環境によって影響される。
2: 障害者同士の交流により促進される。
3: 抑うつ状態の患者には積極的な指導を行う。
4: 混乱している患者の怒りは医療者にも向く。
5: ショックを受けている状態の患者は安全に見守る。
認知行動療法で対象となるうつ病の自動思考のうち「極端な一般化」にあたるのはどれか。
1: そのときの感情に基づいて現実を判断する。
2: 全てに対して白黒をつけて割り切ろうとする。
3: 着目していることだけから短絡的に結論付ける。
4: 「こうするべきだ」と行動を制限して自分を責める。
5: 少数の事実から全てが同じ結果になると結論付ける。
心理療法で正しいのはどれか。
1: 陽性転移の出現を目標とする。
2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。
3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。
4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。
5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。
欲求を満たせないときに、正反対の欲求を発展させ心的平衡を保とうとする防衛機制はどれか。
1: 抑圧
2: 否認
3: 行動化
4: 合理化
5: 反動形成
古典的条件付けの原理を用いた治療法はどれか。
1: 曝露法
2: 認知再構成法
3: トークンエコノミー法
4: セルフモニタリング法
5: 社会生活技能訓練〈SST〉
作動記憶〈ワーキングメモリー〉の説明として適切なのはどれか。
1: 数日間保持される。
2: 非宣言的記憶の1つである。
3: 技能の記憶として機能する。
4: 生活史の記憶として機能する。
5: 情報の処理と保持を同時に行う。
Eriksonによる発達段階で学童期に獲得すべき課題はどれか。
1: 勤勉性
2: 積極性
3: 自律性
4: 親密性
5: 同一性
中学生の心理発達における特徴はどれか。
1: 性の相違を理解する。
2: 自我同一性が完成する。
3: 教師や指導者に従順である。
4: 第二次性徴への戸惑いがある。
5: 友人関係より親子関係を重視する。
訓練療法でないのはどれか。
1: 森田療法
2: シェイピング
3: 認知行動療法
4: 系統的脱感作法
5: 来談者中心療法
無意識的な葛藤を洞察して精神症状を和らげようとするのはどれか。
1: 催眠療法
2: 行動療法
3: 芸術療法
4: 自律訓練法
5: 精神分析療法
意識することなく再生される記憶はどれか。
1: 即時記憶
2: 意味記憶
3: 近時記憶
4: 手続き記憶
5: エピソード記憶
Eriksonによる発達段階で老年期に獲得すべき課題はどれか。
1: 親密
2: 統合
3: 勤勉
4: 自律
5: 同一性
模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。
1: 内観療法
2: 箱庭療法
3: 森田療法
4: 認知行動療法
5: 支持的精神療法
自分自身が受け入れることができない衝動・観念を、他の人が持っているとする防衛機制はどれか。
1: 反動形成
2: 合理化
3: 否認
4: 投影
5: 抑圧
老年期における精神保健上の問題として適切なのはどれか。
1: 緘黙
2: 同一性拡散
3: 社会的孤立
4: 空の巣症候群
5: モラトリアム
行動療法の技法でないのはどれか。
1: 精神分析
2: 系統的脱感作法
3: 曝露反応妨害法
4: トークンエコノミー法
5: バイオフィードバック法
語の流暢性課題を含む検査はどれか。
1: MMPI
2: MMSE
3: WCST
4: HDS-R
5: Rorschachテスト
転移・逆転移で適切なのはどれか。
1: 転移は逆転移を誘発する。
2: 陰性転移の解釈は避ける。
3: 逆転移は治療の阻害因子となる。
4: 逆転移は治療者の意識的反応である。
5: 心理治療の目標は陽性転移の出現である。
「自分が幼稚園に行っている間にお母さんがいなくなってしまう」と思いこみ、登園をしぶる心理はどれか。
1: 退行
2: 抑圧
3: 置き換え
4: 反動形成
5: 分離不安
遅延再生を含まないのはどれか。
1: リバーミード行動記憶検査〈RBMT〉
2: Mini Mental State Examination〈MMSE〉
3: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール〈HDS-R〉
4: Rey Auditory Verbal Learning Test〈RAVLT〉
5: Raven’s Colored Progressive Matrices〈RCPM〉