第53回午前第80問の類似問題

第41回午後:第60問

古典的条件付けに基づく行動療法はどれか。  

1: 自律訓練法

2: 認知行動療法

3: 系統的脱感作

4: バイオフィードバック法

5: トークン(代用貨幣)エコノミー法

第56回午後:第81問

オペラント条件付けが用いられる認知行動療法の技法はどれか。  

1: 系統的脱感作法

2: 漸進的筋弛緩法

3: 暴露反応妨害法

4: フラッディング法

5: トークンエコノミー法

  • 答え:5
  • 解説:オペラント条件付けは、学習者の自発的で意図的な反応の増大や低減を学習目標として行われる手続きであり、認知行動療法の技法の中でトークンエコノミー法が該当します。
  • 系統的脱感作法は消去理論を用いており、リラックスした状態で低い不安から段階的に刺激を与えていく方法であるが、オペラント条件付けは用いられていない。
  • 漸進的筋弛緩法は、筋肉の緊張状態をコントロールし、その状態を観察し学習する療法であるが、オペラント条件付けは用いられていない。
  • 暴露反応妨害法は、強迫性障害やパニック障害に対する認知行動療法であり、消去理論を用いて不安に患者自身を曝すことで徐々にその状況に慣れさせる反面、強迫行為自体を我慢して行わないようにする方法であるが、オペラント条件付けは用いられていない。
  • フラッディング法は消去理論を用いており、患者を不安や恐怖場面に曝露して、その時間を次第に延長していく方法であるが、オペラント条件付けは用いられていない。
  • トークンエコノミー法は、オペラント条件付けに基づく行動療法であり、患者が望ましい行動をとった場合、直ちにそれを強化する効果があるため、正しい選択肢である。
  • 科目:臨床心理学
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第46回午後:第81問

学習理論に基づく技法を用いた療法はどれか。  

1: 内観療法

2: 箱庭療法

3: 交流分析

4: 認知行動療法

5: 精神分析療法

第43回午後:第62問

学習理論に基づいた治療法はどれか。  

1: 心理劇

2: 内観療法

3: 森田療法

4: 自律訓練

5: 生活技能訓練

第52回午前:第80問

行動療法の技法でないのはどれか。  

1: 精神分析

2: 系統的脱感作法

3: 曝露反応妨害法

4: トークンエコノミー法

5: バイオフィードバック法

第53回午後:第80問

訓練療法でないのはどれか。  

1: 森田療法

2: シェイピング

3: 認知行動療法

4: 系統的脱感作法

5: 来談者中心療法

  • 答え:5
  • 解説:訓練療法は、患者が自分の症状や行動を改善するために特定の技術や方法を習得することを目的とした療法です。選択肢の中で、訓練療法でないものは来談者中心療法です。
  • 森田療法は訓練療法の一種で、患者が自己の症状を受け入れることができるように訓練する方法です。不安や恐怖を抱える患者に対して、症状をあるがままに受け入れることで、症状の改善を目指します。
  • シェイピングは訓練療法の一種で、最終的に目標とする行動を獲得するために、行動を小さなステップに分けて段階的な獲得を促す方法です。これにより、患者は徐々に目標行動に近づくことができます。
  • 認知行動療法は行動療法の一種で、患者の考え方の偏りを矯正することで症状を改善しようとする方法です。認知と行動の両面からアプローチし、患者がより適切な考え方や行動を身につけることを目指します。
  • 系統的脱感作法は訓練療法の一種で、リラックスした状態で低い不安から段階的に刺激を与えていく方法です。これにより、患者は徐々に不安や恐怖を克服することができます。
  • 来談者中心療法は洞察療法の一種で、患者の話に傾聴し、患者が自分自身で洞察を得るように導いていく方法です。訓練療法とは異なり、患者が自らの内面を理解し、自己変革を促すことを目的としています。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第62問

無意識過程の意識化と洞察を図る治療法はどれか。  

1: 森田療法

2: 内観療法

3: 精神分析療法

4: 認知行動療法

5: 来談者中心療法

第51回午前:第81問

技法としてホームワーク<宿題>を用いるのはどれか。  

1: 内観療法

2: 森田療法

3: 現存在分析

4: 認知行動療法

5: 精神分析療法

第47回午後:第81問

系統的脱感作法が用いられる心理療法はどれか。  

1: 森田療法

2: 集団精神療法

3: 精神分析療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第45回午前:第81問

模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。  

1: 森田療法

2: 交流分析

3: 内観療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第36回午後:第59問

誤っている組合せはどれか。  

1: 内観療法-自己観察

2: 森田療法-絶対臥褥

3: オペラント条件付け-自律訓練法

4: 集団精神療法-相互交流

5: 精神分析療法-自由連想法

第57回午前:第99問

疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。  

1: PTSD ── 電気けいれん療法

2: 心気障害 ── 持続エクスポージャー法

3: 解離性健忘 ── 自律訓練法

4: 強迫性障害 ── 暴露反応妨害法

5: 身体化障害 ── 系統的脱感作法

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、疾患とそれに対応する治療法を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、強迫性障害と暴露反応妨害法です。
  • PTSDの治療法には、持続エクスポージャー療法、認知行動療法、ストレスマネジメントなどがありますが、電気けいれん療法は適応ではありません。電気けいれん療法は、双極性障害や統合失調症などの気分障害に適応される治療法です。
  • 心気障害の治療法には、薬物療法や森田療法がありますが、持続エクスポージャー法は適応ではありません。持続エクスポージャー法は、不安症やPTSD、強迫症などに適応される治療法です。
  • 解離性健忘の治療法には、イメージ法、呼吸法、筋弛緩法などのリラクセーション法が用いられますが、自律訓練法は適応ではありません。自律訓練法は、心身症や神経症に適応される治療法です。
  • 強迫性障害の治療法には、認知行動療法、暴露反応妨害法、フラッディング法などが用いられます。このため、強迫性障害と暴露反応妨害法の組み合わせは正しいです。また、薬物療法も使用されることがあります。
  • 身体化障害の治療法には、薬物療法や認知行動療法、自助グループなどの集団精神療法が有効ですが、系統的脱感作法は適応ではありません。系統的脱感作法は、恐怖症や不安障害に適応される治療法です。
  • 科目:精神障害と臨床医学
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第44回午後:第62問

系統的脱感作法はどの心理治療に分類されるか。  

1: 森田療法

2: 集団精神療法

3: 精神分析療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第48回午後:第81問

精神療法とその技法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 精神分析 − あるがまま

2: 内観療法 − 自由連想法

3: 認知療法 − 自動思考

4: 箱庭療法 − 造園作業

5: 森田療法 − 身調べ

第45回午後:第81問

心理療法で正しいのはどれか。  

1: 陽性転移の出現を目標とする。

2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。

3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。

4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。

5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。

第54回午後:第81問

心理療法で正しいのはどれか。  

1: 陽性転移の出現を目標とする。

2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。

3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。

4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。

5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、心理療法に関する正しい選択肢を選ぶことが求められています。正しい選択肢は5で、バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法であることが正しいです。
  • 陽性転移は患者から治療者に向けられる陽性感情ですが、心理療法の目標ではありません。したがって、この選択肢は正しくありません。
  • 逆転移は治療者から患者への無意識的な感情であり、治療者は逆転移に注意し自己洞察が必要です。ただし、逆転移を認識したからといって治療を中止する必要はありません。この選択肢は誤りです。
  • 自律訓練法は自己催眠法の一種で、全身の弛緩状態を作り出せるようにし、生理的な身体機能の調整や心理的な自己統制を行うものです。不安階層表は曝露法で用いられるため、この選択肢は間違いです。
  • 統合失調症急性期では安静・休養が主となり、亜急性期から作業療法などの介入が始まります。しかし、休息援助や基本的生活リズムの回復が課題となるため、絵画療法などの自己洞察を含む作業は原則行われません。この選択肢は正しくありません。
  • バイオフィードバックは、心拍数や血圧、呼吸、体温などの生理現象を連続的に記録し、好ましい変化が生じた場合に信号を出して被検者に知らせ、その信号を持続させるように練習させるものです。オペラント条件付けの原理を用いた治療法であるため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:臨床心理学
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第56回午前:第42問

うつ病患者に行った訓練を表に示す。あてはまる訓練法はどれか。 

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1: コラム法

2: 自己教示法

3: 行動活性化法

4: ポジティブ日誌

5: アサーショントレーニング

第43回午前:第78問

疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。  

1: 認知症 - 催眠療法

2: 人格障害 - 森田療法

3: 統合失調症 - 回想法

4: 気分障害 - 認知行動療法

5: 発達障害 - 自律訓練法

第52回午後:第81問

模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。  

1: 内観療法

2: 箱庭療法

3: 森田療法

4: 認知行動療法

5: 支持的精神療法

第50回午後:第81問

訓練療法はどれか。  

1: 催眠療法

2: 絵画療法

3: 森田療法

4: 精神分析療法

5: 来談者中心療法