前癌病変になる進行性病変はどれか。
1: 萎 縮
2: 肥 大
3: 変 性
4: 異形成
5: アポトーシス
食道癌について正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 腺癌が90%を占める。
3: リンパ行性転移は稀である。
4: 飲酒・喫煙は発症に関与する。
5: 中部食道よりも下部食道の発症率が高い。
がんについて正しいのはどれか。
1: 環境は発生要因である。
2: 緩和ケアは術後に開始する。
3: 年齢調整死亡率は上昇している。
4: 一つのがん抑制遺伝子により発症する。
5: 我が国のがん死亡数は胃癌が最も多い。
骨転移を最も生じやすいのはどれか。
1: 胃 癌
2: 肝臓癌
3: 前立腺癌
4: 大腸癌
5: 膀胱癌
悪性腫瘍はどれか。
1: 下垂体腺腫
2: 頭蓋咽頭腫
3: 神経鞘腫
4: 膠芽腫
5: 髄膜腫
多発性骨髄腫にみられるのはどれか。
1: 肝障害
2: 病的骨折
3: 赤血球増多
4: 血清総蛋白量減少
5: 低カルシウム血症
がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 膀胱癌 ── ヘリコバクター・ピロリ菌
2: 肝細胞癌 ── B型肝炎ウイルス
3: 子宮頸癌 ── ヒトパピローマウイルス
4: 成人T細胞白血病 ── Epstein Barrウイルス
5: 慢性骨髄性白血病 ── HTLV-I
悪性リンパ腫について正しいのはどれか。
1: 腫瘤形成は稀である。
2: 多発性骨髄腫はT細胞に由来する。
3: B細胞性リンパ腫が15%を占める。
4: 非ホジキンリンパ腫が5%を占める。
5: リンパ球を発生母体とする腫瘍である。
小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
1: 腺腫
2: 髄膜腫
3: 血管芽腫
4: 神経膠腫
5: 神経鞘腫
食道癌で正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 高血圧は危険因子である。
3: 好発部位は頸部食道である。
4: 組織型は扁平上皮癌が多い。
5: ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する。
悪性腫瘍細胞の特徴で誤っているのはどれか。
1: 増殖が速い。
2: 核分裂が多い。
3: 染色体異常が多い。
4: 核/細胞質比が小さい。
5: 未分化型は悪性度が高い。
良性の骨軟部腫瘍はどれか。
1: 脊索腫
2: 軟骨肉腫
3: 血管内皮腫
4: 海綿状血管腫
5: 多発性骨髄腫
多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
1: 貧血
2: 腎障害
3: 易感染性
4: 病的骨折
5: 低カルシウム血症
骨肉腫で正しいのはどれか。
1: 肺転移が多い。
2: 運動時痛は少ない。
3: 壮年期に好発する。
4: 大腿骨近位に発生が多い。
5: 血中アルカリフォスファターゼが低下する。
脳腫瘍とその症状の組合せで正しいのはどれか。
1: 下垂体腺腫―両耳側半盲
2: 視神経膠腫―てんかん発作
3: 髄芽腫―下垂体機能不全
4: 聴神経鞘腫―尿崩症
5: 頭蓋咽頭腫―難聴
乳癌について正しいのはどれか。
1: 月経前に疼痛が増悪する。
2: 好発部位は乳房の外側上部である。
3: 好発年齢は20歳代である。
4: 5年生存率は40%前後である。
5: 我が国における発症率は欧米の3倍である。
胃癌について正しいのはどれか。
1: 噴門部に好発する。
2: 放射線療法が有効である。
3: 組織型で最も多いのは腺癌である。
4: 我が国では発症率が増加している。
5: 我が国の悪性腫瘍による死因の第一位である。
胃全摘出術後に起こりやすいのはどれか。
1: 脱水
2: 貧血
3: 脂肪便
4: 出血傾向
5: 低蛋白血症
大腸癌について誤っているのはどれか。
1: 食生活が発症に影響する。
2: 組織型は腺癌が最も多い。
3: 転移は肺転移が最も多い。
4: 我が国では胆管癌より有病率が高い。
5: 便潜血陽性が診断上重要な所見である。
扁平上皮癌の特徴はどれか。
1: 粘液を産生する。
2: 神経組織に由来する。
3: 複数の胚葉成分を含む。
4: 細胞は相互に結合している。
5: 細胞間に間質成分がみられる。