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第7回午前の過去問

国試第7回午前:第1問

デング熱の伝播動物はどれか。

1:ハエ
2:アブ
3:ノミ
4:ダニ
5:

国試第7回午前:第2問

臨床工学技士として行うことのできる医療行為はどれか。

1:静脈からの採血
2:処方せん発行
3:気菅内挿管
4:手術室における心電図モニダ連極の装着
5:診断目的の心電図検査

国試第7回午前:第3問

血栓の発生条件として正しいのはどれか。

a:血管内面に病変が存在する。
b:血漿トリグリセライドが低値である。
c:赤血球数が減少している。
d:血流のうっ滞がある。
e:血液の凝固性が高まっている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第4問

副交感神経の作用はどれか。

1:瞳孔散大
2:涙腺分泌促進
3:心拍数増加
4:胃運動抑制
5:冠動脈拡張

国試第7回午前:第5問

正しい組合せはどれか。

a:成長ホルモン ――――――――― 血糖値低下
b:甲状腺刺激ホルモン ―――――― 甲状腺濾胞の減少
c:プロラクチン ――――――――-― 乳汁分泌
d:オキシトシン ――――――――― 子宮筋収縮
e:糖質コルチコイド ――――――― ストレス
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第6問

誤っているのはどれか。

a:自律神経の中枢は脳・脊髄にある。
b:自律神経の作用は反射的、無意識的である。
c:交感神経と副交感神経とは協調して自律神経の働きを増幅する。
d:骨格筋の運動は自律神経により支配されている。
e:心筋の運動は自律神経により支配されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第7問

正しいのはどれか。

a:心臓に分布する動脈の枝の間には多くの吻合がある。
b:手・足の指先には動静脈吻合がある。
c:門脈が閉塞すると血液は側副路を通って心臓にもどる。
d:肺動脈は肺の組織を養う血管である。
e:下大静脈には静脈弁があって、血液の逆流を防いでいる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第8問

誤っているのはどれか。

a:バセドー(Basedow)病は甲状腺の機能亢進による。
b:末端肥大症は下垂体中間部の異常による。
c:糖尿病は肝臓のクッパー(Kupffer)星細胞の異常による。
d:褐色細胞腫は副腎髄質にできる腫瘍である。
e:クッシング(Cushing)症侯群は副腎皮質の機能亢進による。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第9問

正しいのはどれか。

a:ダウン(Down)症侯群では21番目の常染色体が3本存在する。
b:ターナー(Tumer)症侯群は性染色体の異常により起こる。
c:クラインフェルター(Klinefelter)症侯群は常染色体の異常により起こる。
d:口蓋裂は上口唇が癒合しない奇形である。
e:妊婦が風疹に感染すると胎児に奇形が発生しやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第10問

正しいのはどれか。

a:心筋は損傷を受けても再生し、もと通りになる。
b:運動をすると筋肉は肥大する。
c:肝臓は一部切除しても、もとの大きさに回復する。
d:老人の脳は萎縮する傾向にある。
e:炎症の4主徴の一つに変性がある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第11問

Winslowの公衆衛生の定義について正しいのはどれか。

a:疾病を予防する科学であり、技術である。
b:社会的弱者に対し、政府が代わって援助の手を差しのべる。
c:危険の分散化で、その危険に陥った人の費用を負担する仕組みである。
d:生命を延長する科学であり、技術である。
e:組織だった地域社会の努力によるものである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第12問

WHOのいうへルスプロモーションについて正しいのはどれか。

a:一次予防の一つである。
b:生活習慣を健康的なものに変えていくことである。
c:環境を健康的なものにすることである。
d:保健の領域にとどまっていたのでは達成されない。
e:集団検診による疾病の早期発見である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第13問

老人保健法の保健事業について正しいのはどれか。

a:健康手帳の交付
b:予防接種
c:救急医療
d:栄養指導
e:訪問指導
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第14問

労働安全衛生法で定める管理体制を構成するのはどれか。

a:保健委員会
b:保健婦
c:産業医
d:衛生委員会
e:環境衛生監視員
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第15問

正しいのはどれか。

a:下大静脈血栓は肺塞栓症の原因となる。
b:虚血性心疾患は心筋の一部に血液の供給が不足するために起こる。
c:漏出性出血では形態学的に血管に破綻が認められない。
d:肝癌に食道静脈瘤が合併することはほとんどない。
e:心筋梗塞の原因として大動脈弁に生じた疣贅がはがれて冠動脈を閉塞する場合が多い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第16問

脳の正中断を図に示す。①~③の条件を同時に満たす部位はどれか。①脳神経が出ている。②自律神経の中枢がある。③循環、消化および呼吸など生命活動に重要な中枢がある。

7AM16-0
1:
2:
3:
4:
5:

国試第7回午前:第17問

先天性心疾患はどれか。

a:ファロー四徴症
b:心房中隔欠損症
c:僧帽弁狭窄症
d:うっ血性心不全
e:大血管転位症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第18問

徐脈となるのはどれか。

a:心房細動
b:房室ブロック
c:sick sinus症侯群
d:心房粗動
e:WPW症侯群
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第19問

右室の前負荷の指標となるのはどれか。

1:中心静脈圧
2:肺動脈楔入圧
3:肺静脈圧
4:左房圧
5:動脈圧

国試第7回午前:第20問

続発性腎疾患はどれか。

a:IgA腎症
b:骨髄腫腎
c:糖尿病性腎症
d:紫斑病性腎炎
e:急性進行性糸球体腎炎
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第21問

腎前性急性腎不全の原因となるのはどれか。

a:敗血症
b:心不全
c:高Ca血症
d:前立腺肥大
e:水銀中毒
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第22問

腎・尿路系について誤っているのはどれか。

a:尿管膀胱移行部が正常でも膀胱内尿は尿管へ逆流する。
b:腎細胞癌(Grawitz tumor)は小児に多い。
c:重複尿管は先天性異常として認められる。
d:急性腎孟腎炎は上行性感染によることが多い。
e:膀胱炎は男性より女性に起こりやすい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第23問

疾患と検査との組合せで適切でないのはどれか。

1:脳腫瘍―――――――――――MRI検査
2:ギランバレー症侯群―――――神経伝導速度検査
3:脳炎――――――――――――髄液検査
4:真性てんかん――――――――超音波検査
5:筋萎縮性側索硬化症―――――筋電図検査

国試第7回午前:第24問

正しいのはどれか。

a:鉄欠乏性貧血は女性に多い。
b:溶血性貧血では血尿をみることが多い。
c:特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では関節腔内の出血をみることが多い。
d:慢性骨髄性白血病(CML)では著明な脾踵をみることが多い。
e:多発性骨髄腫では骨折をみることが多い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第25問

健常成人男子の血液について正常範囲内にあるのはどれか。

a:赤血球数は250万/μlである。
b:赤血球の直径は1μmである。
c:へマトクリット値は45%である。
d:白血球数は7000/μlである。
e:血小板数は25万/μlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第26問

すべての病原微生物に殺菌効果があるのはどれか。

a:エチレンオキサイドガス(EOG)
b:ヨードチンキ
c:グルタールアルデヒド
d:クロルヘキシジン(ヒビテン)
e:逆性石けん
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第27問

正しいのはどれか。

a:慢性肝炎は肝硬変に移行することはない。
b:劇症肝炎では血漿交換は無効である。
c:A型肝炎ウイルスはRAN型ウイルスである。
d:B型肝炎には保ウイルス者(carrier)が存在する。
e:C型肝炎は非経口的に感染する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第28問

健常成人で正しいのはどれか。

a:血漿たんぱく量は血漿100ml中約3gである。
b:赤血球の平均寿命は約120日である。
c:赤血球沈降速度は2~6mm/時間である。
d:循環血液量は体重の約8%である。
e:血液ヘモグロビン量は30~35g/dlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第29問

心筋梗塞の危険因子となるのはどれか。

a:糖尿病
b:高脂血症
c:リウマチ熱
d:血小板無力症
e:肥満
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第30問

うっ血性心不全の対策として誤っているのはどれか。

1:安静
2:食塩制限
3:ジギタリス剤の投与
4:血管拡張薬の投与
5:輸血

国試第7回午前:第31問

血液ガスについて誤っているのはどれか。

a:二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。
b:肺動脈血酸素分圧の正常値は90mmHgである。
c:窒素はすべて物理的に溶解している。
d:酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。
e:二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第32問

正しいのはどれか。

a:成長ホルモンの分泌亢進はくる病を起こす。
b:ACTHは副腎皮質ホルモンの分泌を促す。
c:脳下垂体のホルモン分泌は視床下部の調節を受ける。
d:褐色細胞腫は低血圧の原因となる。
e:アルドステロンの分泌低下症をアルドステロン症という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第33問

先天性代謝異常症はどれか。

1:レイノー病
2:フェニルケトン尿症
3:アルドステロン症
4:エリテマトーデス
5:アトピー性皮膚炎

国試第7回午前:第34問

肝・胆道機能検査として有用でないのはどれか。

1:シンチグラフィ
2:超音波検査
3:エックス線CT
4:内視鏡検査
5:横隔膜筋電図

国試第7回午前:第35問

適切でない組合せはどれか。

1:上腹手術後合併症 ――――― 無気肺
2:心内膜炎 ――――――――― 肺塞栓症
3:未熟児 ―――――――――― 肝硬変
4:緊張性気胸 ―――――――― 循環不全
5:敗血症 ―――――――――― 多臓器不全

国試第7回午前:第36問

び漫性汎細気管支炎との関係の少ないのはどれか。

1:慢性の膿性痰
2:副鼻腔炎
3:上大静脈症侯群
4:気道攣縮
5:緑膿菌感染

国試第7回午前:第37問

法制上届出を必要としないのはどれか。

1:細菌性食中毒
2:異型肺炎
3:肺結核
4:破傷風
5:梅毒

国試第7回午前:第38問

院内感染で注目されているMRSAはどれか。

1:クラミジア
2:エイズウイルス
3:結核菌
4:緑膿菌
5:ブドウ球菌

国試第7回午前:第39問

ARDS(成人呼吸窮迫症侯群)について正しいのはどれか。

a:胸部エックス線写真で肺水腫状陰影が全肺野にみられる。
b:心不全による肺水腫の一種である。
c:高二酸化炭素血症が特徴的である。
d:著しい低酸素血症がみられる。
e:敗血症は病因の一つにあげられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第40問

関連の深い組合せはどれか。

a:間質性肺炎 ―――――――― 放射線治療
b:胸膜中皮腫 ―――――――― 石綿
c:夏型過敏性肺炎 ―――――― 烏の排泄物
d:じん肺 ―――――――――― ハウスダスト
e:肺癌 ――――――――――― 喫煙
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第41問

正しいのはどれか。

a:基礎代謝量は体表面積に比例する。
b:成人男子の基礎代謝量は約1500kcal/日である。
c:成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。
d:甲状腺ホルモンは交感神経活動を抑制する。
e:アドレナリンは副腎皮質から分泌される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第42問

高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)について正しいのはどれか。

a:2絶対気圧以上に加圧する。
b:蒸気温を120°C以上にする。
c:すべての微生物を死滅させるには60分以上を必要とする。
d:前真空工程は滅菌効果には影響がない。
e:乾熱滅菌に比して短時間で滅菌できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第43問

エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌について誤っているのはどれか。

1:高熱に耐えられない器具に用いられる。
2:傲生物たんぱくのアルキル化を阻止する。
3:高圧蒸気滅菌よりも長時間を要する。
4:EOGの人体への毒性は弱い。
5:滅菌後はエアレーションを行う。

国試第7回午前:第44問

薬剤の組合せで正しいのはどれか。

a:催眠鎮静薬 ――――― ドパミン
b:抗痙攣薬 ―――――― ケタミン
c:降圧薬 ――――――― カルシウム拮抗薬
d:抗不整脈薬 ――――― リドカイン
e:抗凝血薬 ―――――― ヘパリン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第45問

麻酔器について正しいのはどれか。

a:笑気はボンベ内では気体である。
b:ソーダライムは二酸化炭素を吸収する。
c:笑気が単独では流れない安全装置がある。
d:回路内には一方向弁がある。
e:半閉鎖式回路では10l/分以上のガスが必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第46問

麻酔中のモニタで誤っている組合せはどれか。

1:心電図 ――――――――――――― 心筋の変力作用
2:パルスオキシメータ ―――――――-- 動脈血酸素飽和度
3:肺動脈楔入圧 ―――――――――― 左心機能
4:誘発筋電図 ――――――――――― 筋弛緩薬の作用
5:カプノグラフ ――――――――――-- 空気塞栓症

国試第7回午前:第47問

人工呼吸について正しいのはどれか。

a:1回換気量は成人では10~12ml/kgにする。
b:吸気と呼気との時間の比は1:1にする。
c:動脈血酸素分圧を増すには換気量を増加させる。
d:小児には従量式の人工呼吸器が適している。
e:ARDS(成人呼吸窮迫症侯群)にはPEEP(呼気終末陽圧)を付加する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第48問

正しい組合せはどれか。

a:薬物動態学(pharmacokinetics) -―― 薬物の体内分布
b:新薬の評価 ―――――――――― 二重盲検法
c:薬効評価の倫理 ―――――――― GCP(good clinicpractice)
d:プラセボ ―――――――-------― QOL(quality of life)
e:薬効の心理的効果 ―――-― TDM(therapeutic drug monitoring)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第49問

正しいのはどれか。

a:物体に重量という力を生じさせる加速度を重量加速度と呼ぶ。
b:加速度αで運動している質量mの物体を静止させるのに必要な力はm/αである。
c:重りを机の上に置いた場合、机が重りを支える力を反作用という。
d:物体にいくつかの力が同時に加わるとき、それと同じ効果をもつ一つの力を合力という。
e:外部から加わる力の合力が零のとき、物体内部には力は存在しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第50問

応力について正しいのはどれか。

a:作用する力と断面積の積が応力である。
b:応力と圧力は同じ単位で表せる。
c:面の接線方向の応力成分をせん断応力という。
d:弾性係数は単位当りのひずみを与える応力である。
e:穴のあいた板を引っ張ったときに生じる応力はどこでも同じ値である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第51問

正しいのはどれか。

a:変形した物体の長さを変形前の長さで割った値をひずみという。
b:弾性限度を超えてもひずみは応力に正比例する。
c:せん断応力を加えるとせん断ひずみが生じる。
d:せん断弾性係数はヤング率に比例する。
e:荷重を取り除いたあとにも変形が残る性質を粘性という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第52問

ポアソン比とは何か。

1:応力とひずみとの比
2:せん断弾性係数と縦弾性係数との比
3:丸棒を引っ張ったときに生じる直径方向のひずみと軸方向のひずみとの比
4:単振動における振幅と振動数との比
5:ずり応力とずり速度との比

国試第7回午前:第53問

断面積がA、3Aの2本のピストン管をつないで中に水を入れ、細い方のピストンにFの力を加えたとき正しいのはどれか。

a:細い管の中の水の圧力はFを2Aで割った値となる。
b:水の圧力は2本の管の内面すべてに垂直に作用する。
c:太い方のピストンには3Fの力が生じる。
d:太い管の中の水の圧力はFを3Aで割った値となる。
e:水の代わりに油を入れると圧力は高くなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第54問

定常流の定義として正しいのはどれか。

1:ある断面を単位時間内に通過する流体の量が時間的に変化しない。
2:流速がどこでも同じ値をとる。
3:連続の方程式が成り立つ。
4:ずり速度がどこでも同じ値をとる。
5:流線が時間的に変化しない。

国試第7回午前:第55問

正しいのはどれか。

a:平均動脈圧は拡張期圧と収縮期圧との平均値である。
b:動脈圧は拡張期圧と収縮期圧との間を変動する。
c:動脈圧波形は血管の部位によって異なる。
d:動脈圧波形の変化は主に血流速度に起因する。
e:圧脈波の伝搬速度は血流速度に等しい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第56問

x軸の正の向きに一定の進行速度vで進む振幅Aの波について、任意の時刻tにおける任意の点xでの状態がy(x,t)=Asin(ωt-kx)で表されるとき、正しいのはどれか。ただし、fは振動数、λは波長、Tは周期とする。

a:29
b:ω=2πf
c:λ=2πk
d:λ=vf
e:v=λT
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第57問

正しいのはどれか。

a:弾性体中には縦波と横波とが存在し得る。
b:無限に広い弾性体中の縦波と横波とでは、進行速度は同じである。
c:一様な弾性体の棒の中を伝わる縦波の進行速度は、ヤング率が小さいほど速い。
d:弦を伝わる横波の進行速度は、弦を引っ張る張力が弱いほど速い。
e:同一張力で張られた弦を伝わる横波の進行速度は、弦の線密度が小さいほど速い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第58問

正しいのはどれか。

a:熱伝導はあらゆる種類の物質に認められる現象である。
b:銀はダイヤモンドより熱伝導率が大きい。
c:ステンレスは銀より熱伝導率が大きい。
d:熱対流は真空中でも認められる現象である。
e:熱放射は電磁波の形で熱が移動する現象である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第59問

正しいのはどれか。

a:熱力学では熱を力として扱う。
b:熱は低温体から高温体に自ら移動できる。
c:気体の体積と圧力との積はエネルギーの次元をもつ。
d:熱を完全に仕事に変換することはできない。
e:熱機関とは蒸気機関のことである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1:ねじの自立条件を満たすボルトとナットとの組合せは、自然には緩まない締結要素である。
2:ころがり軸受けで摩擦低下の主役をなすのは、軸と軸受けとの間の薄い油膜である。
3:インボリュート曲線は、2軸間の回転速度比を一定に保つための歯車の歯形曲線の一つである。
4:回転・直線運動変換を行うピニオン・ラックにおいて、ラックのインボリュート曲線は直線となる。
5:歯車を組み合せるとき、歯車のモジュールは同じでなければならない。

国試第7回午前:第61問

神経細胞や筋細胞などの興奮性膜の特性を表す用語はどれか。

a:能動輪送
b:粘性係数
c:線形特性
d:活動電位
e:興奮の伝導
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第62問

正しいのはどれか。

a:生体の水分量は重量比で約60%である。
b:血液の粘度は水に比べて小さい。
c:細胞外液は非流動性の液体である。
d:エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e:血漿は弱アルカリ性である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第63問

正しいのはどれか。

a:血漿の物性は白血球数できまる。
b:血液循環は生体内輪送作用の一つである。
c:細胞への物質輸送には組織圧が関係する。
d:細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。
e:生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第64問

骨組織中の超音波の伝搬速度(m/s)はどれか。

1:0.34
2:3.4
3:34
4:340
5:3400

国試第7回午前:第65問

脂肪の導電率が0.5mS/cmであるとして正しい抵抗率はどれか。

1:2Ω・cm
2:20Ω・cm
3:200Ω・cm
4:2kΩ・cm
5:20kΩ・cm

国試第7回午前:第66問

医用ステンレス鋼にモリブデンが含まれる理由として正しいのはどれか。

1:絶縁性を高めて電気的性質を強化する。
2:加工性を高めて機械的性質を強化する。
3:酎熱性を高めて物理的性質を強化する。
4:反射率を高めて光学的性質を強化する。
5:酎食性を高めて化学的性質を強化する。

国試第7回午前:第67問

ハイドロキシアパダイトの主成分の一つとして正しいのはどれか。

1:Fe
2:Ca
3:Na
4:K
5:Si

国試第7回午前:第68問

正しいのはどれか。

a:酸と塩基とを当量ずつ加えて得られる水溶液のpHは常に7となる。
b:同モル濃度の硫酸ナトリウム水溶液と炭酸水素ナトリウム水溶液とを同量混合するとアルカリ性を示す。
c:アンモニア水に塩化アンモニウム水溶液を加えると溶液のpHは小さくなる。
d:pHが3の水溶液を蒸留水で10万倍にうすめるとPHは8となる。
e:弱酸と強塩基との中和反応では弱酸のグラム当量が強塩基のグラム当量より多くないと中和しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第69問

多数の分子が脱水縮合してできるのはどれか。

1:天然ゴム
2:ポリエチレン
3:セルコ一ス
4:ポリプロピレン
5:ポリスチレン

国試第7回午前:第70問

生体埋植材料に対する慢性全身反応でないのはどれか。

a:臓器障害
b:ショック
c:壊死
d:催奇形性
e:免疫異常
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第71問

正しいのはどれか。

a:天然ゴムは止血材として使われている。
b:コラーゲンは動物たんぱくの一つである。
c:人工弁に熱分解カーボンが使われている。
d:人工肺の材料としてポリカーボネートが使われている。
e:セロハンは血液バッグに使われる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第72問

正しいのはどれか。

a:放射線滅菌はプラスチック材料を劣化させない。
b:医用材料は生体適合性と医用機能性とを備えていなければならない。
c:医用材料の安全性は材料側と生体側との両方から考える必要がある。
d:血小板保存用バッグの素材では酸素透過性が重要である。
e:セラミックスは生体活性材料として使用されている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第73問

計測器の校正によって除くことができるのはどれか。

1:偶然誤差
2:過失誤差
3:計測器誤差
4:動誤差
5:個人的誤差

国試第7回午前:第74問

国際単位系(SI)の基本単位でないのはどれか。

1:質量の単位:キログラム
2:力の単位:ニュートン
3:電流の単位:アンペア
4:熱力学的温度の単位:ケルビン
5:物質量の単位:モル

国試第7回午前:第75問

二つの量aおよびbの測定における相対誤差がそれぞれ1.0%、0.2%であるとき、量c=a/bを求める場合に予想される誤差はおよそ何%か。

1:0.6
2:0.8
3:1
4:1.2
5:5

国試第7回午前:第76問

生体計測装置に常に要求されるのはどれか。

a:再現性が高い。
b:患者の安全が脅かされない。
c:無侵襲的である。
d:生体物性値の影響を受けない。
e:多目的に使用できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第77問

正しいのはどれか。

a:熱電対は温度の変化を抵抗値の変化に変換するトランスデューサである。
b:サーミスタは温度を起電力に変換するトランスデューサである。
c:心音計は低周波用、中間周波用、高周波用および人間の聴覚に似た周波数特性を示すものの4種のフィルタを備えている。
d:生体に電流を通じそのインピーダンス変化から生体情報を求める方法をインピーダンス法という。
e:指尖脈波は指先にかけた磁場の変化でとらえられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第78問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a:単極導出を行うとき基準点に置いた電極を装着電極という。
b:皮膚と電極との間に通常、電解質を含んだペーストを用いる。
c:金属電極とぺーストとの間に分極が発生しやすい。
d:分極により発生する分極電圧は10mVを超えることはない。
e:不分極電極として銅(Cu)の表面に硫酸銅(CuSO4)を付着させたものがよく用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第79問

生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。

a:増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。
b:増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。
c:差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。
d:前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。
e:心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第80問

生体電気計測に使用するフィルタについて正しいのはどれか。

a:帯域除去フィルタの代表的なものはハム除去フィルタである。
b:低域遮断フィルタを備えた増幅器をAC増幅器という。
c:集積回路を利用したフィルタを受動フィルタという。
d:静止電位の測定にはAC増幅器を用いなければならない。
e:分極などによる不要な直流成分やドリフトを除去するにはDC増幅器を用いるとよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第81問

心電計について正しいのはどれか。

a:臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。
b:差動増幅器が使われている。
c:標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。
d:ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。
e:His束心電計はBF型である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第82問

心電計の商用交流雑音(ハム)を除くためのフィルタの周波数特性として適切なのはどれか。(ただしfcは商用周波数である。)

7AM82-0

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a:5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。
b:距離分解能は波長より小さくならない。
c:多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。
d:軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。
e:断層像の構成には連続波を用いる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第84問

MRIについて誤っているのはどれか。

1:放射線防護対策が必要である。
2:ペースメーカ植込み患者には禁忌である。
3:T1、T2像は緩和時間の分布像である。
4:プロトンの磁気共鳴現象を利用している。
5:1T以下の磁場強度でも画像が得られる。

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1:外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。
2:検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。
3:着衣のままで検査ができる。
4:レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。
5:腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第7回午前:第86問

エックス線CT検査のCT値とは何か。

1:エックス線吸収率の相対値
2:再構成画像の画素数
3:装置の距離分解能
4:一枚の画像を得る時間
5:透過したエックス線の強度

国試第7回午前:第87問

正しいのはどれか。

a:PET(ポジトロンCT)は広く一般病院で利用されている。
b:RI物質を用いて代謝過程を観測することができる。
c:ガンマカメラはシンチレーションカメラとも呼ばれる。
d:NaIはガンマ線を吸収すると光を発生する。
e:SPECT(シングルフォトンCT)では陽電子放出核種を利用している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第88問

心臓の弁の動きをリアルタイム(実時間)でみるのによい方法はどれか。

1:PET(ポジトロンCT)
2:MRI
3:超音波エコー断層法
4:エックス線CT
5:デジダルラジオグラフィ

国試第7回午前:第89問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a:血液ガス分析用の採血には抗凝固薬としてクエン酸塩を使う。
b:血液ガス分析装置の校正は通常、3点校正で行う。
c:pH電極にはナイロン膜が用いられる。
d:PO2電極にはポリプロピレン膜が用いられる。
e:PCO2電極にはテフロン膜が用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第90問

心拍出量の測定について正しいのはどれか。

a:色素希釈法の指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。
b:指示薬希釈法では心拍出量の連続測定はできない。
c:熱希釈法にはスワンガンツカテーテルを使用する。
d:熱希釈法では加熱した5%ブドウ糖液を右心房に注入する。
e:熱希釈法は色素希釈法に比べて繰り返し測定がむつかしい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e