デング熱の伝播動物はどれか。
1: ハエ
2: アブ
3: ノミ
4: ダニ
5: カ
臨床工学技士として行うことのできる医療行為はどれか。
1: 静脈からの採血
2: 処方せん発行
3: 気菅内挿管
4: 手術室における心電図モニダ連極の装着
5: 診断目的の心電図検査
正しいのはどれか。
a: 心筋は損傷を受けても再生し、もと通りになる。
b: 運動をすると筋肉は肥大する。
c: 肝臓は一部切除しても、もとの大きさに回復する。
d: 老人の脳は萎縮する傾向にある。
e: 炎症の4主徴の一つに変性がある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
Winslowの公衆衛生の定義について正しいのはどれか。
a: 疾病を予防する科学であり、技術である。
b: 社会的弱者に対し、政府が代わって援助の手を差しのべる。
c: 危険の分散化で、その危険に陥った人の費用を負担する仕組みである。
d: 生命を延長する科学であり、技術である。
e: 組織だった地域社会の努力によるものである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
WHOのいうへルスプロモーションについて正しいのはどれか。
a: 一次予防の一つである。
b: 生活習慣を健康的なものに変えていくことである。
c: 環境を健康的なものにすることである。
d: 保健の領域にとどまっていたのでは達成されない。
e: 集団検診による疾病の早期発見である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
老人保健法の保健事業について正しいのはどれか。
a: 健康手帳の交付
b: 予防接種
c: 救急医療
d: 栄養指導
e: 訪問指導
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
労働安全衛生法で定める管理体制を構成するのはどれか。
a: 保健委員会
b: 保健婦
c: 産業医
d: 衛生委員会
e: 環境衛生監視員
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 下大静脈血栓は肺塞栓症の原因となる。
b: 虚血性心疾患は心筋の一部に血液の供給が不足するために起こる。
c: 漏出性出血では形態学的に血管に破綻が認められない。
d: 肝癌に食道静脈瘤が合併することはほとんどない。
e: 心筋梗塞の原因として大動脈弁に生じた疣贅がはがれて冠動脈を閉塞する場合が多い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液ガスについて誤っているのはどれか。
a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。
b: 肺動脈血酸素分圧の正常値は90mmHgである。
c: 窒素はすべて物理的に溶解している。
d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。
e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
法制上届出を必要としないのはどれか。
1: 細菌性食中毒
2: 異型肺炎
3: 肺結核
4: 破傷風
5: 梅毒
薬剤の組合せで正しいのはどれか。
a: 催眠鎮静薬 ――――― ドパミン
b: 抗痙攣薬 ―――――― ケタミン
c: 降圧薬 ――――――― カルシウム拮抗薬
d: 抗不整脈薬 ――――― リドカイン
e: 抗凝血薬 ―――――― ヘパリン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しい組合せはどれか。
a: 薬物動態学(pharmacokinetics) -―― 薬物の体内分布
b: 新薬の評価 ―――――――――― 二重盲検法
c: 薬効評価の倫理 ―――――――― GCP(good clinicpractice)
d: プラセボ ―――――――-------― QOL(quality of life)
e: 薬効の心理的効果 ―――-― TDM(therapeutic drug monitoring)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 物体に重量という力を生じさせる加速度を重量加速度と呼ぶ。
b: 加速度αで運動している質量mの物体を静止させるのに必要な力はm/αである。
c: 重りを机の上に置いた場合、机が重りを支える力を反作用という。
d: 物体にいくつかの力が同時に加わるとき、それと同じ効果をもつ一つの力を合力という。
e: 外部から加わる力の合力が零のとき、物体内部には力は存在しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: ねじの自立条件を満たすボルトとナットとの組合せは、自然には緩まない締結要素である。
2: ころがり軸受けで摩擦低下の主役をなすのは、軸と軸受けとの間の薄い油膜である。
3: インボリュート曲線は、2軸間の回転速度比を一定に保つための歯車の歯形曲線の一つである。
4: 回転・直線運動変換を行うピニオン・ラックにおいて、ラックのインボリュート曲線は直線となる。
5: 歯車を組み合せるとき、歯車のモジュールは同じでなければならない。
正しいのはどれか。
a: 酸と塩基とを当量ずつ加えて得られる水溶液のpHは常に7となる。
b: 同モル濃度の硫酸ナトリウム水溶液と炭酸水素ナトリウム水溶液とを同量混合するとアルカリ性を示す。
c: アンモニア水に塩化アンモニウム水溶液を加えると溶液のpHは小さくなる。
d: pHが3の水溶液を蒸留水で10万倍にうすめるとPHは8となる。
e: 弱酸と強塩基との中和反応では弱酸のグラム当量が強塩基のグラム当量より多くないと中和しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 熱電対は温度の変化を抵抗値の変化に変換するトランスデューサである。
b: サーミスタは温度を起電力に変換するトランスデューサである。
c: 心音計は低周波用、中間周波用、高周波用および人間の聴覚に似た周波数特性を示すものの4種のフィルタを備えている。
d: 生体に電流を通じそのインピーダンス変化から生体情報を求める方法をインピーダンス法という。
e: 指尖脈波は指先にかけた磁場の変化でとらえられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。
a: 単極導出を行うとき基準点に置いた電極を装着電極という。
b: 皮膚と電極との間に通常、電解質を含んだペーストを用いる。
c: 金属電極とぺーストとの間に分極が発生しやすい。
d: 分極により発生する分極電圧は10mVを超えることはない。
e: 不分極電極として銅(Cu)の表面に硫酸銅(CuSO4)を付着させたものがよく用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。
a: 増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。
b: 増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。
c: 差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。
d: 前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。
e: 心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体電気計測に使用するフィルタについて正しいのはどれか。
a: 帯域除去フィルタの代表的なものはハム除去フィルタである。
b: 低域遮断フィルタを備えた増幅器をAC増幅器という。
c: 集積回路を利用したフィルタを受動フィルタという。
d: 静止電位の測定にはAC増幅器を用いなければならない。
e: 分極などによる不要な直流成分やドリフトを除去するにはDC増幅器を用いるとよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
サーモグラフィについて正しいのはどれか。
1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。
2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。
3: 着衣のままで検査ができる。
4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。
5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。
エックス線CT検査のCT値とは何か。
1: エックス線吸収率の相対値
2: 再構成画像の画素数
3: 装置の距離分解能
4: 一枚の画像を得る時間
5: 透過したエックス線の強度
正しいのはどれか。
a: PET(ポジトロンCT)は広く一般病院で利用されている。
b: RI物質を用いて代謝過程を観測することができる。
c: ガンマカメラはシンチレーションカメラとも呼ばれる。
d: NaIはガンマ線を吸収すると光を発生する。
e: SPECT(シングルフォトンCT)では陽電子放出核種を利用している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液ガス分析について正しいのはどれか。
a: 血液ガス分析用の採血には抗凝固薬としてクエン酸塩を使う。
b: 血液ガス分析装置の校正は通常、3点校正で行う。
c: pH電極にはナイロン膜が用いられる。
d: PO2電極にはポリプロピレン膜が用いられる。
e: PCO2電極にはテフロン膜が用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心拍出量の測定について正しいのはどれか。
a: 色素希釈法の指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。
b: 指示薬希釈法では心拍出量の連続測定はできない。
c: 熱希釈法にはスワンガンツカテーテルを使用する。
d: 熱希釈法では加熱した5%ブドウ糖液を右心房に注入する。
e: 熱希釈法は色素希釈法に比べて繰り返し測定がむつかしい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e