多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
1: 貧血
2: 腎障害
3: 易感染性
4: 病的骨折
5: 低カルシウム血症
ボツリヌス毒素を用いた治療で、効果の一般的な持続期間はどれか。
1: 1~3日
2: 1~3週間
3: 3~6か月
4: 1~3年
5: 10年以上
感染症について誤っているのはどれか。
1: 飲食物を介する感染を経口感染という。
2: 感染しても発症しないことを不顕性感染という。
3: 母親から新生児に経母乳性に感染することを水平感染という。
4: 2種類以上の病原体に同時に感染することを混合感染という。
5: 弱毒菌にもかかわらず容易に感染症を起こすことを日和見感染という。
感染症について誤っているのはどれか。
1: 帯状疱疹は水痘と同じウイルスが原因で発症する。
2: 疥癬はネズミによって媒介される。
3: ニューモシスチス・カリニ肺炎は日和見感染症である。
4: 黄色ブドウ球菌による食中毒は毒素性である。
5: レジオネラ症は空調設備が感染源となる。
アテローム(粥状)硬化と関係するのはどれか。
1: Buerger病
2: 肥大型心筋症
3: 悪性腎硬化症
4: 僧帽弁狭窄症
5: 腹部大動脈瘤
急性炎症が主な病態であるのはどれか。
1: 肩関節周囲炎
2: 痛風性関節炎
3: 結核性膝関節炎
4: 肘離断性骨軟骨炎
5: 上腕骨外側上顆炎
骨格筋の病理組織標本を示す。矢印で示すのはどれか。
1: 核
2: 赤血球
3: リンパ球
4: 末梢神経
5: 毛細血管
血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。
1: 利尿
2: 心拍数増加
3: 心拍出量増大
4: 血管平滑筋収縮
5: ナトリウム貯留
ウイルス感染症に比べ細菌感染症に認められやすい特徴はどれか。
1: 高熱
2: 発疹
3: 蛋白尿
4: 好中球増多
5: 無痛性リンパ節腫脹
中枢神経系の感染症と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
1: エイズ脳症 — ウイルス
2: Creutzfeldt-Jakob(クロイツフェルト・ヤコブ)病 — プリオン
3: 進行麻痺 — スピロヘータ
4: 日本脳炎 — ウイルス
5: 急性灰白髄炎(ポリオ) — 細菌
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因となるのはどれか。
1: 胆嚢炎
2: 急性膵炎
3: 萎縮性胃炎
4: 逆流性食道炎
5: 潰瘍性大腸炎
ビタミンB1(チアミン)欠乏によるのはどれか。2つ選べ。
1: 脚気
2: 痛風
3: ペラグラ脳症
4: Mallory-Weiss(マロリー・ワイス)症候群
5: Wernicke-Korsakoff(ウェルニッケ・コルサコフ)症候群
痙縮の治療においてボツリヌス毒素の作用部位はどれか。
1: 脊髄後根神経節
2: 脊髄前角
3: 脊髄前根
4: 運動神経終末
5: 筋小胞体
アポトーシスで正しいのはどれか。
1: 細胞環境の悪化によって生じる。
2: 高濃度の酸素投与で予防できる。
3: マクロファージの浸潤を伴う。
4: DNAの断片化が生じる。
5: 核が膨張する。
細菌感染による急性炎症反応で増加するのはどれか。2つ選べ。
1: 肉芽腫
2: 好中球
3: 網状赤血球
4: ヘモグロビン
5: プロスタグランジン
生理的加齢によって脳の容積が縮小しているときの細胞の状態はどれか。
1: 壊死
2: 化生
3: 萎縮
4: 変性
5: 異形成
有髄末梢神経切断後の変性について正しいのはどれか。
1: 切断部から末梢側の軸索の興奮性は切断4週後まで保たれる。
2: 切断部から末梢側の軸索の変性は最末端から中枢側へ進行する。
3: Schwann細胞の変性は切断部位に限局して生じる。
4: 切断部から中枢側への逆行性変性が出現する。
5: 変性後に再生する軸索にSchwann細胞は付着しない。
加齢に伴う骨格筋の萎縮で正しいのはどれか。
1: 細胞のアポトーシスである。
2: 退行性変化の1つである。
3: 筋原性変化が特徴である。
4: 筋線維がマクロファージに貪食される。
5: 筋線維が結合組織に置換される。
代謝性疾患で誤っている組合せはどれか。
1: 糖原病 − グリコーゲン
2: 痛 風 − 尿 酸
3: アミロイドーシス − グルコース
4: Wilson病 − 銅
5: ポルフィリン症 − ヘ ム