発達・小児疾患の過去問


第42回午前:第96問

中等度の精神遅滞で適切でないのはどれか。  

1: 一人で入浴ができる。

2: ことわざが理解できる。

3: 簡単な日常会話ができる。

4: 指示に従い荷物を運ぶことができる。

5: 1桁の足し算、引き算ができる。

第41回午前:第13問

体幹の筋緊張が低い脳性麻痺の乳児を抱きかかえる方法で適切でないのはどれか。  

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第41回午前:第69問

最も年長まで適応可能な検査はどれか。  

1: ミラニー運動発達スクリーニング検査

2: 日本版デンバー式発達スクリーニング検査

3: フロスティッグ視知覚発達検査

4: グッドイナフ人物画テスト

5: WISC-III

第41回午前:第70問

正常発達で最も年少のレベルはどれか。  

1: こぼさないで食べる。

2: 靴を履く。

3: 顔を洗う。

4: 上着を脱ぐ。

5: 鼻をかむ。

第41回午前:第71問

アテトーゼ型脳性麻痺児の症状とアプローチとの組合せで適切でないのはどれか。  

1: 定頸不良-腹臥位での頭部挙上

2: 体幹過伸展-座面の高い椅子での座位訓練

3: 動的バランス不良-セラピーボールでのバランス訓練

4: 手指の過伸展-ビンの蓋の開け閉め

5: 目と手の協調障害-ペグ差しの練習

第41回午前:第96問

多動性障害児(注意欠陥多動性障害)で作業時によくみられるのはどれか。  

1: 順番が待てない。

2: 同じ行動を繰り返す。

3: 視線を合わせない。

4: オウム返しの返答をする。

5: 他人のまねをする。

第40回午前:第22問

把握の発達の順序で正しいのはどれか。 

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1: C→D→A→B→E

2: C→D→B→E→A

3: C→D→E→A→B

4: D→C→A→B→E

5: D→C→B→A→E

第40回午前:第24問

5歳の女児。痙直型四肢麻痺。側弯や股関節脱臼はない。車椅子座位での全身写真(別冊No. 2)を別に示す。幼稚園で用いる座位保持装置の調整について、はじめに検討するべき事項はどれか。2つ選べ。 

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1: 頭部の固定性

2: 胸郭部の固定性

3: 骨盤帯の固定性

4: 股関節の外転保持性

5: 足台の高さ

第40回午前:第37問

25歳の男性。知的障害。IQ 60。両親と3人暮らし。18歳から近所の漬物工場で仕事をしている。周期性の不機嫌がみられていたが、最近、不機嫌が改善せず、物を投げたり両親を攻撃したりするため、入院となった。入院1か月後に状態が安定したので、退院を目標に作業療法が処方された。作業中、いつも患者は周囲をきょろきょろ見回して、落ち着かない。この状況の説明として適切でないのはどれか。  

1: 状況対応力の低さ

2: 過度の緊張

3: 不安の発現

4: 複雑部分発作の前兆

5: 注意集中の困難

第40回午前:第38問

15歳の男子。アスペルガー症候群。成績は良いが、最近、小さなことで級友を罵倒したり、机を蹴飛ばしたり、教師に対する攻撃的な言動も目立つようになった。家でも些細なことへのこだわりが強まり、親が対応に困り精神科外来受診となった。当面、週1回の個人作業療法に参加することとなった。本人は「ここには母親に連れてこられた」と受身的な参加態度を示す。初回面接の優先的な話題として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 級友との関係を聞く。

2: 担任教師の対応を聞く。

3: 得意な科目の話を聞く。

4: 進路の希望について聞く。

5: 家でのこだわりについて聞く。

第40回午前:第39問

15歳の男子。アスペルガー症候群。成績は良いが、最近、小さなことで級友を罵倒したり、机を蹴飛ばしたり、教師に対する攻撃的な言動も目立つようになった。家でも些細なことへのこだわりが強まり、親が対応に困り精神科外来受診となった。当面、週1回の個人作業療法に参加することとなった。本人は「ここには母親に連れてこられた」と受身的な参加態度を示す。当面1か月の作業療法の目的で適切なのはどれか。  

1: こだわりの修正

2: いらいら感の発散

3: 行動化の内省

4: 学習の場の提供

5: 級友関係の修復

第40回午前:第70問

ダウン症の乳児の母親に対する指導で適切でないのはどれか。  

1: 姿勢の安定を促す抱き方

2: 母親のストレスの対処法

3: 関節拘縮の予防法

4: 離乳食の与え方

5: 患児とのコミュニケーションのとり方

第40回午前:第92問

中等度知的障害児の作業適用で適切でないのはどれか。  

1: 道具の種類が少ないもの

2: 作業工程が単純なもの

3: 巧緻性を要するもの

4: 達成感が得やすいもの

5: 役割分担が明確なもの

第40回午前:第93問

言語的コミュニケーションが可能なレベルの自閉症児5人の小集団作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 全員に同時に指示を伝える。

2: その都度新しい作業を取り入れる。

3: 課題別に部屋を分ける。

4: 作業手順は図や記号も用いて説明する。

5: 身体接触を多く取り入れる。

第40回午前:第94問

自閉症者の就労支援で適切でないのはどれか。  

1: ボトムアップ・アプローチ

2: ソーシャル・スキルの習得

3: 休息のとり方の習得

4: ジョブ・コーチによる支援

5: 家族への相談支援

第40回午前:第95問

多動性障害(注意欠陥多動性障害)について誤っているのはどれか。  

1: 忘れ物が多い。

2: 物の配列に固執する。

3: 早合点が多い。

4: 椅子に座っていられない。

5: 持ち物をなくしやすい。

第40回午前:第97問

発達段階的集団の特徴で第一段階のグループはどれか。  

1: 並行グループ

2: 課題グループ

3: 自己中心的共同グループ

4: 共同グループ

5: 成熟グループ

第39回午前:第47問

0歳児の発達検査として実施できるのはどれか。  

1: グッドイナフ人物画検査

2: フロスティッグ視知覚発達検査

3: 日本版デンバー式発達検査

4: WPPSI知能診断検査

5: 日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査

第39回午前:第48問

正常発達で最も年長のレベルはどれか。  

1: まねて直線を引く。

2: はずむボールをつかむ。

3: 鉄棒に両手でぶら下がる。

4: 積木を横に二つ並べる。

5: はさみを使って紙を切る。

第39回午前:第94問

広汎性発達障害に対する作業療法で留意すべき症状はどれか。  

1: 行為心迫

2: 常同行動

3: 解離症状

4: 離脱症状

5: 陰性症状