図の心電図所見はどれか。
1: 心房細動
2: 心房性期外収縮
3: 上室性頻拍
4: 心室性期外収縮
5: 房室ブロック
図は標準心電図記録である。正しい心拍数はどれか。
1: 45/分
2: 60/分
3: 75/分
4: 90/分
5: 100/分
50歳の男性。慢性呼吸不全。運動時酸素流量 1 リットル/分の運動療法の指標で誤っているのはどれか。
1: ボルグスケール13
2: 経皮的酸素飽和度95 %
3: 嫌気性代謝閾値(AT)レベル
4: 脈拍110/分
5: 呼吸数40/分
55歳の男性。慢性腎不全。高血圧症を合併。外来にて3年間、週2回前腕シャントによる人工透析を受けていた。日常生活で強い倦怠感を覚え独歩にて来院した。基礎体力改善のための運動療法で適切でないのはどれか。
1: 血圧はシャントのない側で測る。
2: 転倒に注意する。
3: 筋力強化は等尺性運動で行う。
4: ヘモグロビン値に注意する。
5: 運動指標として心拍数を利用する。
体重60 kgの人が時速4.8 kmで60分歩行したときのエネルギーは約何kcalか。ただし、酸素摂取量(ml/kg・分)=歩行速度(m/分)×0.1+ 3.5とし、1 Lの酸素は5 kcalのエネルギーを産生することとする。
1: 50
2: 100
3: 150
4: 200
5: 250
開胸術前の呼吸指導で適切でないのはどれか。
1: リラクセーション
2: 腹式呼吸法
3: 胸部乾布摩擦
4: 器具を用いた吸気強化
5: 術創を仮定した体位での深呼吸
慢性閉塞性肺疾患の呼吸理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。イ.呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。ウ.腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。エ.下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。オ.ハフィング(huffing)は咳の前に声門を開いて行う。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
口すぼめ呼吸で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.呼気時は気道に予備圧力を生じさせる。イ.気道の虚脱が生じる。ウ.気胸にも適応がある。エ.機能的残気量が減少する。オ.吸気では口を閉じる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
糖尿病の運動療法で誤っているのはどれか。
1: 食後1時間後に実施する。
2: 低血糖症状に対して糖分を携帯する。
3: 自転車エルゴメータで1日30分程度行う。
4: 頻度は週3回程度とする。
5: 運動強度はボルグ指数で「かなりきつい」とする。
2.5 METS以上となる日常生活動作はどれか。
1: 食事
2: 更衣
3: 整容
4: シャワー浴
5: 排尿
Physiological cost indexを構成しないのはどれか。2つ選べ。 ア.経皮的酸素飽和度イ.呼吸数ウ.安静時心拍数エ.歩行速度オ.歩行時心拍数
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
呼吸理学療法を施行する上で参考とすべき項目で基準(正常)範囲にあるのはどれか。
1: 動脈血酸素分圧:40 mmHg
2: 動脈血炭酸ガス分圧:70 mmHg
3: 動脈血酸素飽和度:85 %
4: 肺活量比:60 %
5: 1秒率:75 %