神経・筋系の障害と臨床医学の過去問


第37回午後:第100問

筋原性筋萎縮でみられないのはどれか。  

1: 翼状肩甲

2: 腱反射の低下

3: 筋線維束性攣縮

4: 血清CK値の上昇

5: 筋線維の大小不同

第36回午後:第65問

頭部外傷後遺症における障害で特徴的な点はどれか。  

1: 排尿障害

2: 排便障害

3: 呼吸障害

4: 情意の障害

5: 嚥下の障害

第36回午後:第67問

末期の筋萎縮性側索硬化症において保たれる機能はどれか。  

1: 眼球運動

2: 呼吸機能

3: 嚥下機能

4: 構音機能

5: 上肢機能

第36回午後:第86問

脳血管疾患で誤っているのはどれか。 ア.我が国では死因の第1位である。イ.糖尿病は危険因子である。ウ.視床は脳出血の好発部位である。エ.脳動脈瘤の破裂によってくも膜下出血が起こる。オ.脳梗塞の急性期ではエックス線CT所見は高吸収域を示す。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第36回午後:第87問

上位運動ニューロン障害について正しいのはどれか。  

1: 鉛管現象

2: 折りたたみナイフ現象

3: 二点識別覚障害

4: 線維束性攣縮

5: すくみ足

第36回午後:第88問

パーキンソン病について誤っているのはどれか。  

1: 中年以降に発症する変性疾患である。

2: 4~6 Hzの安静時振戦を認める。

3: 病的反射が出現する。

4: 主たる病変部位は黒質である。

5: 抑うつなどの精神症状を呈する。

第36回午後:第89問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。  

1: 脱髄性の末梢神経障害

2: 感冒様の前駆症状

3: 深部腱反射の消失

4: 髄液中の細胞数増加

5: 四肢遠位部の筋力低下

第35回午後:第64問

脳卒中急性期(離床前)に重要でないのはどれか。  

1: バイタルサインの確認

2: 麻痺の程度の評価

3: 関節可動域の維持

4: WAISの評価

5: 深部静脈血栓症の予防

第35回午後:第68問

ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。  

1: 表在感覚脱失

2: 四肢筋力低下

3: 神経原性筋電図所見

4: 呼吸筋障害

5: 髄液の異常所見

第35回午後:第79問

不随意運動でないのはどれか。  

1: 振 戦

2: バリスム

3: アテトーゼ

4: 共同運動

5: ミオクローヌス

第35回午後:第83問

正しい組合せはどれか。  

1: 重症筋無力症-運動失調

2: パーキンソン症候群-企図振戦

3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性

4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進

5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害

第35回午後:第90問

正しい組合せはどれか。  

1: 猿 手-尺骨神経麻痺

2: 下垂手-橈骨神経麻痺

3: 鷲 手-正中神経麻痺

4: 槌 指-PIP関節脱臼骨折

5: ボタン穴変形-手指屈筋腱損傷

第35回午後:第95問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 円回内筋症候群-正中神経

2: 肘部管症候群-尺骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第34回午後:第63問

パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。  

1: 便 秘

2: 脂 顔

3: 多 汗

4: 反射性膀胱

5: 起立性低血圧

第34回午後:第65問

重症筋無力症で誤っているのはどれか。  

1: 神経筋接合部の異常で発症する。

2: 男性より女性に多く発症する。

3: 眼瞼下垂や複視が起こる。

4: 日内変動があり午後の方が動作しやすい。

5: 胸腺疾患を合併することが多い。

第34回午後:第80問

パーキンソン病について正しいのはどれか。  

1: 初発年齢は70歳代である。

2: 病的反射がみられる。

3: 仮面様顔貌がみられる。

4: 企図振戦がみられる。

5: 姿勢反射は障害されない。

第34回午後:第81問

多発性硬化症の初発症状で多いのはどれか。2つ選べ。 ア.腱反射低下イ.視力低下ウ.しびれ感エ.膀胱障害オ.言語障害  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第82問

オリーブ橋小脳萎縮症で誤っているのはどれか。  

1: 発症は20歳前後である。

2: 進行性の経過をとる。

3: 初発症状は歩行困難である。

4: 断綴性発語がみられる。

5: 錐体路徴候が加わる。

第34回午後:第83問

筋萎縮性側索硬化症で生じにくい障害はどれか。2つ選べ。 ア.構音障害イ.膀胱直腸障害ウ.眼球運動障害エ.嚥下障害オ.呼吸障害  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第84問

ギラン・バレー症候群の症状で誤っているのはどれか。 ア.前駆症状がある。イ.運動麻痺の出現は急速である。ウ.麻痺の進行時に発熱を伴う。エ.腱反射は消失する。オ.自律神経障害がある。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ