出血部位と出現しやすい症候の組合せで正しいのはどれか。
1: 被殻 - 作話
2: 皮質下 - 複視
3: 視床 - 注意障害
4: 小脳 - 反響言語
5: 橋 - 半側空間無視
Duchenne型筋ジストロフィーの特徴で正しいのはどれか。
1: 下肢筋力が上肢筋力より早く低下する。
2: 出生時から筋緊張低下がみられる。
3: 15~20歳で歩行不能となる。
4: 常染色体劣性遺伝である。
5: ミオトニア現象を認める。
筋萎縮性側索硬化症にみられるのはどれか。
1: 筋固縮
2: 痛覚脱失
3: 測定異常
4: 線維束攣縮
5: 筋の仮性肥大
Parkinson病の症状、徴候について正しいのはどれか。
1: 企図振戦
2: アテトーゼ
3: Myerson徴候
4: ミオクロニー発作
5: 折りたたみナイフ現象
前頭葉機能検査はどれか。
1: SCT
2: TEG
3: MMPI
4: MMSE
5: WCST
抗Parkinson病薬の長期投与によって生じうる症状として誤っているのはどれか。
1: 高血圧
2: on–off現象
3: 精神症状の出現
4: wearing–off現象
5: 不随意運動の増強
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 女性より男性に多く発症する。
2: 四肢では遠位筋の筋力低下が起きやすい。
3: 夕方にかけて症状は軽快する。
4: 末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる。
5: コリンエステラーゼ阻害薬が用いられる。
頭部CTを別に示す。所見として考えられるのはどれか。
1: 硬膜外血腫
2: 硬膜下血腫
3: 皮質下出血
4: くも膜下出血
5: 脳動静脈奇形
絞扼性神経障害と症状・検査の組合せで正しいのはどれか。
1: 斜角筋症候群 ― Wrightテスト
2: 肘部管症候群 ― Spurlingテスト
3: 前骨間神経麻痺 ― Froment徴候
4: 後骨間神経麻痺 ― Finkelsteinテスト
5: 手根管症候群 ― Phalenテスト
頸髄損傷患者でみられる脊髄ショック期の徴候はどれか。
1: 温痛覚解離
2: 腱反射亢進
3: 痙性四肢麻痺
4: 自律神経過反射
5: 肛門括約筋反射消失
絞扼性神経障害と神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 梨状筋症候群 ― 坐骨神経
2: 肘部管症候群 ― 正中神経
3: Guyon管症候群 ― 尺骨神経
4: 円回内筋症候群 ― 尺骨神経
5: Hunter管症候群 ― 大腿神経
Duchenne型筋ジストロフィーについて、厚生省筋萎縮研究班の機能障害度分類によるステージとリハビリテーションの内容の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ステージ2 − 下腿三頭筋のストレッチ
2: ステージ3 − 長下肢装具による歩行訓練
3: ステージ4 − 非侵襲的陽圧換気療法の開始
4: ステージ5 − 中殿筋の最大抵抗運動
5: ステージ6 − 座位保持装置による脊柱変形の予防
絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。
1: 肘部管症候群 − 橈骨神経
2: 円回内筋症候群 − 尺骨神経
3: 手根管症候群 − 正中神経
4: 梨状筋症候群 − 外側大腿皮神経
5: 足根管症候群 − 総腓骨神経
重症筋無力症を合併することが多いのはどれか。
1: 肺癌
2: 乳癌
3: 中皮腫
4: 胸腺腫
5: 食道癌
感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。
1: 多発性硬化症
2: 重症筋無力症
3: 筋萎縮性側索硬化症
4: 肢帯型筋ジストロフィー
5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー
重症筋無力症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 筋電図検査において末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる。
2: 抗アセチルコリン受容体抗体陽性率は10%である。
3: 症状の日内変動がある。
4: 嚥下障害の合併はない。
5: 眼瞼下垂がみられる。
脊髄小脳変性症にみられにくく、多発性硬化症に特徴的なのはどれか。
1: 痙縮
2: 運動失調
3: 嚥下障害
4: 構音障害
5: 有痛性痙攣
Duchenne型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
1: 横隔神経麻痺を生じる。
2: 閉塞性換気障害を生じる。
3: 側弯症は呼吸機能に影響しない。
4: 呼吸障害ではPaCO2 が上昇する。
5: 呼吸不全は5歳以下から生じることが多い。
頭部CTを示す。所見として考えられるのはどれか。
1: 脳梗塞
2: 被殻出血
3: 尾状核出血
4: くも膜下出血
5: 頭頂葉皮質下出血
脳卒中治療ガイドライン2004で推奨グレードが低いのはどれか。
1: 歩行能力改善のためのトレッドミル訓練
2: 歩行改善のための筋電図バイオフィードバック
3: 麻痺側手関節の背屈筋の筋力増強のための電気刺激
4: 歩行の妨げとなっている内反尖足へのフェノールブロック
5: 運動障害改善のためのファシリテーション(神経筋促通手技)