作業療法評価学の過去問


第54回午前:第41問

ある評価法で用いられる図を示す。この評価法はどれか。 

54_0_41

1: BPRS

2: Rehab

3: LASMI

4: PANSS

5: HRS-D〈Hamilton rating scale for depression〉

第54回午後:第1問

Danielsらの徒手筋力テスト(段階1及び0)の検査肢位で正しいのはどれか。2つ選べ。

54_1_1

第54回午後:第22問

MTDLPで正しいのはどれか。  

1: 作業療法士が重要と考える生活行為を実現するためのプログラムである。

2: 終末期患者には適用しない。

3: 本人・家族・支援者の連携を促進する。

4: 3つのシートで構成される。

5: 目標とした生活行為の満足度は、1~100点で自己評価する。

  • 答え:3
  • 解説:MTDLPは、日常生活活動や生活関連活動など、人が生活を営む上で必要な生活全般の行為を向上させるための手続きであり、支援の手法を指す。本人・家族・支援者の連携を促進し、生活行為の目標を明らかにし、実現を目指す。
  • 選択肢1は間違いです。MTDLPは生活行為を向上させるための手続きであり、作業療法士が重要と考える生活行為を実現するためのプログラムではありません。
  • 選択肢2は間違いです。MTDLPは生活行為に障害のある人に対して用いられるもので、終末期患者であっても適用可能です。
  • 選択肢3は正しいです。MTDLPは、本人・家族・支援者の連携を促進し、生活行為の向上に向けて継続的に支援が受けられるようにしています。
  • 選択肢4は間違いです。MTDLPでは、7つのシートが用いられる。それらは生活行為聞き取りシート、興味・関心チェックシート、生活行為アセスメント演習シート、生活行為向上プラン演習シート、生活行為向上マネジメントシート、生活行為申し送り表、生活行為課題分析シートです。
  • 選択肢5は間違いです。目標とした生活行為の満足度は、1(まったく不満)~10(とても満足)点で自己評価する。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午後:第27問

移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で50 mの移動が可能である」場合のFIMとBarthel Indexの評価点との組合せで正しいのはどれか。  

1: FIM 6点―Barthel Index 10点

2: FIM 5点―Barthel Index 10点

3: FIM 5点―Barthel Index 5点

4: FIM 4点―Barthel Index 5点

5: FIM 4点―Barthel Index 0点

第54回午後:第29問

作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は満足度を評価する。

2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。

3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。

4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。

5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。

第54回午後:第31問

小児の知能検査で用いられるのはどれか。2つ選べ。  

1: MAS

2: GMFM

3: WeeFIM

4: WISC-Ⅲ

5: K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー

第54回午後:第41問

「ビンの蓋閉めと箱づめ」、「コネクター組み立て」、「釣銭計算」、「郵便番号調べ」などの職場の作業に近い課題を実施し、適性能を測定する職業評価で正しいのはどれか。  

1: GATB

2: 場面設定法

3: MODAPTS

4: ESCROW Profile

5: マイクロタワー法

  • 答え:5
  • 解説:マイクロタワー法は、実際の作業に類似したサンプルを用いる職業評価であり、コネクター組み立て、ビンの蓋閉めと箱づめ、電線の接続、図面の理解、グラフィック・イラスト、郵便物仕分け、ファイリング、郵便番号調べ、在庫記録の照合、伝言の受け取り、求人広告の理解、賃金計算、釣銭計算の13の作業課題から構成される。
  • GATB(General Aptitude Test Battery)は、一般的な適性検査であり、職業評価とは異なる。
  • 場面設定法は、個人の適性や性格を評価するために、特定の状況や場面を設定して行う評価方法であり、職業評価とは異なる。
  • MODAPTSは、人間の動作を移動動作と終局動作で構成されると考える職業評価であり、動作の内容と時間値を含む全21個の記号で表す。しかし、この問題で求められている職業評価ではない。
  • ESCROW Profileは、在宅生活の社会的不利となる事項について評価する方法であり、環境、社会交流、家族構成、経済状態、総合判断力、就労の6項目で、各項目を1~4点で採点する。しかし、この問題で求められている職業評価ではない。
  • マイクロタワー法は、実際の作業に類似したサンプルを用いる職業評価であり、コネクター組み立て、ビンの蓋閉めと箱づめ、電線の接続、図面の理解、グラフィック・イラスト、郵便物仕分け、ファイリング、郵便番号調べ、在庫記録の照合、伝言の受け取り、求人広告の理解、賃金計算、釣銭計算の13の作業課題から構成される。このため、正しい選択肢である。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午後:第50問

患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す面接技法はどれか。  

1: 共感

2: 傾聴

3: 反映

4: 直面化

5: 開かれた質問

  • 答え:4
  • 解説:直面化は、患者の心的葛藤や矛盾点を指摘することで、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくよう促す技法である。
  • 共感は、セラピストが患者の立場に立って理解するように努めるものであり、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 傾聴は、患者の話を十分に聞き、患者に共感できるようにするものであり、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 反映は、患者から伝わってくる感情などを患者に伝える技法であり、医療者が患者の感情に親身になっていることが伝わり、ラポール形成につながるが、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 直面化は、話の内容や態度から患者の心的葛藤が伺えても、その葛藤が患者の言葉として表現されない場合、葛藤を伺せる態度について話題にしたり、葛藤によって生じている話の矛盾点を指摘したりする技法である。患者が自己の心理的自己矛盾や課題に気づくよう促す効果がある。
  • 開かれた質問は、yes/noで回答する形式ではなく、患者が自由に回答する質問方法である。自由に色々な返答が返ってくるため、患者の考え方や情報を聴取しやすいが、患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す技法ではない。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テストの段階5及び4の検査で、検査者の抵抗をかける手の位置で正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。 

53_0_3

1: 肩甲骨内転

2: 肩関節外転

3: 肩関節水平内転

4: 肩関節内旋

5: 前腕回内

第53回午前:第27問

痛みの評価について正しいのはどれか。  

1: VASで痛みの強さを評価する。

2: フェイス・スケールで痛みの部位を評価する。

3: Abbey pain scaleは質問紙による評価である。

4: NRS〈numerical rating scale〉で痛みの性状を評価する。

5: STAS-J〈Japanese version of the support team assessment schedule〉で痛みの経過を評価する。

  • 答え:1
  • 解説:痛みの評価方法には様々なものがあり、それぞれ異なる目的や対象者に適した評価方法が存在する。VAS、フェイス・スケール、Abbey pain scale、NRS、STAS-Jなどがその例である。
  • VAS(visual analogue scale)は、痛みの強さを評価する主観的な方法で、100mmの線の左端を「まったく無し」、右端を「最も強い」とし、患者に印を付けさせる。この選択肢は正しい。
  • フェイス・スケールは、現在の痛みに一番近い顔の絵を選ばせて痛みの度合いを評価する方法であるが、痛みの部位を評価するものではないため、この選択肢は間違いである。
  • Abbey pain scaleは質問紙による評価ではなく、痛みを訴えることができない患者の様々な観察項目をもとに痛みの評価を行う方法であるため、この選択肢は間違いである。
  • NRS(numerical rating scale)は、痛みの強度を0~10の11段階で評価する方法であるが、痛みの性状を評価するものではないため、この選択肢は間違いである。
  • STAS-J(Japanese version of the support team assessment schedule)は、ホスピスや緩和ケアの臨床監査の評価尺度であり、痛みの経過を評価するものではないため、この選択肢は間違いである。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午前:第30問

運動失調症状のうち、時間測定異常を評価するのはどれか。  

1: foot pat

2: 指鼻試験

3: 継ぎ足歩行

4: 跳ね返り現象

5: コップ把持検査

  • 答え:4
  • 解説:運動失調症状の評価方法には様々なものがあり、それぞれ異なる症状を評価する。時間測定異常を評価する方法は跳ね返り現象である。
  • foot patは変換運動障害を評価する方法であり、座位で踵部を床につけ、足関節の底背屈を繰り返させ、回数を測定する。
  • 指鼻試験は測定障害、協働収縮異常、企図振戦を評価する方法であり、上肢を外転させた肢位から示指で被検者の鼻の先端を触れさせ、開眼・閉眼における差異を確認する。
  • 継ぎ足歩行は運動失調の程度を評価する方法であり、一方の踵ともう片方のつま先を交互に合わせて歩かせる。軽度の運動失調では身体の動揺や不安定性が増強し、重度の場合はバランスを崩して歩行困難となる。
  • 跳ね返り現象は時間測定異常を評価する方法であり、被験者を肘屈曲60°程度とし、そこから検者が抵抗をかけながら、さらに肘を屈曲させる。その後、検者は急に手を離し、被験者が自分の手で胸を打たないことを確認する。正常では肘の屈曲をすぐに止めることができるが、運動失調では運動を止められず、自分の胸を打ってしまう。
  • コップ把持検査は測定障害、協働収縮異常、企図振戦を評価する方法であり、被験者に指を中間肢位でコップを把持する動作を行わせるが、運動失調があると、指の過度の開排と上肢の大きな運動軌跡がみられる。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午前:第41問

「持続性・安定性」の下位尺度が含まれる社会機能の評価法はどれか。  

1: ESCROW Profile

2: GAF〈Global Assessment of Functioning Scale〉

3: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉

4: Rehab〈Rehabilitation Evaluation Hall and Baker〉

5: SOFAS〈Social and Occupational Functioning Assessment Scale〉

第53回午後:第25問

感覚検査について正しいのはどれか。  

1: 位置覚検査は手指では側面を把持して行う。

2: 温冷覚検査は80℃の温水と0℃の冷水を用いる。

3: 触覚検査は触れる時間間隔を一定にする。

4: 振動覚検査は筋腹に音叉を当てる。

5: 静的2点識別覚検査は左右の同じ部位に同時に刺激を加える。

  • 答え:1
  • 解説:感覚検査は、感覚受容器の機能を評価するために行われる検査であり、位置覚、温冷覚、触覚、振動覚、静的2点識別覚などが含まれる。正しい検査方法を理解し、適切な評価を行うことが重要である。
  • 正しい。位置覚検査では手指の側面を把持して行う。これは、掌・背側から把持すると上下方向への触圧覚が感知され、正確な評価ができないためである。
  • 間違い。温冷覚検査では、10℃の冷覚と50℃の温覚を感じることができれば正常と判断する。80℃の温水を用いると熱傷の危険性があるため、適切な温度を用いることが重要である。
  • 間違い。触覚検査では、触れるタイミングを一定にすると被験者は刺激のタイミングを覚えて正解する可能性がある。そのため、変則的な間隔で刺激を行うことが適切である。
  • 間違い。振動覚検査は、骨を刺激して深部感覚として測定するため、筋腹ではなく皮下の骨に音叉を当てるのが正しい方法である。
  • 間違い。静的2点識別覚検査では、左右の同じ部位に同時に刺激を加えるのではなく、一側の2点に同時に刺激を加え、識別できる最短距離を求めるのが正しい方法である。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午後:第26問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: SF-36はコーピングスキルを評価する。

2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。

3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。

4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。

5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、評価法の説明の中で正しいものを選ぶ必要があります。正しい選択肢は、COPM(Canadian Occupational Performance Measure)であり、作業遂行の主観的経験を評価するものです。
  • SF-36は、健康関連の生活の質を評価するためのアンケートであり、コーピングスキルを評価するものではありません。
  • COPMは作業遂行の主観的経験を評価するもので、正しい選択肢です。これは、個人の日常生活の中での職業遂行に関する問題を特定し、その重要性を評価するためのアンケートです。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や趣味を調査するためのツールであり、興味の満足感を評価するものではありません。
  • 意志質問紙は、意志力や自己制御力を評価するためのアンケートであり、精神的ストレスの程度を評価するものではありません。
  • 老研式活動能力指標は、高齢者の自立度を評価するためのアンケートであり、運動能力評価を目的としたものではありません。手段的自立、知的能動性、社会的役割について、13項目を「はい(1点)」、「いいえ(0点)」の13点満点で回答させ、自立度を評価します。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午後:第40問

「昨夜の夕飯のおかずは何でしたか」という質問で評価できる記憶で最も適切なのはどれか。  

1: 遠隔記憶

2: 近時記憶

3: 作動記憶〈ワーキングメモリー〉

4: 即時記憶

5: 手続き記憶

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、昨夜の夕飯のおかずに関する記憶がどの種類の記憶に該当するかを尋ねています。選択肢から最も適切な記憶の種類を選ぶことが求められています。
  • 遠隔記憶は長期記憶の一つで、幼少期や青年期以来保持されている記憶です。昨夜の夕飯のおかずに関する記憶は、遠隔記憶ではなく、もっと短い期間の記憶に該当します。
  • 近時記憶は長期記憶の一つで、数時間~数か月前から保持されている記憶です。昨晩の食事内容を尋ねることで、24時間以内の近時記憶について知ることができるため、この選択肢が正しいです。
  • 作動記憶(ワーキングメモリー)は、課題を遂行するのに必要な情報を短時間保存し、かつ利用するもので、作業実行後に消去されるものです。昨夜の夕飯のおかずに関する記憶は、作動記憶ではなく、長期記憶の一部である近時記憶に該当します。
  • 即時記憶の情報保持時間は数秒以内で、干渉を入れずに即時に再生させる記憶です。昨夜の夕飯のおかずに関する記憶は、即時記憶ではなく、もっと長い期間の記憶である近時記憶に該当します。
  • 手続き記憶は行為や動作の技能を修得したもので、非陳述(非宣言的)記憶です。昨夜の夕飯のおかずに関する記憶は、手続き記憶ではなく、陳述(宣言的)記憶である近時記憶に該当します。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午後:第41問

ワークサンプル法を用いる評価法はどれか。  

1: マイクロタワー法

2: VPI職業興味検査

3: 職業レディネステスト

4: LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉

5: GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉

第53回午後:第48問

作業療法士が訪問支援を行う際に最も適切なのはどれか。  

1: 部屋の様子をよく観察する。

2: 患者本人に病識の獲得を促す。

3: 同じ職種のスタッフと訪問する。

4: 作業療法士であることを強調する。

5: 家族が本人の前で話す愚痴に耳を傾ける。

  • 答え:1
  • 解説:作業療法士による訪問支援では、患者の生活状況や環境を評価し、生活しやすい環境の提案や生活指導を行うことが最も適切である。
  • 部屋の様子をよく観察することで、患者の生活状況や環境を評価し、生活しやすい環境の提案や生活指導を行うことができるため、最も適切な訪問支援である。
  • 患者が病識を獲得できる場合と、認知症や重度の発達障害患者のように病識を獲得できない場合があるため、病識の獲得を促すことが最適な支援とはいえない。
  • 訪問支援は多職種で関わることが多いため、同一職種よりも他の職種と訪問することで、多角的視点で支援課題を判断しやすい。ただし、この選択肢は最も適切とは言えない。
  • 患者にとってはサービス提供者の資格が何であるかよりも、サービスそのものの内容が重要である。作業療法士であることを患者に説明することが必要な場合もあるが、強調する必要はない。
  • 家族と本人の関係性によっては、家族が本人の前で愚痴を話す可能性もある。作業療法士はそれを傾聴するのではなく、場合によっては立ち入らず、また場合によってはあえてお互いの場所を自然に離すなどの必要がある。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第53回午後:第50問

初回の作業療法面接において適切でないのはどれか。  

1: 開いた質問〈オープン・クエスチョン〉から始める。

2: 非言語的表現に注意を向ける。

3: 患者の課題を指摘する。

4: 相づちを活用する。

5: 患者名を確認する。

  • 答え:3
  • 解説:初回の作業療法面接では、患者との信頼関係を築くことが重要です。そのため、開いた質問を用いて患者の話を引き出し、非言語的表現にも注意を払い、相づちを活用して傾聴の姿勢を示すことが大切です。また、患者名を確認することで、誤った対応を避けることができます。
  • 開いた質問(オープン・クエスチョン)を使うことで、患者が自由に話すことができ、より多くの情報を得ることができます。初回の作業療法面接では、患者の状態や課題を把握するために、開いた質問から始めるのが適切です。
  • 非言語的表現に注意を向けることは、初回の作業療法面接では特に重要です。患者が緊張して言葉にできないことも多いため、態度や表情などの非言語的表現を観察することで、患者の感情や思考を理解しやすくなります。
  • 患者の課題を指摘することは、初回の作業療法面接では適切でないです。まだ信頼関係が築かれていない段階で問題点を指摘すると、患者が不安や抵抗感を感じ、信頼関係が損なわれる可能性があります。
  • 相づちを活用することは、作業療法面接全般において適切です。相づちを用いることで、患者に対して傾聴していることを示し、患者が安心して話すことができる環境を作り出すことができます。
  • 患者名を確認することは、初回の作業療法面接では特に重要です。患者名を確認することで、誤った対応を避けることができ、患者に対して適切なケアを提供することができます。
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第52回午後:第24問

作業療法評価に理論とモデルを用いる目的で誤っているのはどれか。  

1: 疾病を診断する。

2: 治療方針を示す。

3: 治療の妥当性を示す。

4: 守備範囲を明確にする。

5: 治療効果の正当性を示す。

第52回午後:第27問

評価法の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: EuroQolは2つの項目で評価される。

2: PGCモラール・スケールは2件法である。

3: SF-36は健康関連QOLを測定する評価である。

4: 役割チェックリストは20の役割の有無と価値を評価する。

5: 老研式活動能力指標は手段的自立と知的能動性の2因子で構成されている。