ある評価法で用いられる図を示す。この評価法はどれか。
1: BPRS
2: Rehab
3: LASMI
4: PANSS
5: HRS-D〈Hamilton rating scale for depression〉
MTDLPで正しいのはどれか。
1: 作業療法士が重要と考える生活行為を実現するためのプログラムである。
2: 終末期患者には適用しない。
3: 本人・家族・支援者の連携を促進する。
4: 3つのシートで構成される。
5: 目標とした生活行為の満足度は、1~100点で自己評価する。
移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で50 mの移動が可能である」場合のFIMとBarthel Indexの評価点との組合せで正しいのはどれか。
1: FIM 6点―Barthel Index 10点
2: FIM 5点―Barthel Index 10点
3: FIM 5点―Barthel Index 5点
4: FIM 4点―Barthel Index 5点
5: FIM 4点―Barthel Index 0点
作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。
1: 意志質問紙は満足度を評価する。
2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。
3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。
4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。
5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。
小児の知能検査で用いられるのはどれか。2つ選べ。
1: MAS
2: GMFM
3: WeeFIM
4: WISC-Ⅲ
5: K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー
「ビンの蓋閉めと箱づめ」、「コネクター組み立て」、「釣銭計算」、「郵便番号調べ」などの職場の作業に近い課題を実施し、適性能を測定する職業評価で正しいのはどれか。
1: GATB
2: 場面設定法
3: MODAPTS
4: ESCROW Profile
5: マイクロタワー法
患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す面接技法はどれか。
1: 共感
2: 傾聴
3: 反映
4: 直面化
5: 開かれた質問
Danielsらの徒手筋力テストの段階5及び4の検査で、検査者の抵抗をかける手の位置で正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。
1: 肩甲骨内転
2: 肩関節外転
3: 肩関節水平内転
4: 肩関節内旋
5: 前腕回内
痛みの評価について正しいのはどれか。
1: VASで痛みの強さを評価する。
2: フェイス・スケールで痛みの部位を評価する。
3: Abbey pain scaleは質問紙による評価である。
4: NRS〈numerical rating scale〉で痛みの性状を評価する。
5: STAS-J〈Japanese version of the support team assessment schedule〉で痛みの経過を評価する。
運動失調症状のうち、時間測定異常を評価するのはどれか。
1: foot pat
2: 指鼻試験
3: 継ぎ足歩行
4: 跳ね返り現象
5: コップ把持検査
「持続性・安定性」の下位尺度が含まれる社会機能の評価法はどれか。
1: ESCROW Profile
2: GAF〈Global Assessment of Functioning Scale〉
3: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉
4: Rehab〈Rehabilitation Evaluation Hall and Baker〉
5: SOFAS〈Social and Occupational Functioning Assessment Scale〉
感覚検査について正しいのはどれか。
1: 位置覚検査は手指では側面を把持して行う。
2: 温冷覚検査は80℃の温水と0℃の冷水を用いる。
3: 触覚検査は触れる時間間隔を一定にする。
4: 振動覚検査は筋腹に音叉を当てる。
5: 静的2点識別覚検査は左右の同じ部位に同時に刺激を加える。
評価法の説明で正しいのはどれか。
1: SF-36はコーピングスキルを評価する。
2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。
3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。
4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。
5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。
「昨夜の夕飯のおかずは何でしたか」という質問で評価できる記憶で最も適切なのはどれか。
1: 遠隔記憶
2: 近時記憶
3: 作動記憶〈ワーキングメモリー〉
4: 即時記憶
5: 手続き記憶
ワークサンプル法を用いる評価法はどれか。
1: マイクロタワー法
2: VPI職業興味検査
3: 職業レディネステスト
4: LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉
5: GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉
作業療法士が訪問支援を行う際に最も適切なのはどれか。
1: 部屋の様子をよく観察する。
2: 患者本人に病識の獲得を促す。
3: 同じ職種のスタッフと訪問する。
4: 作業療法士であることを強調する。
5: 家族が本人の前で話す愚痴に耳を傾ける。
初回の作業療法面接において適切でないのはどれか。
1: 開いた質問〈オープン・クエスチョン〉から始める。
2: 非言語的表現に注意を向ける。
3: 患者の課題を指摘する。
4: 相づちを活用する。
5: 患者名を確認する。
作業療法評価に理論とモデルを用いる目的で誤っているのはどれか。
1: 疾病を診断する。
2: 治療方針を示す。
3: 治療の妥当性を示す。
4: 守備範囲を明確にする。
5: 治療効果の正当性を示す。
評価法の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: EuroQolは2つの項目で評価される。
2: PGCモラール・スケールは2件法である。
3: SF-36は健康関連QOLを測定する評価である。
4: 役割チェックリストは20の役割の有無と価値を評価する。
5: 老研式活動能力指標は手段的自立と知的能動性の2因子で構成されている。