第54回午後第27問の類似問題

第55回午後:第27問

評価の説明で正しいのはどれか。  

1: FIMでは全介助の場合は0点である。

2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。

3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。

4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。

5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。

第35回午前:第43問

日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。  

1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。

2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。

3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。

4: FIMの各項目は5段階で評価される。

5: FIMは介護負担度の指標になる。

第36回午前:第50問

FIMで誤っているのはどれか。  

1: 認知領域と運動領域とがある。

2: 得点は0~126点である。

3: 18の評価項目がある。

4: 介護負担度の指標となる。

5: セルフケアの項目はBarthel indexと類似する。

第43回午前:第55問

機能的自立度評価法(FIM)の得点が4点となるのはどれか。  

1: 監視下で車椅子から便座に移乗している。

2: 口頭指示を受けて50 m以上杖歩行をしている。

3: 患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降をしている。

4: 車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう。

5: 排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。

第51回午前:第84問

Barthel Indexで正しいのはどれか。  

1: 歩行には坂道歩行を含まない。

2: 100点であれば社会生活に支障はない。

3: トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。

4: 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。

5: 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。

第44回午前:第43問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。

2: FIMの項目で3点なら部分介助である。

3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。

4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。

5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。

第40回午前:第42問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで50点ならばセルフケアは要監視水準

2: FIMの項目で5点ならば監視や促しが必要

3: FIMの項目で10点ならば完全自立

4: Katz ADL indexでは更衣が最も難しい活動

5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが最高

第47回午後:第29問

車椅子で50 m移動できるが、敷居の段差を越えるときのみ介助を要する。このときのFIMの移動項目の得点はどれか。  

1: 6点

2: 5点

3: 4点

4: 3点

5: 2点

第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。

第41回午前:第50問

ADL評価で正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで自立の得点は7点である。

2: Barthel indexは食事の支度の項目を含む。

3: FIMはできるADLを評価する。

4: FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。

5: Wee-FIMは小児のADLを評価する。

第44回午前:第92問

Barthel indexの下位項目で10点になるのはどれか。2つ選べ。  

1: わずかな介助で食事がとれる。

2: 監視なしで45 m以上歩ける。

3: 監視なしで安全に階段の昇降ができる。

4: 介助なしで車椅子とベッド間の一連の移乗動作ができる。

5: 介助なしで通常着けている衣類、靴および装具の着脱ができる。

第48回午後:第25問

FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。  

1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。

2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。

3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。

4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。

5: 声かけすれば30 mは歩ける。

第45回午前:第46問

Barthel Indexで「椅子とベッド間の移乗」が「最小限の介助」である場合と同じ点数になるのはどれか。2つ選べ。  

1: 排尿コントロール自立

2: トイレ動作部分介助

3: 食事自立

4: 入浴自立

5: 移動自立

第39回午前:第46問

ADL評価で正しいのはどれか。  

1: Barthel indexは4段階で評価する。

2: FIMは7段階で評価する。

3: Kats indexは5段階で評価する。

4: Kenny身辺処理評価は3段階で評価する。

5: Lawtonのスケールは6段階で評価する。

第34回午前:第89問

Barthel indexの各項目において満点をとるための条件で誤っているのはどれか。  

1: ブレーキ、フットレストの操作を含めた移乗が可能

2: 杖、装具を用いての歩行が45m以上可能

3: 歩行器を用いての歩行が45m以上可能

4: 手すりを用いての階段昇降が可能

5: 自助具を用いての食事が妥当な時間内で終了

第42回午前:第49問

FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 各項目0~7点で評価する。

2: 日常実際に行っている状態を評価する。

3: 運動項目と認知項目から成り立っている。

4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。

5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。

第56回午後:第28問

FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。

2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。

3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。

4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。

5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。

第37回午前:第47問

FIMで正しいのはどれか。  

1: 「できるADL」を評価する。

2: 6段階評価尺度を用いる。

3: コミュニケーション項目は失語を評価する。

4: 社会的認知項目には記憶を含まない。

5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。

第57回午後:第24問

Barthel Indexの評価項目で車椅子とベッド間の移乗に含まれないのはどれか。  

1: ベッドに移動する。

2: ブレーキをかける。

3: フットサポートを上げる。

4: 靴を脱ぐ。

5: 臥位になる。

  • 答え:4
  • 解説:Barthel Indexは、日常生活動作(ADL)の評価を行うための指標であり、車椅子とベッド間の移乗に関連する動作が評価項目に含まれています。この問題では、それらの動作の中で含まれないものを選ぶ必要があります。
  • ベッドに移動する動作は、車椅子とベッド間の移乗に関連する動作であり、Barthel Indexの評価項目に含まれています。
  • ブレーキをかける動作は、車椅子とベッド間の移乗に関連する動作であり、安全な移乗を行うために必要な動作です。このため、Barthel Indexの評価項目に含まれています。
  • フットサポートを上げる動作は、車椅子とベッド間の移乗に関連する動作であり、移乗の際に足を適切な位置に保つために必要な動作です。このため、Barthel Indexの評価項目に含まれています。
  • 靴を脱ぐ動作は、車椅子とベッド間の移乗に関連しない動作であり、更衣動作に関連するものです。このため、Barthel Indexの評価項目で車椅子とベッド間の移乗に含まれない正しい選択肢です。
  • 臥位になる動作は、車椅子とベッド間の移乗に関連する動作であり、ベッドへの移乗後に行う必要がある動作です。このため、Barthel Indexの評価項目に含まれています。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第57回午前:第86問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識を評価する。

2: 社会的交流を評価する。

3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。

4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。

5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:FIM(Functional Independence Measure)は、日常生活動作の介助量を測定することができる評価ツールで、運動および認知項目の計18項目で各項目を1~7点で評価する。
  • FIMでは見当識を評価しないため、選択肢1は誤りです。見当識はHDS-RやMMSEなどの認知症スクリーニング検査で評価されます。
  • FIMでは社会的交流を評価するため、選択肢2は正解です。社会的認知の項目で社会的交流、問題解決、記憶を評価します。
  • FIMでは見守りが必要な場合は5点(監視・準備)と判定するため、選択肢3は誤りです。4点(最小介助)は、手で触れる以上の介助は必要ない時に判定されます。
  • FIMでは更衣は上半身と下半身を分けて評価するため、選択肢4は正解です。更衣はセルフケアの項目であり、他に食事、整容、清拭、トイレ動作があります。
  • FIMでは杖を使用した歩行は、補助具を使用しているため修正自立となり、選択肢5は誤りです。完全自立は、補助具また介助がない状態であることを意味します。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する