第57回午後第90問の類似問題

第43回午後:第54問

頭蓋内腫瘍で浸潤性に発育するのはどれか。  

1: 神経膠芽腫

2: 髄膜腫

3: 聴神経鞘腫

4: 下垂体腺腫

5: 脂肪腫

第44回午後:第55問

病理学的な悪性度が最も高いのはどれか。  

1: 髄膜腫

2: 血管芽腫

3: 神経鞘腫

4: 神経膠芽腫

5: 下垂体腺腫

第49回午前:第77問

小脳橋角部腫瘍で最も多いのはどれか。  

1: 髄膜腫

2: 下垂体腺腫

3: 視神経膠腫

4: 聴神経腫瘍

5: 頭蓋咽頭腫

第52回午前:第75問

病理学的な悪性度が最も高いのはどれか。  

1: 海綿状血管腫

2: 下垂体腺腫

3: 神経膠芽腫

4: 神経鞘腫

5: 髄膜腫

第36回午後:第51問

頭蓋内腫瘍について誤っているのはどれか。  

1: 下垂体腫瘍では内分泌異常を呈しやすい。

2: 神経鞘腫は三叉神経に好発する。

3: 髄膜腫は手術的治療が比較的容易である。

4: 成人ではテント上腫瘍が多い。

5: 転移性腫瘍の原発巣は肺が多い。

第41回午後:第55問

脳腫瘍で誤っているのはどれか。  

1: 髄膜腫は良性が多い。

2: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。

3: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。

4: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。

5: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。

第35回午後:第50問

脳腫瘍について誤っているのはどれか。  

1: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。

2: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。

3: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。

4: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。

5: 髄膜腫は良性が多い。

第46回午後:第76問

原発性脳腫瘍で最も予後が悪いのはどれか。  

1: 膠芽腫

2: 上衣腫

3: 下垂体腺腫

4: 星状細胞腫

5: 乏突起膠腫

第37回午後:第55問

若年者に多い腫瘍はどれか。  

1: 子宮筋腫

2: 膵癌

3: 悪性黒色腫

4: 骨肉腫

5: 大腸癌

第42回午後:第55問

若年者に多い腫瘍はどれか。  

1: 子宮筋腫

2: 膵癌

3: 悪性黒色腫

4: 骨肉腫

5: 大腸癌

第54回午後:第92問

脳腫瘍とその症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 下垂体腺腫―両耳側半盲

2: 視神経膠腫―てんかん発作

3: 髄芽腫―下垂体機能不全

4: 聴神経鞘腫―尿崩症

5: 頭蓋咽頭腫―難聴

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、脳腫瘍とその症状の正しい組合せを選ぶ必要があります。脳腫瘍は、脳内に発生する異常な細胞の増殖によってできる腫瘍です。それぞれの腫瘍は、発生する場所や影響を与える神経や機能によって異なる症状を引き起こします。
  • 下垂体腺腫は、下垂体に発生する腫瘍で、ホルモン産生の低下や過剰、視交叉への圧迫症状(両耳側半盲)がみられやすいため、この組合せは正しいです。
  • 視神経膠腫は、一側性の視力低下や眼球突出、色覚異常などを呈する腫瘍です。てんかん発作は髄膜腫などでみられやすいため、この組合せは間違いです。
  • 髄芽腫は、小脳から発生し、第四脳室内を充満して増大するため、失調症状で発症し、閉塞性水頭症をきたして頭痛や嘔吐、意識障害を引き起こす腫瘍です。下垂体機能不全は頭蓋咽頭腫などでみられやすいため、この組合せは間違いです。
  • 聴神経鞘腫は、耳鳴や聴力障害、めまいで発症し、進行すると小脳症状や水頭症を呈する腫瘍です。尿崩症は、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫などでみられることがあるため、この組合せは間違いです。
  • 頭蓋咽頭腫は、下垂体に発生する腫瘍で、両耳側半盲や視力低下、下垂体機能低下(小人症)などを生じることがあります。難聴は聴神経鞘腫でみられやすいため、この組合せは間違いです。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
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第55回午後:第78問

良性の骨軟部腫瘍はどれか。  

1: 脊索腫

2: 軟骨肉腫

3: 血管内皮腫

4: 海綿状血管腫

5: 多発性骨髄腫

  • 答え:4
  • 解説:良性骨腫瘍と良性軟部腫瘍には様々な種類があります。この問題では、良性の骨軟部腫瘍を選択肢から選ぶことが求められています。正解は海綿状血管腫で、これは良性腫瘍に分類されます。
  • 脊索腫は悪性骨腫瘍であり、良性の骨軟部腫瘍ではありません。身体の正中線に沿って生じ、頭蓋内の斜台と仙骨が好発部位です。
  • 軟骨肉腫は軟骨形成性の悪性腫瘍であり、良性の骨軟部腫瘍ではありません。体幹、骨盤、四肢骨近位の骨幹端に好発します。
  • 血管内皮腫は血管内皮細胞由来の腫瘍であり、良性の骨軟部腫瘍ではありません。類上皮血管内皮腫は、血管腫と血管肉腫の中間の悪性度をもつ腫瘍として分類されます。
  • 海綿状血管腫は異常に拡張した洞様血管が密に集合し、各血管間に正常脳組織が見られない先天性血管奇形です。骨発生のものもあり、良性腫瘍に分類されるため、この問題の正解です。
  • 多発性骨髄腫は原発性悪性骨腫瘍の約15%を占め、良性の骨軟部腫瘍ではありません。肋骨や胸骨、脊椎骨、頭蓋骨などの赤色髄に多発性に発症することが多いです。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
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第55回午前:第76問

小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。  

1: 腺腫

2: 髄膜腫

3: 血管芽腫

4: 神経膠腫

5: 神経鞘腫

  • 答え:5
  • 解説:小脳橋角部に最も多く発生する脳腫瘍は神経鞘腫であり、特に聴神経鞘腫が多い。小脳橋角部に発生する腫瘍の約75%が聴神経鞘腫であるとされる。
  • 腺腫は主に胃や大腸などの消化管に発生する腫瘍であり、小脳橋角部には関連がない。
  • 髄膜腫はくも膜細胞に由来する腫瘍で、原発性脳腫瘍の約25%を占める良性脳腫瘍であるが、小脳橋角部にはあまり発生しない。
  • 血管芽腫は成人の小脳半球に好発する良性腫瘍であるが、小脳橋角部にはあまり発生しない。
  • 神経膠腫には星細胞腫、乏突起膠腫、上衣腫があるが、これらは主に大脳半球や第四脳室、側脳室に好発するため、小脳橋角部にはあまり発生しない。
  • 神経鞘腫は原発性脳腫瘍の約20%を占め、その大部分は内耳神経から発生する聴神経鞘腫である。小脳橋角部に発生する腫瘍の約75%が聴神経鞘腫であるとされるため、正しい選択肢である。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
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第53回午後:第36問

骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍はどれか。  

1: 腎癌

2: 乳癌

3: 肝癌

4: 膵臓癌

5: 胆嚢癌

  • 答え:2
  • 解説:骨転移を生じやすい悪性腫瘍は、乳癌(79%)、前立腺癌(76.7%)、肺癌(52.7%)とされる。乳癌は乳房の近くにある腋窩リンパ節や、胸の前方中央を縦に構成する胸骨のそばの内胸リンパ節、鎖骨上のリンパ節に転移しやすい。
  • 腎癌の骨転移の発生率は、15%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。
  • 乳癌の骨転移の発生率は、79%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍である。
  • 肝癌の骨転移の発生率は、16%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。
  • 膵臓癌の骨転移の発生率は、15%以下とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。
  • 胆嚢癌の骨転移の発生率は、15%以下とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第52問

脳腫瘍で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.星細胞腫と周囲の境界は明瞭である。イ.上衣腫は脳室系に多発する。ウ.多形膠芽腫の悪性度は高い。エ.神経芽腫は成人に多発する。オ.髄膜腫の再発率は低い。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午後:第52問

扁平上皮癌はどれか。  

1: 食道癌

2: 胃 癌

3: 膵 癌

4: 大腸癌

5: 乳 癌

第40回午後:第54問

誤っているのはどれか。  

1: 良性腫瘍は浸潤性に発育する。

2: 良性腫瘍の発育は遅い。

3: 悪性腫瘍は転移しやすい。

4: 悪性腫瘍は異型性が強い。

5: 悪性腫瘍は未分化型が多い。

第40回午後:第1問

神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。  

1: 下垂体前葉

2: 下垂体後葉

3: 甲状腺

4: 副腎皮質

5: 副腎髄質