悪性腫瘍の特徴で誤っているのはどれか。
1: 転移が多い。
2: 再発率が高い。
3: 細胞の異型性が強い。
4: 浸潤性に発育する。
5: 細胞の分化度が高い。
誤っているのはどれか。
1: 良性腫瘍は浸潤性に発育する。
2: 良性腫瘍の発育は遅い。
3: 悪性腫瘍は転移しやすい。
4: 悪性腫瘍は異型性が強い。
5: 悪性腫瘍は未分化型が多い。
悪性腫瘍細胞の特徴で誤っているのはどれか。
1: 増殖が速い。
2: 核分裂が多い。
3: 染色体異常が多い。
4: 核/細胞質比が小さい。
5: 未分化型は悪性度が高い。
病原体と腫瘍発生との組合せで誤っているのはどれか。
1: A型肝炎ウイルス―――――肝細胞癌
2: Epstein Barrウイルス――――Burkittリンパ腫
3: HTLV-Ⅰ―――――――――成人T細胞白血病
4: ヒトパピローマウイルス ―― 子宮頸癌
5: ヘリコバクター・ピロリ菌――胃癌
良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか。
1: 異型性が低い。
2: 播種がみられる。
3: 細胞の分化度が高い。
4: 圧排性の発育形式をとる。
5: 周囲との境界が明瞭である。
リンパ浮腫について正しいのはどれか。
1: 腹水を伴う。
2: 利尿薬で治療する。
3: 蜂窩織炎になりやすい。
4: 肺塞栓症の原因の1つである。
5: 皮膚が線維化を起こすことは稀である。
がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 膀胱癌 ── ヘリコバクター・ピロリ菌
2: 肝細胞癌 ── B型肝炎ウイルス
3: 子宮頸癌 ── ヒトパピローマウイルス
4: 成人T細胞白血病 ── Epstein Barrウイルス
5: 慢性骨髄性白血病 ── HTLV-I
組織液の還流で正しいのはどれか。
1: 肝障害では浮腫は生じない。
2: 組織液が過剰になった状態を浮腫という。
3: 組織液の90%が毛細リンパ管に流入する。
4: リンパ管内のリンパは主幹動脈に流入する。
5: 組織液中の高分子の蛋白はリンパ管より末梢血管に多く流入する。
正しいのはどれか。
1: 肺の小細胞癌は進行が緩徐である。
2: 胃癌では扁平上皮癌が多い。
3: 大腸癌は上行結腸に好発する。
4: 肝細胞癌は肝硬変に合併する。
5: 膵癌は女性に多い。
悪性腫瘍のリハビリテーションで誤っているのはどれか。
1: 回復的、維持的、緩和的内容に分けられる。
2: 化学療法による白血球減少や消化器症状に留意する。
3: 放射線治療中では易疲労性や倦怠感に留意する。
4: 骨転移がある例では病的骨折の危険がある。
5: 脊椎転移に伴う腰痛に対して極超短波療法を行う。
良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか。
1: 出血壊死が少ない。
2: 細胞の分化度が高い。
3: クロマチンが増加する。
4: 膨脹性発育がみられる。
5: 細胞質に対して核の占める割合が小さい。
食道癌について正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 腺癌が90%を占める。
3: リンパ行性転移は稀である。
4: 飲酒・喫煙は発症に関与する。
5: 中部食道よりも下部食道の発症率が高い。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: リンパ節には皮質と髄質とがある。
2: リンパ管には弁がほとんどない。
3: 胸管は乳び槽から起こる。
4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。
5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。
リンパ系について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脾臓はリンパ液を濾過する。
2: 胸管は右鎖骨下静脈に流入する。
3: 腸管由来のリンパ液を乳糜という。
4: リンパ管には弁機構が存在しない。
5: 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。
ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。
2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。
3: 好中球はサイトカインを産生する。
4: Bリンパ球は抗体を産生する。
5: 副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる。