生理学(消化・吸収・排泄系)の過去問


第43回午後:第31問

腎臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。

2: ナトリウムは主に近位尿細管で再吸収される。

3: カリウムは主に遠位尿細管で再吸収される。

4: 傍糸球体細胞からレニンを分泌する。

5: 間質細胞からエリスロポエチンを分泌する。

第43回午後:第32問

正しい組合せはどれか。  

1: ペプシン - 口 腔

2: プチアリン - 胃

3: マルターゼ - 胃

4: ラクターゼ - 小 腸

5: リパーゼ - 小 腸

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午後:第31問

誤っているのはどれか。  

1: 食物が口腔内に入ると胃液分泌が起こる。

2: 食物の視覚刺激によって胃液分泌が起こる。

3: ストレスによって胃液分泌が抑制される。

4: セクレチンはガストリン分泌を促進する。

5: 胃液分泌の過程は3相に分かれている。

第42回午後:第32問

排便で誤っているのはどれか。  

1: 直腸壁が便で伸展されると便意を生じる。

2: 食事の摂取が結腸の蠕動運動を誘発する。

3: 排便反射では外肛門括約筋が収縮する。

4: 排便には横隔膜が関与する。

5: 排便中枢は仙髄にある。

第41回午後:第31問

誤っている組合せはどれか。 ア.リパーゼ-蛋白質イ.ペプシン-脂肪ウ.マルターゼ-麦芽糖エ.アミラーゼ-デンプンオ.ラクターゼ-乳糖  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第41回午後:第32問

正しいのはどれか。  

1: 排尿は内膀胱括約筋が収縮することで生じる。

2: 膀胱内圧が50 cmH2Oに達すると初発尿意が生じる。

3: 膀胱の容量は800~1,000 mlである。

4: 排尿に関する交感神経はTh8~Th10にある。

5: 排尿に関する副交感神経はS2~S4にある。

第40回午後:第35問

摂食・嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔移送期には口唇で食物を取り込む。

3: 口腔準備期には咀嚼によって食塊を形成する。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第40回午後:第36問

誤っているのはどれか。  

1: 随意的排尿には大脳皮質が関与する。

2: 交感神経を刺激すると膀胱は収縮する。

3: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。

4: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。

5: 外尿道括約筋は陰部神経の支配を受ける。

第40回午後:第26問

誤っている組合せはどれか。  

1: プチアリン-唾液

2: ペプシン-胃液

3: トリプシン-胃液

4: アミラーゼ-膵液

5: マルターゼ-腸液

第40回午後:第27問

胆汁について正しいのはどれか。  

1: 胆嚢で産生される。

2: 食物の摂取によって分泌が増加する。

3: 消化酵素が含まれる。

4: 脂肪の吸収を抑制する。

5: 胆汁酸塩の大部分は大腸で再吸収される。

第39回午後:第26問

正しいのはどれか。  

1: プチアリンは蛋白質を分解する。

2: アドレナリンは胃腸運動を促進する。

3: 胆汁にはリパーゼが含まれる。

4: 迷走神経刺激は膵液分泌を抑制する。

5: 膵アミラーゼはデンプンを分解する。

第39回午後:第27問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 嚥下反射の中枢は延髄にある。

2: 口腔相では軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭相では喉頭全体が反射的に挙上する。

4: 咽頭相では輪状咽頭筋の収縮により食塊を食道に移送する。

5: 食道相では蠕動運動によって食塊を移送する。

第39回午後:第37問

咀嚼に働く主な筋はどれか。  

1: 側頭筋

2: 口輪筋

3: 大頬骨筋

4: 小頬骨筋

5: オトガイ筋

第38回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 唾液分泌は舌下神経によって調節される。

2: 咀嚼運動には不随意的要素がある。

3: 嚥下の口腔期に軟口蓋は引き下げられる。

4: 嚥下反射時にも呼吸は継続して行われる。

5: 食道上部の筋層は平滑筋で構成される。

第38回午後:第29問

膵液に含まれない消化酵素はどれか。  

1: リパーゼ

2: ペプシン

3: アミラーゼ

4: トリプシン

5: ヌクレアーゼ

第38回午後:第30問

膀胱の神経支配について正しいのはどれか。  

1: 下腹神経は副交感神経である。

2: 骨盤神経は交感神経である。

3: 陰部神経は体性神経である。

4: αアドレナリン受容体は膀胱体部に多い。

5: βアドレナリン受容体は膀胱底部に多い。

第37回午後:第31問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 口腔期に食塊が舌によって咽頭に送られる。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると嚥下反射が起こる。

3: 嚥下反射のとき喉頭蓋は下方に倒れる。

4: 食塊が食道に入るとき輪状咽頭筋は弛緩する。

5: 下食道括約筋は随意筋である。

第37回午後:第32問

正しいのはどれか。  

1: 迷走神経刺激は胃の運動を促進する。

2: ガストリンは胃の運動を抑制する。

3: 胆嚢は胆汁を分泌する。

4: 胆汁酸の大部分は体外に排泄される。

5: トリプシンは脂肪を分解する。

第37回午後:第33問

腎臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 血流量は毎分心拍出量の20~25%に相当する。

2: クリアランスは尿量の増加とともに増加する。

3: 糸球体ではろ過が行われる。

4: 近位尿細管では再吸収が行われる。

5: 再吸収は抗利尿ホルモンが関係する。