第38回午後第28問の類似問題

第46回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。  

1: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

2: 軟口蓋が挙上すると咽頭と鼻腔の通路が開く。

3: 喉頭蓋が引き上げられて気道が閉鎖される。

4: 食塊が食道に入る時期に呼吸が促進される。

5: 食道期の食塊移動は蠕動運動による。

第45回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 嚥下反射の中枢は橋にある。

2: 口腔期に軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭期に喉頭が反射的に挙上する。

4: 嚥下反射時に呼吸は継続して行われる。

5: 食塊が食道に入るときに輪状咽頭筋は緊張する。

第36回午後:第27問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.舌筋には舌咽神経が関与する。イ.口腔相での食塊移動は反射的である。ウ.嚥下開始時に食道括約筋は緊張する。エ.嚥下反射では喉頭は挙上する。オ.食道は蠕動によって食塊を胃に送る。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第29問

口腔内の消化について誤っているのはどれか。  

1: 咀嚼運動は反射の影響を受けない随意運動である。

2: 唾液は食物を溶かして味覚受容体を刺激する。

3: 嚥下の口腔期では舌運動が主体である。

4: 唾液アミラーゼはでん粉を加水分解する。

5: ムチンは食塊・口腔を滑らかにする。

第39回午後:第27問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 嚥下反射の中枢は延髄にある。

2: 口腔相では軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭相では喉頭全体が反射的に挙上する。

4: 咽頭相では輪状咽頭筋の収縮により食塊を食道に移送する。

5: 食道相では蠕動運動によって食塊を移送する。

第53回午前:第68問

摂食嚥下の際の運動で正しいのはどれか。  

1: 嚥下後の呼吸は吸気から再開される。

2: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

3: 嚥下反射が起こると舌骨は下方に移動する。

4: 食塊の咽頭への送り込み時に口蓋帆張筋が緊張する。

5: 食塊の食道への送り込み時に輪状咽頭筋が収縮する。

第48回午後:第93問

嚥下に関わる神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 三叉神経 − 口唇閉鎖

2: 顔面神経 − 下顎の運動

3: 迷走神経 − 嚥下反射

4: 舌咽神経 − 舌の運動

5: 舌下神経 − 唾液分泌

第37回午後:第31問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 口腔期に食塊が舌によって咽頭に送られる。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると嚥下反射が起こる。

3: 嚥下反射のとき喉頭蓋は下方に倒れる。

4: 食塊が食道に入るとき輪状咽頭筋は弛緩する。

5: 下食道括約筋は随意筋である。

第36回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 口峡は口腔と咽頭との境である。

3: 咽頭腔は口部と喉頭部とからなる。

4: 食道は気管の前方を走行する。

5: 食道粘膜は円柱上皮である。

第47回午後:第67問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 食塊が舌によって咽頭に送られる過程を口腔期という。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると、嚥下反射が誘発される。

3: 嚥下反射のときに喉頭蓋が後方に倒れる。

4: 輪状咽頭筋が収縮すると、食塊が食道に入る。

5: 食塊が食道に達すると、食道の蠕動運動が生じる。

第55回午後:第66問

脳神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 顔面神経――軟口蓋の挙上

2: 三叉神経――下顎の運動

3: 舌咽神経――舌の運動

4: 舌下神経――唾液分泌

5: 迷走神経――口唇閉鎖

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、脳神経とその働きの正しい組み合わせを選ぶ必要があります。脳神経は、脳から出ている神経のことで、それぞれ異なる機能を持っています。
  • 顔面神経は、顔面の表情筋を支配する運動神経、舌前2/3の味覚を伝える感覚神経、舌下腺を支配する副交感神経からなります。軟口蓋の挙上には、三叉神経、舌咽神経、迷走神経などが関与するため、この選択肢は間違いです。
  • 三叉神経は、顔面の体性感覚を伝える感覚神経、咀嚼筋を支配する運動神経からなります。下顎の運動は、三叉神経の第3枝である下顎神経によって行われるため、この選択肢は正しいです。
  • 舌咽神経は、舌後1/3の味覚と咽頭の感覚を伝える感覚神経、咽頭の嚥下運動を起こす運動神経、耳下腺を支配する副交感神経からなります。舌の運動は舌下神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 舌下神経は、舌筋を支配する運動神経からなります。唾液分泌は、顔面神経、舌咽神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 迷走神経は、咽頭・喉頭を支配する感覚神経と運動神経、胸腹部内臓を支配する副交感神経からなります。口唇閉鎖は顔面神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第13問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 舌筋は舌下神経支配である。

3: 味覚は三叉神経支配である。

4: 口蓋帆は軟口蓋の前方にある。

5: 舌根は口峡の上壁である。

第35回午後:第30問

嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔期は随意的な運動である。

3: 準備期では食塊を咽頭に送り込む。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第41回午後:第19問

正常の摂食・嚥下の過程で誤っているのはどれか。  

1: 食塊は舌によって硬口蓋に押し付けられる。

2: 舌が後ろに引き下がり食塊を咽頭に送り込む。

3: 軟口蓋が下降し咽頭鼻部が開く。

4: 喉頭が前上方に挙上する。

5: 輪状咽頭筋部を通り食塊が食道に移動する。

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第40回午後:第35問

摂食・嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔移送期には口唇で食物を取り込む。

3: 口腔準備期には咀嚼によって食塊を形成する。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第39回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 舌の背側面には舌乳頭がある。

2: 口腔両側に梨状陥凹がある。

3: 口蓋扁桃は口峡の上壁にある。

4: 口蓋前方部は軟口蓋である。

5: 咽頭は第一胸椎部で食道に移行する。

第43回午後:第30問

唾液について正しいのはどれか。  

1: 唾液分泌中枢は中脳にある。

2: 交感神経の興奮でのみ分泌する。

3: 1日の分泌量は1~1.5リットルである。

4: 蛋白質を分解する。

5: 分泌が増すと口腔内pHは低下する。

第34回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 咽頭壁の筋層は平滑筋組織である。

2: 食道は第11胸椎で胃の幽門に移行する。

3: 幽門では括約筋が発達している。

4: 噴門腺にはガストリンを分泌するG細胞が多い。

5: 胃底とは胃体と十二指腸との間をいう。

第45回午前:第37問

摂食・嚥下障害で正しいのはどれか。  

1: 液体の誤嚥は少ない。

2: 認知機能の影響は受けない。

3: むせなければ誤嚥なしと判断する。

4: 梨状窩は咽頭残留の好発部位である。

5: 頸部前屈位は嚥下反射を遅延させる。