作業療法士国家試験:第35回午後の過去問


第35回午後:第1問

細胞外物質はどれか。  

1: 小胞体

2: 膠原線維

3: 核小体

4: ミトコンドリア

5: ゴルジ装置

第35回午後:第2問

誤っている組合せはどれか。  

1: 嗅 覚-内側膝状体

2: 視 覚-外側膝状体

3: 平衡覚-前庭神経核

4: 聴 覚-蝸牛神経核

5: 味 覚-孤束核

第35回午後:第3問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 両肺の下葉先端を肺尖という。

2: 肺葉は左三葉、右二葉である。

3: 肺胞の全表面積は約85 m2である。

4: 左気管支は右気管支に比べて異物が侵入しやすい。

5: 肺の上縁は第一肋骨の直下にある。

第35回午後:第4問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 心臓に分布する冠動脈は1本である。

2: 左房室弁は三尖弁である。

3: 大動脈弁は二尖弁である。

4: 中隔鎌は卵円孔弁の痕跡である。

5: 心耳には乳頭筋が認められる。

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第35回午後:第7問

副腎について正しいのはどれか。  

1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。

2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。

3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。

4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。

5: 髄質は中胚葉に由来する。

第35回午後:第8問

膀胱について誤っている組合せはどれか。  

1: 容 量-300~500 ml

2: 膀胱底-内尿道口

3: 排尿筋-骨盤神経

4: 膀胱括約筋-平滑筋

5: 膀胱三角-粘膜ヒダ

第35回午後:第9問

誤っているのはどれか。  

1: 左右の前大脳動脈は前交通動脈を介して吻合する。

2: 左右の椎骨動脈は合流して脳底動脈となる。

3: 内頸動脈は中大脳動脈と前大脳動脈とに分かれる。

4: 左右の後大脳動脈は後交通動脈を介して吻合する。

5: 脳底動脈は左右の後大脳動脈に分かれる。

第35回午後:第10問

脳脊髄液について誤っているのはどれか。  

1: 全量は100~150 mlである。

2: 脈絡叢で生成される。

3: クモ膜下腔を満たしている。

4: 脊髄中心管で吸収される。

5: 外部からの衝撃を柔らげる働きがある。

第35回午後:第11問

脳神経と筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 滑車神経 - 上斜筋

2: 外転神経 - 外直筋

3: 顔面神経 - 咬 筋

4: 副神経 - 胸鎖乳突筋

5: 舌下神経 - 舌 筋

第35回午後:第12問

髄節と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C3-胸鎖乳突筋

2: C4-横隔膜

3: C5-広背筋

4: C6-三角筋

5: C7-上腕三頭筋

第35回午後:第13問

誤っているのはどれか。  

1: 成人の骨は体重の15~18 %を占めている。

2: 身体の骨格を構成する骨は約200個ある。

3: 骨髄は造血臓器として海綿質にある。

4: 恥骨結合は硝子軟骨結合である。

5: 骨膜には多数の血管と神経とが分布している。

第35回午後:第14問

直径が最も大きい神経線維はどれか。  

1: C線維

2: III線維

3: γ線維

4: δ線維

5: Ia線維

第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第35回午後:第16問

手根管内を通過しないのはどれか。  

1: 長母指屈筋腱

2: 深指屈筋腱

3: 浅指屈筋腱

4: 正中神経

5: 尺骨神経

第35回午後:第17問

筋原線維の構造で誤っているのはどれか。  

1: 一つのZ膜から隣のZ膜までを筋節という。

2: H帯はI帯の中央部にある。

3: 複屈折性を有する暗帯をA帯という。

4: 二種類のフィラメントで構成される。

5: 太いフィラメントはミオシン分子で形成される。

第35回午後:第18問

上前腸骨棘に付着するのはどれか。2つ選べ。 ア.腸腰筋イ.縫工筋ウ.大腿筋膜張筋エ.大腿直筋オ.大殿筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第19問

脊椎に付着しないのはどれか。  

1: 僧帽筋

2: 肩甲挙筋

3: 広背筋

4: 後鋸筋

5: 前鋸筋

第35回午後:第20問

股関節内旋筋はどれか。  

1: 小殿筋

2: 大殿筋

3: 下双子筋

4: 梨状筋

5: 内閉鎖筋

第35回午後:第21問

骨格筋について誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は横紋構造をもつ。

2: 筋線維は細胞膜をもつ。

3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。

4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。

5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。

第35回午後:第22問

筋収縮について誤っているのはどれか。  

1: 収縮によって熱を産生する。

2: 収縮のエネルギー源はATPである。

3: 滑り説(sliding theory)で説明される。

4: 筋長が変化しても発生する張力は等しい。

5: 筋の発生する張力は断面積に比例する。

第35回午後:第23問

誤っているのはどれか。  

1: 一つの運動単位は1個の脊髄前角細胞とそれに支配される筋線維群から成る。

2: 筋肉は収縮速度が増加すると張力が減少する。

3: 1本の運動神経が何個の筋線維を支配しているかを神経支配比という。

4: 一般に神経支配比は精緻な働きをする指、舌などの筋ほど大きい。

5: 運動神経のインパルスが軸索終末部に達すると、アセチルコリンが放出される。

第35回午後:第24問

神経について正しいのはどれか。  

1: 感覚神経は伝導速度によってα、β群に分類される。

2: 伝導速度は神経の太さに関係しない。

3: 有髄神経は無髄神経より伝導速度が速い。

4: A群の神経はB群より伝導速度が遅い。

5: 自律神経は有髄神経である。

第35回午後:第25問

感覚受容器でないのはどれか。  

1: 自由神経終末

2: マイスネル小体

3: パチニ小体

4: 筋紡錘

5: 上皮小体

第35回午後:第27問

誤っているのはどれか。  

1: 大脳基底核は神経線維の密集した白質からなる。

2: 尾状核と被殻を合わせて線条体という。

3: 被殻と淡蒼球をレンズ核と呼ぶ。

4: 視床下核、黒質および赤核は錐体外路系である。

5: 大脳基底核は姿勢保持の調節機構に関与する。

第35回午後:第28問

大脳辺縁系について誤っているのはどれか。  

1: 海馬は探索行動と深い関係がある。

2: 海馬は前頭葉の一部である。

3: 乳頭体はパペツ回路の一部で感情発現と関連する。

4: 扁桃体は食欲、性欲に関連した中枢である。

5: 扁桃体は大脳基底核に分類される。

第35回午後:第29問

排尿について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.排尿の意思による調節は橋より上位の中枢による。イ.通常、尿意は膀胱最大容積の約45%に達したときに起こる。ウ.排尿反射中枢はL4~S1にある。エ.尿管は体性感覚支配である。オ.外尿道括約筋は陰部神経支配である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第30問

嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔期は随意的な運動である。

3: 準備期では食塊を咽頭に送り込む。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第35回午後:第31問

嚥下機能について誤っているのはどれか。  

1: 口腔期障害では舌機能が問題となる。

2: 正常な口腔期では後鼻腔が閉鎖される。

3: 正常な咽頭期では舌骨が挙上する。

4: 正常な咽頭期は喉頭蓋が上方へ回転して始まる。

5: 咽頭期障害ではむせの有無を観察する。

第35回午後:第32問

スパイロメータで測定できないのはどれか。  

1: 全肺気量

2: 予備呼気量

3: 最大吸気量

4: 肺活量

5: 予備吸気量

第35回午後:第33問

消化について誤っているのはどれか。 ア.唾液の分泌は神経性に調節される。イ.膵液は胃から排出された酸性内容を中和する。ウ.小腸の分泌液はアルカリ性である。エ.腸壁から血中に吸収されるのは単糖、多糖類である。オ.一つの蛋白分子中にすべてのアミノ酸が含まれる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第35回午後:第34問

内分泌器官とホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 下垂体前葉-成長ホルモン

2: 下垂体後葉-抗利尿ホルモン

3: 甲状腺-サイロキシン

4: 膵臓-インスリン

5: 副腎皮質-アドレナリン

第35回午後:第35問

心拍出量を決定する因子でないのはどれか。  

1: 心室内残留血液量

2: 心室弛緩の程度

3: 冠動脈圧

4: 1回拍出量

5: 心拍数

第35回午後:第36問

水溶性のビタミンはどれか。  

1: ビタミンA

2: ビタミンC

3: ビタミンD

4: ビタミンE

5: ビタミンK

第35回午後:第37問

咀嚼筋でないのはどれか。  

1: 側頭筋

2: 咬筋

3: 頬筋

4: 外側翼突筋

5: 内側翼突筋

第35回午後:第38問

半月板で誤っているのはどれか。  

1: 滑液を分散する。

2: 関節内圧を均等化する。

3: 膝関節の可動性を適正にする。

4: 膝関節の適合性を良好にする。

5: 外側半月板は外側側副靭帯と結合する。

第35回午後:第39問

頸部の伸筋でないのはどれか。  

1: 胸鎖乳突筋

2: 僧帽筋

3: 前斜角筋

4: 頸板状筋

5: 頸最長筋

第35回午後:第40問

肩関節の外旋に作用するのはどれか。  

1: 大円筋

2: 小円筋

3: 肩甲下筋

4: 広背筋

5: 大胸筋

第35回午後:第41問

手の機能肢位で誤っているのはどれか。 ア.手関節は軽度掌屈位である。イ.母指は軽度橈側外転位である。ウ.母指と他の指との先端はほぼ等距離である。エ.第2~5指は軽度屈曲位をとる。オ.第2~5指の長軸の延長線は舟状骨に集まる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第35回午後:第42問

呼吸運動で誤っているのはどれか。  

1: 安静呼吸時に横隔膜は上下に動く。

2: 腹筋の収縮で横隔膜は挙上する。

3: 横隔膜は収縮で下降する。

4: 呼気時に外肋間筋が主に働く。

5: 吸気時に肋骨下縁は挙上する。

第35回午後:第43問

正しいのはどれか。  

1: 大転子は股関節120゚屈曲位でローザー・ネラトン線上に触れる。

2: スカルパ三角は鼠径靭帯、縫工筋内縁および大内転筋外縁からなる。

3: ハムストリングスは半膜様筋と半腱様筋との2筋を総称していう。

4: トレンデレンブルグ徴候は患脚側の骨盤が遊脚時に落下する現象をいう。

5: 成人の健常な大腿骨の頸体角は120~130゚である。

第35回午後:第44問

正しいのはどれか。  

1: 大腿骨頭靭帯は股関節内転時に緊張する。

2: 膝関節面は大腿骨、膝蓋骨、脛骨および腓骨で構成される。

3: 後十字靭帯は脛骨の前方への滑りを防ぐ作用がある。

4: 足関節の底背屈運動は主に距踵関節で行われる。

5: 長腓骨筋および短腓骨筋は足関節を背屈する。

第35回午後:第45問

膝関節屈曲位で下腿を外旋させるのはどれか。  

1: 大腿二頭筋

2: 半腱様筋

3: 半膜様筋

4: 腓腹筋

5: 薄 筋

第35回午後:第46問

誤っているのはどれか。 ア.側臥位で下側の上下肢を屈曲すると安定する。イ.四つ這い位では両膝・下腿に約60%の荷重が加わる。ウ.椅子座位の重心線は足底面の後方を通る。エ.膝立ち位の支持基底面は両大腿で形成される。オ.立位での矢状面の重心線は外果を通る。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第35回午後:第47問

正常歩行について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.踵接地時の膝関節は15゚程度屈曲位である。イ.立脚中期に膝関節は完全伸展位となる。ウ.重心の上下移動は4~5 cmである。エ.骨盤の傾斜は左右5゚程度である。オ.遊脚相の膝関節屈曲は最大135゚に達する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第48問

正常歩行について誤っているのはどれか。  

1: 一側の踵接地から次の同側踵接地までを1歩行周期という。

2: 一側下肢の立脚相と遊脚相の比率は1:1である。

3: 1分間の歩数を歩行率という。

4: 歩行速度と歩幅とは正の相関がある。

5: 自由歩行時の歩幅は50~80 cmである。

第35回午後:第49問

急性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 循環障害

2: 滲 出

3: 壊 死

4: 増 殖

5: 充 血

第35回午後:第50問

脳腫瘍について誤っているのはどれか。  

1: 増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する。

2: 神経鞘腫は顔面神経に好発する。

3: 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する。

4: 膠芽細胞腫は悪性度が高い。

5: 髄膜腫は良性が多い。

第35回午後:第51問

疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄

2: パーキンソン病-大脳皮質の変性

3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性

4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄

5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性

第35回午後:第52問

認知症の原因でないのはどれか。  

1: パーキンソン病

2: ハンチントン舞踏病

3: 進行性核上性麻痺

4: 汎発性レビー小体病

5: 筋萎縮性側索硬化症

第35回午後:第53問

虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。  

1: 心筋炎

2: 大動脈硬化

3: 肺循環不全

4: 冠動脈硬化

5: 心弁膜不全

第35回午後:第54問

肺結核でみられないのはどれか。  

1: ゴム腫

2: ラングハンス巨細胞

3: 類上皮細胞

4: 乾酪壊死

5: 空洞形成

第35回午後:第56問

障害受容の反応で適切でないのはどれか。  

1: 悲 哀

2: 投 射

3: 怒 り

4: 否 認

5: 再 起

第35回午後:第57問

執着気質の特徴でないのはどれか。  

1: 真面目

2: 熱中性

3: 依存的

4: 几帳面

5: 徹底的

第35回午後:第58問

誤っている組合せはどれか。  

1: 森田療法-日記指導

2: 生活機能訓練-ロールプレイ

3: 自律訓練法-リラクセーション

4: 実存分析-自由連想法

5: 集団精神療法-相互交流

第35回午後:第59問

誤っている組合せはどれか。  

1: フロイト-精神分析学

2: ロジャース-オペラント学習

3: エリクソン-自我同一性

4: ピアジェ-発達心理学

5: ユング-集合無意識

第35回午後:第60問

心理療法の初回面接で適切でないのはどれか。  

1: 相談は秘密が守られる場所で行う。

2: 治療者の自己紹介を行う。

3: 治療の必要性について評価する。

4: 幾つかの心理検査を行う。

5: 次回の面接を予約する。

第35回午後:第61問

投影法はどれか。2つ選べ。 ア.遠城寺式乳幼児分析的発達検査イ.TAT(絵画統覚検査法)ウ.ロールシャッハテストエ.コース立法体組合わせテストオ.長谷川式簡易知能診査スケール  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第62問

痴呆検査における数字の逆唱でみるのはどれか。  

1: 復 唱

2: 錯 語

3: 見当識

4: 記銘力

5: 計算力

第35回午後:第64問

脳卒中急性期(離床前)に重要でないのはどれか。  

1: バイタルサインの確認

2: 麻痺の程度の評価

3: 関節可動域の維持

4: WAISの評価

5: 深部静脈血栓症の予防

第35回午後:第65問

大脳皮質の機能と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 言語記憶-側頭葉

2: 相貌識別-後頭葉

3: 言語表出-前頭葉

4: 体性感覚-後頭葉

5: 聴理解-側頭葉

第35回午後:第66問

誤っているのはどれか。  

1: 後縦靭帯骨化症では下肢に痙性麻痺を生じる。

2: 特発性側弯症では体幹前屈で肋骨隆起を生じる。

3: 強直性脊椎炎では脊椎や四肢近位関節が障害される。

4: 脊柱管狭窄症では間歇性跛行を生じる。

5: 腰椎椎間板ヘルニアでは下肢の腱反射が亢進する。

第35回午後:第67問

変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.中年期以降の肥満女性に好発する。イ.エックス線写真で関節腔の狭小化がみられる。ウ.圧痛は膝関節の外側に多い。エ.起立動作時よりも歩行時に痛みが強い。オ.内側楔状足底板が用いられる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第68問

ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。  

1: 表在感覚脱失

2: 四肢筋力低下

3: 神経原性筋電図所見

4: 呼吸筋障害

5: 髄液の異常所見

第35回午後:第69問

精神医学的問題で小児にみられないのはどれか。  

1: チック

2: 夜 尿

3: 吃 音

4: 爪かみ

5: 自己臭

第35回午後:第70問

解離性(転換性)障害として誤っているのはどれか。  

1: 健 忘

2: 遁 走

3: 強迫観念

4: 失立失歩

5: 視野狭窄

第35回午後:第71問

緊張病症候群の症状でないのはどれか。  

1: 興 奮

2: 昏 迷

3: 拒絶症

4: 感情鈍麻

5: カタレプシー

第35回午後:第72問

急に動悸がして呼吸が荒くなり、苦悶感を示す症状はどれか。  

1: 強迫症状

2: 転換症状

3: 不安症状

4: 幻覚症状

5: 心気症状

第35回午後:第73問

突然の意識障害とともに口をもぐもぐしたり、手で自分の衣類をまさぐる動作をする発作はどれか。  

1: 強直間代発作

2: 精神運動発作

3: 欠神発作

4: 点頭発作

5: 脱力発作

第35回午後:第74問

アルコール依存症の離脱期の症状で誤っているのはどれか。  

1: けいれん発作

2: 粗大な振戦

3: 幻 視

4: リープマン現象

5: 思考途絶

第35回午後:第75問

うつ病にみられないのはどれか。  

1: 連合弛緩

2: 行動制止

3: 希死念慮

4: 日内変動

5: 罪業妄想

第35回午後:第76問

精神分裂病(統合失調症)の症状でないのはどれか。  

1: 感情鈍麻

2: 観念奔逸

3: 考想化声

4: 思考奪取

5: 作為体験

第35回午後:第77問

躁病でみられないのはどれか。  

1: 多 弁

2: 多 動

3: 注意転導

4: 睡眠障害

5: 思考伝播

第35回午後:第78問

脳血管性痴呆で誤っているのはどれか。  

1: 初期症状として頭痛やめまいがある。

2: しばしば片麻痺を伴う。

3: しばしば感情失禁を伴う。

4: 進行は階段状である。

5: 短期記憶は保たれる。

第35回午後:第79問

不随意運動でないのはどれか。  

1: 振 戦

2: バリスム

3: アテトーゼ

4: 共同運動

5: ミオクローヌス

第35回午後:第80問

高血圧がみられないのはどれか。  

1: 慢性糸球体腎炎

2: 原発性アルドステロン症

3: 褐色細胞腫

4: 妊娠中毒症

5: 頸動脈洞症候群

第35回午後:第81問

副甲状腺ホルモンで誤っているのはどれか。  

1: 骨の再吸収を促進する。

2: 腸管でのカルシウムの吸収を促進する。

3: 腎臓でのカルシウム再吸収を促進する。

4: 腎臓でのリンの排泄を抑制する。

5: 分泌は血清カルシウム濃度の低下によって増加する。

第35回午後:第83問

正しい組合せはどれか。  

1: 重症筋無力症-運動失調

2: パーキンソン症候群-企図振戦

3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性

4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進

5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害

第35回午後:第84問

自律神経症状を主症状とする疾患はどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 多発性硬化症

3: アルツハイマー型痴呆

4: パーキンソン病

5: シャイ・ドレイガー症候群

第35回午後:第85問

全身性エリテマトーデスの主要な臨床症状はどれか。2つ選べ。 ア.膝関節拘縮イ.膀胱結石ウ.嚥下障害エ.発 熱オ.顔面紅斑  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第86問

周期性四肢麻痺に関連する所見はどれか。2つ選べ。 ア.血清カリウムの低下イ.血清甲状腺ホルモンの上昇ウ.血清カルシウムの低下エ.血清リンの上昇オ.血清ナトリウムの低下  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第87問

肺気腫にみられないのはどれか。  

1: 樽状胸郭

2: 呼吸困難

3: 喀 痰

4: 発 熱

5: 咳

第35回午後:第88問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの経過で誤っているのはどれか。  

1: 頸部伸筋は初期に障害される。

2: 手内在筋は後期に障害される。

3: 腹直筋は後期に障害される。

4: 大殿筋は初期に障害される。

5: 大腿四頭筋は初期に障害される。

第35回午後:第89問

頸椎椎間板ヘルニアと関係があるのはどれか。  

1: アドソンテスト

2: スパーリングテスト

3: モーレーテスト

4: エデンテスト

5: ライトテスト

第35回午後:第90問

正しい組合せはどれか。  

1: 猿 手-尺骨神経麻痺

2: 下垂手-橈骨神経麻痺

3: 鷲 手-正中神経麻痺

4: 槌 指-PIP関節脱臼骨折

5: ボタン穴変形-手指屈筋腱損傷

第35回午後:第91問

特発性側弯症の発症要因でないのはどれか。2つ選べ。 ア.背筋の不均衡イ.腰 痛ウ.脚長差エ.栄養障害オ.遺 伝  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午後:第92問

変形性股関節症で誤っているのはどれか。  

1: 我が国では一次性のものが多い。

2: 体重の増加によって症状が悪化する。

3: 股関節の可動域制限が出現する。

4: 外転筋群の筋力低下が出現する。

5: 疼痛は歩き始めに出現する。

第35回午後:第93問

正しい組合せはどれか。  

1: 前十字靭帯損傷-後方引き出し徴候

2: 後十字靭帯損傷-マクマレーテスト

3: 半月板損傷-ロッキング現象

4: 膝蓋骨脱臼-ラックマンテスト

5: 外側側副靭帯損傷-アプレーテスト

第35回午後:第94問

誤っている組合せはどれか。  

1: ベネット骨折-第1中手骨基部骨折

2: デュピュイトラン骨折-内・外果骨折

3: モンテギア骨折-尺骨中枢脱臼と橈骨骨幹部骨折

4: コットン骨折-内・外果および脛骨後方骨折

5: コーレス骨折-橈骨遠位端骨折

第35回午後:第95問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 円回内筋症候群-正中神経

2: 肘部管症候群-尺骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第35回午後:第96問

慢性関節リウマチの治療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 温熱療法-変形の予防

2: 運動療法-筋力の保持

3: 装具療法-関節の保護

4: 薬物療法-消 炎

5: 滑膜切除術-早期の消炎

第35回午後:第97問

構成障害で誤っているのはどれか。  

1: 消しゴムを字を消すものと認めつつ口へ持っていく。

2: 手本を写させると図柄の一部が重なり合う。

3: マッチ棒を用いた図柄の模倣では形態がゆがむ。

4: 積木を用いた三次元形態の組み立てが困難である。

5: コース立方体組合せテスト課題が困難である。

第35回午後:第99問

心電図上でQRS幅の広い疾患について正しいのはどれか。  

1: 不安定狭心症

2: 心筋梗塞

3: 完全右脚ブロック

4: 上室性期外収縮

5: 心房細動

第35回午後:第100問

運動負荷試験の中止基準で誤っているのはどれか。  

1: 下肢筋虚血痛

2: めまい

3: 息切れ

4: 高度の疲労

5: 発 汗