生理学(筋・感覚・神経系)の過去問


第40回午後:第68問

大脳皮質の機能と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 言語表出-前頭葉

2: 空間認知-頭頂葉

3: 聴覚理解-側頭葉

4: 言語記憶-側頭葉

5: 体性感覚-後頭葉

第40回午後:第22問

複数のシナプスを介して出現する反射はどれか。  

1: 下顎反射

2: 上腕二頭筋反射

3: 腹壁反射

4: 大腿四頭筋反射

5: 下腿三頭筋反射

第40回午後:第24問

ゴルジ腱器官の求心性神経はどれか。  

1: Ia群線維

2: Ib群線維

3: II群線維

4: C線維

5: γ線維

第39回午後:第11問

体性感覚入力を直接受けるのはどれか。  

1: 線条体

2: 黒 質

3: 視床下核

4: 小 脳

5: 海 馬

第39回午後:第21問

骨格筋の収縮に関わる神経伝達物質はどれか。  

1: ガンマアミノ酪酸(GABA)

2: アドレナリン

3: アセチルコリン

4: セロトニン

5: ドーパミン

第39回午後:第22問

Type IIと比べてType Iの筋線維の特徴で正しいのはどれか。  

1: 易疲労性がある。

2: 解糖系酵素活性が低い。

3: 収縮速度が速い。

4: 直径が大きい。

5: ミトコンドリアが少ない。

第39回午後:第24問

痛覚について正しいのはどれか。  

1: 自由神経終末は侵害受容器である。

2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。

3: 脊髄後索を上行する。

4: 視床下部で中継される。

5: 皮質は痛みの認識に関与しない。

第39回午後:第25問

視覚について正しいのはどれか。  

1: 暗順応は明順応よりも早い。

2: 外部の情景は網膜上に倒立像として写る。

3: 視神経線維の90%は対側の視索に入る。

4: 内側膝状体で中継される。

5: 視放線は側頭葉に至る。

第39回午後:第36問

神経線維の興奮伝導について誤っているのはどれか。  

1: 髄鞘の電気抵抗は大きい。

2: 伝導インパルスの大きさは刺激の大きさに比例する。

3: 伝達速度は温度の影響を受ける。

4: 活動電位の大きさは伝導中一定である。

5: 有髄神経では跳躍伝導がみられる。

第38回午後:第23問

末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。  

1: 長い神経線維ほど速い。

2: 軸索直径が小さいほど速い。

3: 温度が低いと速い。

4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。

5: 運動神経は感覚神経より速い。

第37回午後:第21問

骨格筋で誤っているのはどれか。  

1: 成人では体重の40%を占める。

2: 筋収縮にはカルシウムイオンが関与する。

3: 姿勢保持筋は赤筋線維が多い。

4: ミトコンドリアは白筋線維に多い。

5: 筋線維に横紋がみられる。

第37回午後:第22問

筋収縮時に張力の情報を伝える神経はどれか。  

1: Ia群線維

2: Ib群線維

3: II群線維

4: α線維

5: γ線維

第37回午後:第24問

反射中枢の部位で誤っている組合せはどれか。  

1: 角膜反射-橋

2: 眼輪筋反射-小脳

3: 腹壁反射-胸髄

4: 膝蓋腱反射-腰髄

5: 足底反射-仙髄

第37回午後:第25問

脳波について誤っているのはどれか。  

1: α波は後頭葉に多く出現する。

2: α波の振幅は優位半球で大きい。

3: 緊張するとα波は抑制される。

4: 眠りが深くなると徐波が増える。

5: 乳幼児では徐波が多い。

第37回午後:第26問

神経線維について誤っているのはどれか。  

1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。

2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。

3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。

4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。

5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。

第37回午後:第27問

皮膚の持続的圧刺激に反応するのはどれか。2つ選べ。  

1: 自由神経終末

2: ルフィニ終末

3: マイスネル小体

4: パチニ小体

5: メルケル盤

第37回午後:第28問

視覚について正しいのはどれか。  

1: 硝子体が混濁した状態を白内障という。

2: 眼内圧とは眼房水の圧のことである。

3: 視神経乳頭部は視力の最もよい部分である。

4: 網膜の背後に結像するのを近視という。

5: 明順応は暗順応より遅い。

第36回午後:第36問

大脳皮質について誤っているのはどれか。  

1: 脳梁は皮質と視床とを結合する。

2: 連合線維は半球の各皮質部を連絡する。

3: 一次運動野は中心溝の直前にある。

4: 神経細胞の形と配列とから6層に区別できる。

5: 皮質を中枢とする姿勢反射がある。

第36回午後:第38問

白筋と比較した赤筋の特徴で誤っているのはどれか。  

1: グリコーゲン含有量が少ない。

2: 持続的緊張に適している。

3: ホスホリラーゼ活性は高い。

4: ミトコンドリアを多く含む。

5: 毛細血管が密である。

第36回午後:第21問

視床下部の機能で誤っているのはどれか。  

1: 食物摂取の調節

2: 随意運動の調節

3: 水分摂取の調節

4: 体温の調節

5: 尿量の調節