大脳皮質の機能と部位との組合せで誤っているのはどれか。
1: 言語表出-前頭葉
2: 空間認知-頭頂葉
3: 聴覚理解-側頭葉
4: 言語記憶-側頭葉
5: 体性感覚-後頭葉
複数のシナプスを介して出現する反射はどれか。
1: 下顎反射
2: 上腕二頭筋反射
3: 腹壁反射
4: 大腿四頭筋反射
5: 下腿三頭筋反射
ゴルジ腱器官の求心性神経はどれか。
1: Ia群線維
2: Ib群線維
3: II群線維
4: C線維
5: γ線維
体性感覚入力を直接受けるのはどれか。
1: 線条体
2: 黒 質
3: 視床下核
4: 小 脳
5: 海 馬
骨格筋の収縮に関わる神経伝達物質はどれか。
1: ガンマアミノ酪酸(GABA)
2: アドレナリン
3: アセチルコリン
4: セロトニン
5: ドーパミン
Type IIと比べてType Iの筋線維の特徴で正しいのはどれか。
1: 易疲労性がある。
2: 解糖系酵素活性が低い。
3: 収縮速度が速い。
4: 直径が大きい。
5: ミトコンドリアが少ない。
痛覚について正しいのはどれか。
1: 自由神経終末は侵害受容器である。
2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。
3: 脊髄後索を上行する。
4: 視床下部で中継される。
5: 皮質は痛みの認識に関与しない。
視覚について正しいのはどれか。
1: 暗順応は明順応よりも早い。
2: 外部の情景は網膜上に倒立像として写る。
3: 視神経線維の90%は対側の視索に入る。
4: 内側膝状体で中継される。
5: 視放線は側頭葉に至る。
神経線維の興奮伝導について誤っているのはどれか。
1: 髄鞘の電気抵抗は大きい。
2: 伝導インパルスの大きさは刺激の大きさに比例する。
3: 伝達速度は温度の影響を受ける。
4: 活動電位の大きさは伝導中一定である。
5: 有髄神経では跳躍伝導がみられる。
末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。
1: 長い神経線維ほど速い。
2: 軸索直径が小さいほど速い。
3: 温度が低いと速い。
4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。
5: 運動神経は感覚神経より速い。
骨格筋で誤っているのはどれか。
1: 成人では体重の40%を占める。
2: 筋収縮にはカルシウムイオンが関与する。
3: 姿勢保持筋は赤筋線維が多い。
4: ミトコンドリアは白筋線維に多い。
5: 筋線維に横紋がみられる。
筋収縮時に張力の情報を伝える神経はどれか。
1: Ia群線維
2: Ib群線維
3: II群線維
4: α線維
5: γ線維
反射中枢の部位で誤っている組合せはどれか。
1: 角膜反射-橋
2: 眼輪筋反射-小脳
3: 腹壁反射-胸髄
4: 膝蓋腱反射-腰髄
5: 足底反射-仙髄
脳波について誤っているのはどれか。
1: α波は後頭葉に多く出現する。
2: α波の振幅は優位半球で大きい。
3: 緊張するとα波は抑制される。
4: 眠りが深くなると徐波が増える。
5: 乳幼児では徐波が多い。
神経線維について誤っているのはどれか。
1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。
2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。
3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。
4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。
5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。
皮膚の持続的圧刺激に反応するのはどれか。2つ選べ。
1: 自由神経終末
2: ルフィニ終末
3: マイスネル小体
4: パチニ小体
5: メルケル盤
視覚について正しいのはどれか。
1: 硝子体が混濁した状態を白内障という。
2: 眼内圧とは眼房水の圧のことである。
3: 視神経乳頭部は視力の最もよい部分である。
4: 網膜の背後に結像するのを近視という。
5: 明順応は暗順応より遅い。
大脳皮質について誤っているのはどれか。
1: 脳梁は皮質と視床とを結合する。
2: 連合線維は半球の各皮質部を連絡する。
3: 一次運動野は中心溝の直前にある。
4: 神経細胞の形と配列とから6層に区別できる。
5: 皮質を中枢とする姿勢反射がある。
白筋と比較した赤筋の特徴で誤っているのはどれか。
1: グリコーゲン含有量が少ない。
2: 持続的緊張に適している。
3: ホスホリラーゼ活性は高い。
4: ミトコンドリアを多く含む。
5: 毛細血管が密である。
視床下部の機能で誤っているのはどれか。
1: 食物摂取の調節
2: 随意運動の調節
3: 水分摂取の調節
4: 体温の調節
5: 尿量の調節