第36回午後第38問の類似問題

第49回午前:第61問

筋におけるタイプⅡb線維と比べたタイプⅠ線維の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 持久力のある筋肉において比率が高い。

2: 周囲組織の毛細血管が密である。

3: ヒラメ筋において比率が低い。

4: ミオグロビン量が少ない。

5: ミトコンドリアが少ない。

第43回午後:第38問

骨格筋について正しいのはどれか。  

1: 白筋にはタイプI線維が多い。

2: タイプI線維はグリコーゲンを多く含む。

3: 姿勢保持筋はタイプI線維が多い。

4: タイプII線維にはミトコンドリアが多い。

5: タイプII線維は収縮速度が遅い。

第34回午後:第22問

筋生理について誤っているのはどれか。  

1: 赤筋は白筋に比べて長時間にわたる収縮が可能である。

2: 筋質量の75%は蛋白質である。

3: 神経筋接合部での興奮の伝達は神経から筋への一方向である。

4: 活動電位は筋収縮に先行して発生する。

5: 乳酸の蓄積は筋疲労の化学的原因である。

第37回午後:第21問

骨格筋で誤っているのはどれか。  

1: 成人では体重の40%を占める。

2: 筋収縮にはカルシウムイオンが関与する。

3: 姿勢保持筋は赤筋線維が多い。

4: ミトコンドリアは白筋線維に多い。

5: 筋線維に横紋がみられる。

第46回午前:第69問

タイプⅡ筋線維と比較してタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。  

1: 筋線維の径が太い。

2: 筋小胞体数が少ない。

3: 酸化酵素活性が低い。

4: ミトコンドリアが少ない。

5: ミオグロビン量が少ない。

第34回午後:第21問

骨格筋の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.ミオグロビン含有量により色が異なる。イ.内臓筋に比べて電気刺激閾値が高い。ウ.自律性をもつ。エ.内臓筋に比べて疲労しにくい。オ.支配神経の性質により筋線維タイプが決まる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第57回午前:第63問

TypeⅡと比べてTypeⅠの筋線維の特徴で正しいのはどれか。  

1: 易疲労性がある。

2: 解糖系酵素活性が低い。

3: 収縮速度が速い。

4: ミオグロビンが少ない。

5: ミトコンドリアが少ない。

  • 答え:2
  • 解説:筋線維には大きく分けてTypeⅠとTypeⅡがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。TypeⅠは疲労耐性が高く、解糖系酵素活性が低い遅筋線維で、ミオグロビンやミトコンドリアが多いのが特徴です。一方、TypeⅡは易疲労性があり、解糖系酵素活性が高く、収縮速度が速い速筋線維で、ミオグロビンやミトコンドリアが少ないのが特徴です。
  • 易疲労性はTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは疲労耐性が高い筋線維です。
  • 解糖系酵素活性が低いのはTypeⅠの筋線維の特徴であり、正しいです。TypeⅡの筋線維は解糖系酵素活性が高いため、短時間で大きな力を発揮できます。
  • 収縮速度が速いのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは遅筋線維であり、収縮速度が遅いです。
  • ミオグロビンが少ないのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは赤筋であり、ミオグロビンが多く含まれています。
  • ミトコンドリアが少ないのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠの筋線維はミトコンドリアが多く、持久力があることが特徴です。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第21問

骨格筋線維で正しいのはどれか。  

1: タイプⅠ線維は酸化還元酵素活性が低い。

2: タイプⅠ線維は疲労しやすい。

3: タイプⅡa線維は単収縮速度が遅い。

4: タイプⅡb線維は解糖活性が高い。

5: タイプⅡb線維はミオグロビンが多い。

第39回午後:第7問

骨格筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は筋鞘で覆われる。

2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。

3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。

4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。

5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。

第39回午後:第22問

Type IIと比べてType Iの筋線維の特徴で正しいのはどれか。  

1: 易疲労性がある。

2: 解糖系酵素活性が低い。

3: 収縮速度が速い。

4: 直径が大きい。

5: ミトコンドリアが少ない。