義肢・装具の過去問


第34回午前:第83問

短下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.プラスチック装具は下垂足の矯正に有効である。イ.膝折れ防止に用いることもできる。ウ.立位での膝関節屈曲傾向を矯正するためには足継手を背屈10゜後方制動とする。エ.痙性麻痺による反張膝は前方制動の足継手で矯正する。オ.クレンザック型足継手では蹲居姿勢がとれない。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第84問

靴の補正について誤っているのはどれか。  

1: フレアヒールでは横アーチの支持性が増加する。

2: トーマスヒールでは内側縦アーチの支持性が増加する。

3: サッチヒールでは踵接地時の衝撃が吸収される。

4: メタタルザル・バーでは中足骨骨頭を免荷する。

5: 外側ソール・ウェッジでは内反足を矯正する。

第34回午前:第85問

下肢切断術後のリジッドドレッシングで誤っているのはどれか。  

1: 浮腫の軽減が図れる。

2: 創治癒の促進がなされる。

3: 断端創部の観察が不十分になりやすい。

4: 老人の循環障害による切断に適応となる。

5: 術後早期からの義足装着訓練が可能となる。

第34回午前:第86問

義手について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.先天性切断では、小学校入学直前が義手装着に良い時期である。イ.前腕極短断端では多軸肘ヒンジ継手を用いる。ウ.前腕極短断端では回内回外機能が期待できる。エ.筋電義手の制御には比例制御方式がある。オ.APRLフックは重いのが欠点である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第87問

PTBソケットについて誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.前壁の高さは膝蓋骨下縁である。イ.後壁の内外膝屈筋チャネルの高さは同じである。ウ.初期内転角を付ける。エ.体重支持は主に膝蓋腱部である。オ.懸垂のためカフベルトが必要である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ