遺伝情報伝達で正しいのはどれか。
1: リボゾームRNAはATP産生に関与する。
2: DNAではアデニンはシトシンと結合している。
3: 核の中のすべてのDNAの塩基配列をゲノムという。
4: DNAから転移RNA〈tRNA〉に塩基配列が転写される。
5: 伝令RNA〈mRNA〉上では2個の塩基の組合せが1つの暗号の単位を形成する。
代謝で誤っているのはどれか。
1: 呼吸商〈RQ〉は摂取する栄養素によって異なる。
2: 特異動的作用〈SDA〉とは食物摂取後の体温上昇である。
3: 基礎代謝量〈BM〉は同性、同年齢ならば体表面積に比例する。
4: エネルギー代謝率〈RMR〉は基礎代謝量を基準とした運動強度である。
5: 代謝当量〈MET〉は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である。
血糖を上昇させる作用のあるホルモンはどれか。
1: アドレナリン
2: アルドステロン
3: カルシトニン
4: パラトルモン
5: プロラクチン
抗体を産生するのはどれか。
1: 好酸球
2: 好中球
3: 好塩基球
4: 形質細胞
5: マクロファージ
副甲状腺ホルモンで正しいのはどれか。
1: 骨吸収を促進する。
2: 好酸性細胞で分泌される。
3: リンの再吸収を促進する。
4: 重炭酸イオンの再吸収を促進する。
5: 遠位尿細管でのカルシウム再吸収を抑制する。
ホルモン分泌について正しいのはどれか。
1: プロラクチンは乳腺から分泌される。
2: 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。
3: エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。
4: 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。
5: 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。
分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンはどれか。
1: ドパミン
2: エストロゲン
3: プロラクチン
4: プロゲステロン
5: ゴナドトロピン
同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。
1: アルドステロン―――――コルチゾール
2: インスリン―――――――グルカゴン
3: エリスロポエチン――――レニン
4: オキシトシン――――――バソプレシン
5: カルシトニン――――――パラトルモン
細胞膜電位について誤っているのはどれか。
1: 静止膜電位は負の値である。
2: 活動電位は全か無の法則に従う。
3: 活動電位の発火直後には不応期が存在する。
4: 脱分極で極性が正の部分をオーバーシュートという。
5: カリウムイオンは脱分極のときに細胞外から細胞内に移動する。
血液凝固因子はどれか。
1: アルブミン
2: トロンビン
3: ヘモグロビン
4: プラスミノゲン
5: エリスロポエチン
老化に伴う生理機能の変化で正しいのはどれか。
1: 血管抵抗は低下する。
2: 残気量は減少する。
3: 心拍出量は増加する。
4: 肺活量は増加する。
5: 予備呼気量は減少する。
破骨細胞について正しいのはどれか。
1: 骨小腔に存在する。
2: 骨芽細胞を破壊する。
3: 不動で活性が低下する。
4: 巨大な多核細胞である。
5: プロテオグリカンを合成する。
運動時の変化について正しいのはどれか。
1: 脳の血流量が増加する。
2: 皮膚血流量が減少する。
3: 内臓血管の拡張が起こる。
4: 骨格筋の血管収縮が起こる。
5: 心臓への静脈還流量が増加する。
体温について正しいのはどれか。
1: 甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。
2: 末梢血管収縮で熱放散が低下する。
3: 体温調整中枢は小脳にある。
4: 食物摂取により低下する。
5: 夜間睡眠時に上昇する。
排卵を誘発するのはどれか。
1: 黄体ホルモン上昇
2: オキシトシン上昇
3: 卵巣ホルモン低下
4: 黄体形成ホルモン上昇
5: 卵胞刺激ホルモン低下
副交感神経の作用はどれか。
1: 瞳孔散大
2: 発汗促進
3: 心拍数減少
4: 気管支の拡張
5: 消化液の分泌抑制
高齢者にみられる変化で正しいのはどれか。
1: 骨吸収は停止する。
2: 残気量は減少する。
3: 収縮期血圧は下降する。
4: 水晶体は蛋白変性する。
5: 皮膚の痛み閾値は低下する。
内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。
1: 松果体 - カルシトニン
2: 視床下部 - ソマトスタチン
3: 副腎皮質 - コルチゾール
4: 下垂体前葉 - 成長ホルモン
5: 下垂体後葉 - バソプレシン
静止している人が、動いている乗り物を注視する際にみられる生理的な眼球運動に含まれるのはどれか。
1: 固視微動
2: 注視眼振
3: 頭位眼振
4: 回転後眼振
5: 視運動性眼振
副交感神経の作用はどれか。
1: 気管支の収縮
2: 心拍数の増加
3: 涙液の分泌抑制
4: 膵液の分泌抑制
5: 内肛門括約筋の収縮