介助用車椅子の作製にあたっての適合判定で適切でないのはどれか。
1: 大車輪の径は24インチ
2: ブレーキ操作レバーは握りの位置
3: リクライニング機構は0~90゚
4: 車への積み込みが可能
5: 座り心地の良い厚手のクッション
16歳の男性。交通事故による右前腕切断。断端長は短断端。受傷後2か月経過。手先具が口元に届かない現象がみられた。原因解明のための評価で適切でないのはどれか。
1: 肩関節の関節可動域
2: 肘関節の関節可動域
3: 前腕部の神経腫の有無
4: ソケット開口部のトリミングライン
5: コントロールケーブルの効率
手の変形に対する装具の利用で誤っているのはどれか。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
前腕筋電義手の特徴でないのはどれか。 ア.筋電を採取するための筋収縮訓練が必要である。イ.頭上や背中の後ろでの操作も可能である。ウ.把持力は能動フックより強い。エ.コントロールケーブルが必要である。オ.能動フックの義手に比べ軽い。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
上腕義手で正しいのはどれか。
1: コントロールシステムの操作効率は70%以上必要である。
2: 口の前でのフックの開大は100%開大が必要である。
3: 23 kgの牽引力に対してソケットのずれは4 cm以上移動してはならない。
4: 肘完全屈曲に要する肩の屈曲角度は45° 以内である。
5: 肘を90°から屈曲するのに必要な力は6.0 kgを越えてはならない。
自助具と疾患との組合せで適切でないのはどれか。
1: ソックスエイド-アテトーゼ型脳性麻痺
2: レバー式水道栓-慢性関節リウマチ
3: 万能カフ- ─頸髄損傷
4: ループ付きタオル─脳卒中片麻痺
5: ストローホルダー─進行性筋ジストロフィー
オーバーヘッド・サスペンションリングの適用として誤っているのはどれか。
1: 成人アテトーゼ型脳性麻痺患者の食事用補助具として用いる。
2: 脳卒中片麻痺で上肢のブルンストローム法ステージIIの患者の訓練に用いる。
3: 腋窩神経麻痺患者の筋再教育訓練に用いる。
4: 頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)患者の上肢動作の補助具として用いる。
5: ギラン・バレー症候群で肩・肘関節の屈筋筋力が2(Poor)の患者の訓練に用いる。
失調症を示す患者への対応で適切でないのはどれか。
1: BFO
2: 肘付き椅子
3: 重りを付けた杖
4: フードガード付食器
5: 玄関に縦型の手すり
65歳の男性。農作業中に右上腕切断、標準断端である。受傷後1か月経過。義手の作製と訓練のため入院した。作業療法の評価で誤っているのはどれか。
1: 断端周径は定期的に計測する。
2: 肩甲骨、肩関節の関節可動域を測定する。
3: 肩関節周囲筋の筋力測定を行う。
4: 能動義手の長さは肩峰から尺骨茎状突起までとする。
5: 感覚検査を行う。
65歳の男性。農作業中に右上腕切断、標準断端である。受傷後1か月経過。義手の作製と訓練のため入院した。作業療法の訓練で適切でないのはどれか。
1: ブロックを用いたフック操作
2: 鏡を用いた肘継手のロック操作
3: 義手の着脱
4: 義手での書字
5: 両手による紐結び
装具の適応で誤っているのはどれか。
1: 上位型腕神経叢麻痺
2: 下垂手
3: 脳血管障害
4: 猿手
5: 手内在筋優位
正しい組合せはどれか。
1: パンケーキスプリント-尺骨神経麻痺
2: トーマススプリント-正中神経麻痺
3: オッペンハイマースプリント-尺骨神経麻痺
4: 短対立装具-正中神経麻痺
5: 長対立装具-橈骨神経麻痺
82歳の女性。室内移動は手すりや家具を支えになんとか可能であったが、動きづらくなり、作業療法が依頼された。この患者が屋外でも使用できる車椅子はどれか。
図に示す車椅子生活者の住宅として適切でないのはどれか。
1: ①勾配 1/3
2: ②廊下幅 100 cm
3: ③便座高 42 cm
4: ④スイッチ高 90 cm
5: ⑤板張り
誤っている組合せはどれか。
1: 脳卒中片麻痺-台付き爪切り
2: 慢性関節リウマチ-ソックスエイド
3: 頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)-トランスファーボード
4: アテトーゼ型脳性麻痺-ボタンエイド
5: 変形性股関節症-リーチャー
図のスプリントの適応で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
上腕義手の名称で誤っているのはどれか。
1: 外側懸垂バンド
2: 前方支持バンド
3: リフトレバー
4: ケーブルハウジング
5: ターミナル