第34回午前第16問の類似問題

第49回午後:第36問

標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。  

1: トイレのドアは内開きにする。

2: 屋外スロープの勾配は1/10とする。

3: 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。

4: 洗面台のカウンターの高さは50 cm程度とする。

5: 玄関前の回転スペースは直径90 cm程度とする。

第53回午前:第38問

標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。  

1: トイレのドアは内開きにする。

2: 作業台の高さは50 cm程度とする。

3: 屋外スロープの勾配は1/10とする。

4: 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。

5: 玄関前の回転スペースは直径90 cm程度とする。

  • 答え:4
  • 解説:標準型車椅子の使用者の生活環境では、車椅子での移動や作業がしやすいように、適切な設計や設置が求められます。この問題では、適切な生活環境を選ぶことが求められています。
  • トイレのドアは内開きではなく、引き戸の方が車椅子での出入りに有利です。内開きのドアは車椅子での操作が難しく、スペースも狭くなりがちです。
  • 作業台の高さは50 cmでは低すぎます。車椅子の座面が一般的に40~45 cmであるため、作業台の高さは70 cm程度が適切です。
  • 屋外スロープの勾配は1/10では急すぎます。車椅子使用者にとって適切な勾配は1/12~1/15の範囲です。
  • 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置することで、段差を解消しながら水の侵入も防ぐことができます。これは標準型車椅子の使用者の生活環境として適切です。
  • 玄関前の回転スペースは直径90 cmでは狭すぎます。車椅子の回転スペースには直径150 cmが必要です。また、角を曲がるには90 cm程度の幅が必要とされます。
  • 科目:義肢・装具・支援機器・自助具等
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第50問

車椅子使用者に配慮した生活環境の整備で正しいのはどれか。  

1: スロープの最大勾配:12%

2: 玄関の幅員:70 cm

3: 車椅子と人がすれ違う通路の幅員:100 cm

4: エレベーターのボタンの高さ:120 cm

5: 車椅子の回転スペース:150 cm

第36回午前:第29問

車椅子生活者のADLに配慮した住宅として適切でないのはどれか。  

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第47回午後:第37問

立位をとることは可能だが、移動は車椅子を要する片麻痺患者のための家屋改造について正しいのはどれか。  

1: ドアは開き戸にする。

2: 浴槽は洋式タイプにする。

3: 廊下幅は70 cmを確保する。

4: スロープの勾配は1/7にする。

5: トイレにL字型の手すりを設置する。

第54回午前:第32問

車椅子で自走する場合の住環境整備の留意点で適切なのはどれか。  

1: スイッチは床面から10 cmの高さに設置する。

2: 自走用6輪型車椅子は段差の通行が容易である。

3: 50 cmの段差がある場合スロープの長さを600 cm以上にする。

4: 廊下の直進に必要な幅員は左右アームサポートの外側最大寸法で判断する。

5: 廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は直角部分の前後とも70 cm以上必要である。

  • 答え:3
  • 解説:車椅子で自走する場合の住環境整備では、スイッチやコンセントの高さ、車椅子の種類や機能、スロープの勾配や長さ、廊下の幅員など、様々な要素を考慮する必要があります。
  • スイッチは床面から10 cmの高さに設置するのではなく、40~130 cm程度の高さに設置することが適切です。
  • 自走用6輪型車椅子は小回りが利き、曲がり角のある通路などでも操作しやすいメリットがありますが、車輪自体が小さいため、段差の通行は容易にはならない。
  • スロープの勾配は1/12以下にする必要があるため、50 cmの段差がある場合は、スロープの長さを600 cm以上にすることが適切です。
  • 車椅子自走の場合、廊下の直進に必要な幅員は約90 cmである。車椅子の左右アームサポートの外側最大寸法は約65 cmだが、ハンドリムを把持して自走する分の幅も加味する必要がある。
  • 廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は、直角部分の前後とも85 cm以上であることが適切です。
  • 科目:義肢・装具・支援機器・自助具等
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午後:第12問

22歳の男性。頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)。車椅子は床から390 mmの座面に100 mmの低反発素材のクッションを使用している。移乗は、車椅子から前・後方移動で自立し、ADLは環境整備の上で自立が見込めるようになった。1人暮らしを目的にした住宅改修を図に示す。正しいのはどれか。 

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1: ①入口のスロープ傾斜を1/8とした。

2: ②便器の高さを床から400 mmとした。

3: ③移乗の車椅子操作のために回転半径を600 mm確保した。

4: ④浴槽のふちの高さを洗い場から150 mmとした。

5: ⑤テラスへの出入り口は埋め込みレールとした。

第42回午前:第72問

車椅子でADLが自立した患者の自宅退院に向けた環境調整で適切でないのはどれか。  

1: 屋外スロープの勾配を1/8にした。

2: 部屋の出入口の開口部を90 cmに変更した。

3: 車椅子で回転できる空間を直径150 cm確保した。

4: 直進するための廊下幅が90 cmであることを確認した。

5: 高頻度に使用する棚の高さを70 cmにした。

第57回午後:第8問

28歳の女性。頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)。車椅子とベッド間の移乗は前・後方移動で自立し、ADLは自助具や環境整備で自立の見込みを得た。住宅改修を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: ①の廊下幅は歩行者とのすれ違いのために140 cmにした。

2: ②のポーチの幅は車椅子を回転させるために100 cmにした。

3: ③の廊下と居室の開口部通過の幅は90 cmにした。

4: ④のシャワーフックの位置の高さは150 cmにした。

5: ⑤の屋外スロープの勾配は1/4にした。

第37回午前:第40問

高齢者や障害者が生活しやすい住宅の構造で正しいのはどれか。ただし、対象者の身長は160 cmとする。  

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第47回午後:第40問

脊髄損傷患者(第10胸髄節まで機能残存)の家屋改造について適切でないのはどれか。  

1: ドアの開口部は90 cmとする。

2: スロープの勾配は1/6とする。

3: 車椅子の回転スペースは直径150 cmとする。

4: 便座の高さは車椅子のシートの高さに合わせる。

5: 電灯のスイッチは床から90~100 cmの高さにする。

第51回午後:第5問

身体計測を行った結果を図に示す。標準型車椅子を作製するにあたり、車椅子基本寸法として正しいのはどれか。2つ選べ。なお、座面にクッションは入れないものとする。 

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1: 座幅は50 cmとする。

2: 座奥行きは41 cmとする。

3: バックサポート(バックレスト)高は46 cmとする。

4: アームサポート(アームレスト)高は18 cmとする。

5: フットサポート・シート間距離は30 cmとする。

第51回午前:第10問

25歳の女性。脊髄完全損傷(第5胸髄節まで機能残存)。車椅子(寸法:全長85 cm、全幅55 cm、前座高42 cm)での自立生活に向けて図のように住宅改修を行った。考えられる問題点はどれか。 

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1: ①のエレベーターに乗るとバックで出なければならない。

2: ②の玄関スロープを上ることができない。

3: ③のトイレに入った後で扉を閉めることができない。

4: ④の洗体台が高く移乗できない。

5: ⑤の車椅子用台所シンクに対面できない。

第37回午前:第25問

矢印で示した車椅子の部分の適応で適切でないのはどれか。  

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第36回午前:第82問

屋内歩行が可能な片麻痺患者の屋外用車椅子の適合判定で誤っているのはどれか。  

1: 座幅は殿部の最大幅に4~5 cm加える

2: 座長は座った際の膝窩に触れる長さにする。

3: 背もたれ高は肩甲骨下縁の高さにする。

4: 背もたれ角度は95~100°にする。

5: ハンドリムは健側にだけ取り付ける。

第41回午前:第74問

脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)患者の家屋改造で適切でないのはどれか。  

1: ドアの開口部は90 cmとする。

2: 車椅子の回転スペースは直径150 cmとする。

3: スロープの勾配は1/6とする。

4: 便座の高さは車椅子のシートの高さに合わせる。

5: 電灯のスイッチは床から80~90 cmの高さにする。

第38回午前:第25問

矢印で示した車椅子の部分の目的で適切でないのはどれか。  

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第38回午前:第74問

合併症のない脊髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)患者の住宅改修指導で適切でないのはどれか。  

1: 便座の高さは車椅子使用時の座面高に合わせる。

2: 玄関にスロープを設置する。

3: 寝室に天井走行式リフターを設置する。

4: フローリング化し段差をなくす。

5: 廊下幅を拡げる。