基礎理学療法学・理学療法管理学の過去問


第46回午後:第40問

口腔内・鼻腔内吸引の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 実施時は両手に手袋をする。

2: 目的は貯留物や分泌物の除去である。

3: あらかじめ定めた時刻にのみ実施する。

4: 吸引器のボトルは空であることを確認する。

5: 口腔内吸引したカテーテルで気管内の吸引を行う。

第46回午後:第47問

無作為化比較試験で誤っているのはどれか。  

1: 群間で基本特性に差のないことが前提となる。

2: 介入効果を明らかにすることが目的である。

3: 患者の希望によって治療法を割り付ける。

4: 質の高いエビデンスが期待できる。

5: 高い追跡率が求められる。

第46回午後:第50問

理学療法士及び作業療法士法に規定されている理学療法士に関する内容で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 理学療法を独占業務として行うことができる。

2: 免許が取り消された場合、再び与えられることはない。

3: 主たる目的は、基本的動作能力の回復を図ることにある。

4: 医師の具体的指示によって理学療法としてマッサージを行うことができる。

5: 外国の理学療法士免許があれば免許登録をしなくても理学療法を行える。

第45回午前:第45問

国際生活機能分類(ICF)に基づく活動と参加の評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 「態度」は評価項目に含まれる。

2: 「支援と関係」は評価項目に含まれる。

3: d(domain)で始まるコードで分類される。

4: 「能力」は標準的な生活機能レベルを示す。

5: 「実行状況」は個人が現在の環境で行っている活動や参加を示す。

第45回午後:第25問

エビデンスに基づく理学療法を実践する場合に最初に行うのはどれか。  

1: 検証

2: 適用

3: 情報収集

4: 批判的吟味

5: 問題点の定式化

第45回午後:第50問

理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。  

1: 理学療法士の理学療法業務独占を規定している。

2: 理学療法士の退職後の守秘義務を規定している。

3: 理学療法士免許は都道府県知事から交付される。

4: 理学療法士が1日で治療できる患者数を規定している。

5: 理学療法士養成施設の修業年限を1年以上と規定している。

第44回午前:第8問

80歳の女性。3か月前に居間で尻もちをついた。1か月前に第5腰椎圧迫骨折と診断され、腰痛が持続している。現在は促せば1km以上の歩行が可能だが、日ごろは転びそうな感じがするため自宅内での生活を送っている。ICF(国際生活機能分類)に基づく記載の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 個人因子 − 外向性の中等度の障害

2: 心身機能 − 転倒感の中等度の機能障害

3: 身体構造 − 腰部脊柱の中等度の構造障害

4: 活  動 − 自宅内の移動(能力)が可能(困難なし)

5: 活  動 − 長距離歩行(能力)が可能(困難なし)

第44回午前:第94問

国際生活機能分類(ICF)における環境因子はどれか。  

1: 対人関係

2: 支援と関係

3: 運動・移動

4: 学習と知識の応用

5: コミュニケーション

第44回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士法に規定されているのはどれか。2つ選べ。  

1: 業務上知り得た秘密を守る義務がある。

2: 国家試験の合格発表時から理学療法業務が可能である。

3: 業務以外の違法行為で免許が取り消されることはない。

4: 理学療法士でない者が機能療法士と名乗ることはできない。

5: 理学療法士が作業療法士の受験資格を得るには1年の教育が必要である。

第43回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士法で誤っているのはどれか。  

1: 昭和40年に制定された。

2: 守秘義務は退職後も継続する。

3: 外国籍の者も免許を取得できる。

4: 都道府県知事は免許を取り消すことができる。

5: 免許を紛失した場合再交付を申請できる。

第43回午前:第54問

国際生活機能分類(ICF)の活動制限に対するアプローチとして正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ミルウォーキー装具装着

2: 障害筋の筋力増強

3: 利き手交換

4: 関節可動域拡大

5: 車椅子の練習

第42回午前:第46問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。  

1: 四肢の筋力

2: 言語表出

3: 心機能

4: 歩 行

5: 嚥 下

第42回午前:第78問

外傷の初期治療で重要なRICEの原則に含まれないのはどれか。  

1: 洗浄

2: 安静

3: 氷冷

4: 挙上

5: 圧迫

第42回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士法に欠格事由として記載されていないのはどれか。  

1: 業務に関する不正行為を行った者

2: 罰金以上の刑に処せられた者

3: 麻薬、大麻、あへんの中毒者

4: 業務を適正に行えない者

5: 免許証を紛失した者

第41回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。  

1: 理学療法士養成施設の修業年限を1年以上と規定している。

2: 理学療法士の理学療法業務独占を規定している。

3: 理学療法士の退職後の守秘義務を規定している。

4: 理学療法士が1日で治療できる患者数を規定している。

5: 理学療法士免許は都道府県知事から交付される。

第40回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。  

1: 理学療法士免許は都道府県知事が交付する。

2: 理学療法士以外の者は理学療法を行うことができない。

3: 理学療法士及び作業療法士法には診断報酬に関する規定がある。

4: 理学療法士は業務上知り得た人の秘密を他に漏らすと罰金に処せられる。

5: 登録事項に変更が生じたときは1年以内に理学療法士名簿の訂正を申請する。

第39回午前:第85問

インフォームド・コンセントに含まれないのはどれか。  

1: 患者の同意

2: 治療法の選択肢の提示

3: 予後の説明

4: 治療方針の説得

5: 診断結果の伝達

第38回午前:第56問

医療・福祉に関する制度で誤っているのはどれか。  

1: 身体障害者福祉法によって身体障害者手帳が交付される。

2: 児童福祉法でいう児童とは18歳未満の者をいう。

3: 知的障害者福祉法によって日常生活用具が給付される。

4: 介護保険法によって訪問リハビリテーションが行われる。

5: 老人福祉法によって車椅子が給付される。

第37回午前:第43問

身体障害者福祉法における義足の給付で正しいのはどれか。  

1: 申請は身体障害者が行う。

2: 更生相談所長が給付を決定する。

3: 適合判定は義足製作者が行う。

4: 仮義足が給付される。

5: 本義足は医療保険が適用される。

第36回午前:第100問

理学療法士及び作業療法士で誤っているのはどれか。  

1: 理学療法士国家試験に合格直後から理学療法士として就業できる。

2: 罰金以上の刑に処せられた者には免許が与えられないことがある。

3: 理学療法士は業務上知り得た人の秘密を他にもらした場合、50万円以下の罰金に処せられる。

4: 理学療法士は作業療法士養成施設において2年以上知識及び技能を修得すれば作業療法士国家試験受験資格が得られる。

5: 理学療法士は免許証を紛失した場合、再交付を申請できる。