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第14回午後の過去問

国試第14回午後:第1問

x軸に平行で一様な電界Eの中で電荷qを原点から点P(x1,y1)まで動かすのに必要な仕事はどれか。

14PM1-0
1:$ qE(x_1+y_1)$
2:$ qEx_1$
3:$ qEy_1$
4:$ qE\left|x_1-y_1\right|$
5:$ qE\sqrt{{x_1}^2+{y_1}^2}$

国試第14回午後:第2問

コンデンサC1=2μFとC2=3μFとを直列に接続した時の合成容量はどれか。

1:0.3μF
2:0.5μF
3:1.2μF
4:2.5μF
5:5.0μF

国試第14回午後:第3問

誤っている組合せはどれか。

1:磁界の強さ ―――――――- A/m
2:電界の強さ ―――――――- N/C
3:アドミタニタンス ――――---- Ω
4:電力量 ――――――――― Wh
5:電流密度 ―――――――― A/m2

国試第14回午後:第4問

紙面の表から裏の向きに一様な磁束密度Bが存在する中で、電子が紙面に沿って上方に速度vで動くとき、受ける力の方向はどれか。

14PM4-0
1:1
2:2
3:3
4:4
5:5

国試第14回午後:第5問

図の回路で電流計の指示が0となる抵抗Rの値はどれか。

14PM5-0
1:
2:10Ω
3:20Ω
4:40Ω
5:50Ω

国試第14回午後:第6問

100Ω、電力容量1Wの抵抗と50Ω、電力容量2Wの抵抗とを直列に結線し、これに電源を接続した。加えられる最大の電源電圧はどれか。

14PM6-0
1:10V
2:15V
3:20V
4:25V
5:30V

国試第14回午後:第7問

図に示す正弦波y(t)を表す式はどれか。

14PM7-0
1:$71sin{(}10\pi t+\pi/2)$
2:$71sin{(}20\pi t-\pi/2)$
3:$100sin{(}10\pi t-\pi/2)$
4:$100sin{(}10\pi t+\pi/2)$
5:$100sin{(}20\pi t-\pi/2)$

国試第14回午後:第8問

図の回路の抵抗で消費される電力はどれか。

14PM8-0
1:408W
2:800W
3:1000W
4:1250W
5:1667W

国試第14回午後:第9問

図の波形について正しいのはどれか。

14PM9-0
a:周期は1sである。
b:実効値は$1/\sqrt2$である。
c:直流成分を含む。
d:調波成分を含む。
e:間tで微分すると三角波が得られる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第10問

図の回路について正しいのはどれか。

14PM10-0
a:低域通過特性を示す。
b:微分回路に用いられることがある。
c:時定数は10msである。
d:出力波形の位相は入力波形より進む。
e:遮断周波数は約50Hzである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第11問

図の回路のスイッチを入れた時刻を0とすると、コイルに流れる電流の変化を表すグラフに最も近いのはどれか。スイッチを入れる前にコイルに流れていた電流は0とする。

14PM11-0

国試第14回午後:第12問

誤っているのはどれか。

1:不純物を含まない半導体を真性半導体という。
2:シリコン(Si)にリン(P)を加えるとn形半導体になる。
3:ユニポーラトランジスタにはpチャネルとnチャネルの2種類がある。
4:ユニポーラトランジスタは電圧制御形である。
5:MOSトランジスタはバイポーラトランジスタの一種である。

国試第14回午後:第13問

図の回路において全波整流回路として動作するのはどれか。

14PM13-0

国試第14回午後:第14問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a:オフセットを調整する必要がない。
b:電源電圧の変動の影響を受けにくい。
c:直流信号を増幅できる。
d:CMRR(同相除去比)を大きくすることができる。
e:内部雑音を相殺することができる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第15問

理想的なオペアンプを用いた図の回路の出力電圧はどれか。

14PM15-0
1:0.2V
2:0.1V
3:0.0V
4:-0.1V
5:-0.2V

国試第14回午後:第16問

理想的なオペアンプを用いた図の回路で電圧利得20dBの増幅器を作るとき、Rの値はどれか。

14PM16-0
1:9kΩ
2:10kΩ
3:19kΩ
4:20kΩ
5:21kΩ

国試第14回午後:第17問

理想的なオペアンプを用いた図の回路について正しいのはどれか。

14PM17-0
a:出力と入力の位相は 180度異なる。
b:出カインピーダンスは入力インピーダンスより大きい。
c:電圧ホロワと呼ばれる。
d:負帰還が用いられている。
e:電圧増幅を行うために用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第18問

発振回路について誤っているのはどれか。

1:水晶発振回路はLC発振回路より周波数安定度が高い。
2:水晶振動子の固有振動数と発振周波数とは互いに独立である。
3:発振にはエネルギーの供給が必要である。
4:LC発振回路ではインダクタンスと静電容量の値で発振周波数が決まる。
5:正帰還が用いられている。

国試第14回午後:第19問

正しいのはどれか。

a:非安定マルチバイブレータはパルス発生回路である。
b:非安定マルチバイブレータはフリップフロップとも呼ばれる。
c:単安定マルチバイブレータには2個以上のコンデンサが必要である。
d:単安定マルチバイブレータがパルスを発生するためにはトリガが必要である。
e:双安定マルチバイブレータは2進カウンタに用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第20問

図の論理回路について誤っているのはどれか。

14PM20-0
a:入力Aが1のとき、出力は他の入力に無関係に1である。
b:入力Bが0のとき、出力は他の入力に無関係に1である。
c:入力Aが0、入力Bが1のとき、出力は入力Cに無関係に1である。
d:入力B、入力Cが1のとき、出力は入力Aに無関係に0である。
e:入力A、入力B、入力Cが0のとき、出力は1である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第21問

論理式において$ \mathrm{AB}+\overline{\mathrm{AB}}=1$となる条件はどれか。

1:A=1
2:B=1
3:A、Bによらない
4:A=0、B=1
5:A=0、B=0

国試第14回午後:第22問

$\frac{1}{1-j}$の絶対値はどれか。

1:$-\frac{1}{\sqrt2}$
2:0
3:$\frac{1}{\sqrt2}$
4:1
5:$\sqrt2$

国試第14回午後:第23問

正しいのはどれか。

a:アナログ変調方式には搬送波を必要とする。
b:ディジタル変調方式にはクロックを必要とする。
c:ディジタル変調方式のみで無線伝送が可能である。
d:AMは雑音の影響をほとんど受けない。
e:雑音レベルが閾値を超えるとFMの受信品質は急激に劣化する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第24問

情報信号伝送路について誤っているのはどれか。

1:光ケーブル通信は双方向通信に適している。
2:空間を利用する電波での通信は漏話を防ぐことが困難である。
3:光通信における変調方式は主として光波の強度変調を用いる。
4:光ケーブル通信は大量情報の伝送が可能である。
5:通信用問題軸ケーブルは光ケーブルより長距離伝送に適している。

国試第14回午後:第25問

正しい組合せはどれか。

a:MODEM ―――――― 暗号化方式
b:ハミング符号 ――――- 周波数応答
c:ネットワーク ――――-- 高速フーリエ変換
d:多重化伝送 ――――― 時分割方式
e:パリティチェック ――--- 誤り検出法
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第26問

繰返し刺激による反応波形を白色雑音の中から検出するために100回の加算平均処理を行った場合、信号対雑音比(S/N)の改善度はどれか。

1:10dB
2:20dB
3:40dB
4:60dB
5:100dB

国試第14回午後:第27問

A/D変換について正しいのはどれか。

a:アナログ信号の下限周波数を遮断周波数とする高域フィルタを用いる。
b:サンプリング周波数を除去する帯域除去フィルタを用いる。
c:信号周波数をサンプリング周波数の1/2以下に制限する低域フィルタを用いる。
d:A/D変換器の分解能はビット数と最大許容入力電圧とで決まる。
e:無信号時の雑音を除去する不感帯を設ける。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第28問

正しい単位はどれか。

a:A/D変換の速さ ――――――- bps
b:データの伝送速度 ―――――- Hz
c:メモリの記憶容量 ―――――-- byte
d:CPUの演算速度 ―――――― MIPS
e:CPUのクロック周波数 ―――-- rpm
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第29問

誤っているのはどれか。

1:CPUは機械語で書かれた命令を理解する。
2:アセンブラはアセンブリ言語で書かれたソースプログラムを機械語に変換する。
3:Cは高級言語である。
4:フローチャートは処理の内容や順序をいくつかの図形と流れ線で表す。
5:キャッシュメモリは出力装置の動作速度の遅さを補うために使用する。

国試第14回午後:第30問

オペレーティングシステムはどれか。

a:MUMPS
b:MS-DOS
c:UNIX
d:BASIC
e:PASCAL
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第31問

正しいのはどれか。

a:フロッピーディスクは薄い円板に磁性体を塗布したものである。
b:CD-ROMはレーザ光の干渉を利用して書き込みを行う。
c:ハードディスクは書換えできない。
d:光磁気ディスク(MO)は光化学反応を利用している。
e:ディジタルビデオディスク(DVD)の読み出しにはレーザ光を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第32問

インターネットについて正しいのはどれか。

a:ネットワークに参加するにはドメイン名を取得する必要がある。
b:限られた地域内の情報通信網をLANという。
c:サーバは常時稼働させる。
d:一方向通信である。
e:音声情報は通信できない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第33問

ブロック線図のシステムの伝達関数(Y/X)はどれか。

14PM33-0
1:$\frac{AB}{1+A}$
2:$\frac{A}{1+AB}$
3:$\frac{AB}{1+AB}$
4:$\frac{A}{1+A+AB}$
5:$\frac{AB}{1+A+AB}$

国試第14回午後:第34問

図のような電気系と機械系で電圧と力とを対応させたとき、その他の量の対応関係で誤っている組合せはどれか。

14PM34-0
1:電流 ―――――――― 速度
2:電荷 ―――――――― 変位
3:抵抗 ―――――――― 加速度
4:インダクタンス ―――-- 質量
5:キャパシタンス ―――-- バネ定数の逆数

国試第14回午後:第35問

図において機器の故障がすべて独立に発生する場合、システム全体のおおよその信頼度はどれか。ただし、図中の数値は機器の信頼度である。

14PM35-0
1:0.81
2:0.72
3:0.64
4:0.4
5:0.16

国試第14回午後:第36問

$ \mathrm{A-a}\mathrm{D}_{O_2}$の開大に関与する因子はどれか。

a:換気量の増加
b:死腔の減少
c:換気・血流比の低下
d:シャントの増加
e:肺拡散能力の低下
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第37問

気管内挿管によって損傷される恐れのある部位はどれか。

a:気管支
b:声帯
c:咽頭
d:
e:甲状腺
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第38問

人工呼吸器のウィーニングの条件はどれか。

a:肝機能の改善
b:酸・塩基平衡の改善
c:循環動態の改善
d:原疾患の改善
e:副腎機能の改善
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第39問

肺胞内圧が陽圧になる疾患はどれか。

a:間質性肺炎
b:肺水腫
c:無気肺
d:気管支喘息
e:慢性肺気腫
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第40問

空気呼吸時の血液ガス基準値について正しい組合せはどれか。

a:動脈血酸素分圧 ―――――――― 100mmHg
b:混合静脈血二酸化炭素分圧 ――― 90mmHg
c:動脈血酸素飽和度 ――――――― 90%
d:混合静脈血酸素分圧 ―――――― 60mmHg
e:動脈血二酸化炭素分圧 ――――― 40mmHg
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第41問

人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。

a:換気回数が多い。
b:換気量が少ない。
c:呼吸回路の機械的死腔が大きい。
d:吸気酸素濃度が高い。
e:PEEPレベルが低い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第42問

人工呼吸器の突然の停止に備えて人工呼吸器の代替として準備すべき機器はどれか。

a:用手蘇生器
b:麻酔器
c:除細動器
d:IABP
e:PCPS
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第43問

人工呼吸中、回路内圧の上昇がみられなくなった場合、考えられる原因はどれか。

a:PEEPレベルが低い。
b:気管チューブのカフ圧が低下している。
c:加温加湿器に亀裂がある。
d:呼気弁が開放したままである。
e:気管チューブが閉塞している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第44問

人工呼吸器の点検項目で正しい組合せはどれか。

a:呼吸回路のリーク ―--―――― 日常点検
b:トリガ感度 ―--――――――― 定期点検
c:酸素濃度計 ―――――――― 定期点検
d:加温加湿器内の水分量 ――― 日常点検
e:電気的安全性 ――――――― 定期点検
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第45問

人工呼吸中、気管切開口付近からのガス漏れ音がした場合、点検すべき事項はどれか。

a:気管切開チューブのカフ内圧
b:気管切開チューブとYピースとの接続
c:加温加湿器内の水位
d:PEEPレベル
e:トリガレベル
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第46問

人工呼吸器装着後のチェックポイントで誤っているのはどれか。

1:胸部の持ち上がり
2:分時換気量
3:呼吸回数
4:呼気予備量
5:最高気道内圧

国試第14回午後:第47問

血液透析液組成として正しい組合せはどれか。

1:カリウム―――――2.5mEq/l
2:リン―――――――5.0mg/dl
3:マグネシウム―――4.0mEq/l
4:酢酸―――――――0.5mEq/l
5:ブドウ糖―――――400mg/dl

国試第14回午後:第48問

自己血管による内シャントの合併症で正しいのはどれか。

a:シャントの脱落
b:スチール(stea1)症候群
c:sore thumb症候群
d:ゼローマの形成
e:血胸
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第50問

血液浄化に用いられる原理はどれか。

a:蒸留
b:透析
c:濾過
d:吸着
e:吸収
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第51問

濾過を駆動するのはどれか。

1:温度差
2:濃度差
3:浸透圧差
4:電位差
5:圧力差

国試第14回午後:第52問

濾過がないとき、クリアランスを計算するのに必要な値はどれか。

a:血液流量
b:中空糸内径
c:膜面積
d:入口血液中の溶質濃度
e:出口血液中の溶質濃度
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第53問

血液透析器に使われている膜素材はどれか。

a:再生セルロース
b:ポリメチルメタクリレート
c:シリコーン
d:ポリプロピレン
e:ポリスルホン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第54問

3mEq/l、CaCl2(分子量:111)水溶液の質量濃度(mg/dl)で正しいのはどれか。

1:3.0mg/ dl
2:8.3mg/ dl
3:11.1mg/ dl
4:16.7mg/ dl
5:33.3mg/ dl

国試第14回午後:第55問

透析液水処理装置として用いられるのはどれか。

a:透析装置
b:逆浸透装置
c:硬水軟化装置
d:活性炭濾過装置
e:塩析装置
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第56問

緊急透析のブラッドアクセスとして正しいのはどれか。

a:大腿動脈の直接穿刺
b:鎖骨下静脈へのカテーテル留置
c:上腕動脈の表在化
d:前腕の動静脈間グラフト移植
e:大腿静脈へのカテーテル留置
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第57問

体外循環用ローラポンプについて誤っているのほどれか。

a:圧閉度を完全圧閉にして用いる。
b:圧閉度試験では2mの水位に対する漏れ流量を計測する。
c:不完全圧閉は逆流の原因となる。
d:心臓手術のためには2台以上のポンプが必要である。
e:拍動流ポンプとして使用することも可能である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第58問

人工肺を含むのはどれか。

a:PCPS
b:ECMO
c:V-Aバイパス
d:VAD
e:ECUM
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a:血漿漏出
b:血液凝固時間短縮
c:血圧上昇
d:胸腔内出血
e:ポンプ流量増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第60問

IABPについて正しいのはどれか。

1:バルーンは心臓の収縮期に膨らませる。
2:心臓の後負荷を減らすことができる。
3:補助人工心臓との併用は禁忌である。
4:バルーンは上行大動脈に留置して使用する。
5:冠状動脈の血流はパルーン収縮時に増加する。

国試第14回午後:第62問

PCPSについて正しいのはどれか。

a:完全体外循環が可能である。
b:末梢血管からアプローチできる。
c:完全閉鎖回路が用いられる。
d:心臓の後負荷を軽減できる。
e:抗凝固療法は必要ない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b:静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c:血圧は50mmHg以下でよい。
d:灌流量を手術前の値の約80%とする。
e:末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第64問

低体温での体外循環について正しいのはどれか。

a:酸素消費量の減少
b:血液粘度の低下
c:ヘモグロビン酸素解離曲線の右方移動
d:血液凝固能の低下
e:体外循環の安全域の拡大
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第65問

人工心肺を用いる体外循環時の血液希釈について正しいのはどれか。

a:酸素運搬能が増加する。
b:末梢組織での循環不全を防止する。
c:血液使用量を節減する。
d:ヘマトクリット値を20%前後に保つ。
e:血液粘度が上昇する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第66問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a:ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。
b:赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。
c:胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。
d:血小板数は変化しない。
e:血漿蛋白の変性が起こる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応について正しいのはどれか。

a:一酸化炭素中毒
b:出血性十二指腸潰瘍
c:本態性高血圧症
d:糖尿病
e:空気塞栓症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a:血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。
b:高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。
c:第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。
d:意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。
e:治療終了後には必ず装置点検を行う。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第69問

丸棒がA点でピン支持されている。棒のC、D点にそれぞれ下向きに10N、20Nの力が加わっているとき、棒を水平に保持するためにB点に上向きに加える力Fはどれか。ただし、丸棒の重さは無視できる。

14PM69-0
1:50N
2:100N
3:200N
4:300N
5:500N

国試第14回午後:第70問

質量10kgの振り子をAの位置から静かに離した場合、おもりが最下点Bを通過するときのおおよその速さはどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s2とする。

14PM70-0
1:2.2m/s
2:4.4m/s
3:5.0m/s
4:9.9m/s
5:19.6m/s

国試第14回午後:第71問

図に示す摩擦のない斜面を質量1kgの物体が滑り始めるときのおおよその加速度はどれか。ただし、重力加速度を9.8m/s2とする。

14PM71-0
1:0.5m/s2
2:1.0m/s2
3:2.0m/s2
4:4.9m/s2
5:9.8m/s2

国試第14回午後:第72問

強制振動について正しいのはどれか。

1:周期的な外力が加わることによって発生する振動
2:制動を加えることによって発生する振動
3:衝撃力を加えた後に発生し、振幅が次第に減少する振動
4:外力によって発生する不規則な振動
5:外力を加えなくても持続する振動

国試第14回午後:第73問

正しいのはどれか。

a:流体のずり応力とずり速度との比を粘性率という。
b:粘性率が流速によって変化する流体をニュートン流体という。
c:ハーゲン・ポアゼイユの公式では流量は流体の粘性率に比例する。
d:粘性率が0の流体を完全流体という。
e:レイノルズ数が大きくなると層流から乱流に変わる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第74問

図の円管内を液体が流れる場合、内径20mmの断面Aでの平均速度が5cm/sのとき、内径10mmのBの断面におけるおおよその平均速度vはどれか。

14PM74-0
1:5cm/s
2:8cm/s
3:10cm/s
4:15cm/s
5:20cm/s

国試第14回午後:第75問

図はある時刻の変位量を縦軸として左から右へ進む縦波を示している。波の進行方向の変位量を正としたとき、媒質の速度が0のところはどれか。

14PM75-0
1:A、C、E
2:B、D
3:B、C、D
4:A、B、C、D、E
5:存在しない

国試第14回午後:第76問

空気の圧力が450hPaのとき、おおよその酸素分圧はどれか。大気圧(1013hPa)のときの酸素の分圧を200hPaとする。

1:20hPa
2:50hPa
3:90hPa
4:200hPa
5:250hPa

国試第14回午後:第77問

ローラポンプの回転軸について正しいのはどれか。

a:軸にはねじりモーメントが加わる。
b:軸は圧縮荷重によって回転する。
c:軸径は太いほど伝達動力は小さい。
d:軸の回転数が大きくなるにつれて振動は減少する。
e:軸の回転数が大きいほど伝達動力は大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第78問

動力伝達用段付き回転軸で応力集中が起こると考えられる部位はどれか。

14PM78-0
a:A
b:B
c:C
d:D
e:E
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第79問

血中を1mm進むと強さが1/2になるレーザ光が4mm進むとき、強さはどの程度になるか。

1:$\frac{1}{2}$
2:$\frac{1}{4}$
3:$\frac{1}{8}$
4:$\frac{1}{16}$
5:$\frac{1}{32}$

国試第14回午後:第80問

図において生体組織の比誘電率の周波数特性はどれか。

14PM80-0

国試第14回午後:第81問

正しいのはどれか。

a:ガンマ線は粒子放射線である。
b:エックス線のエネルギーは波長が長いほど大きい。
c:中性子線の生体への影響は同じ吸収線量のエックス線より大きい。
d:骨髄は放射線の影響を受けやすい。
e:R(レントゲン)は吸収線量の単位である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第82問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

a:力学的性質の異方性
b:粘弾性
c:電気的性質の周波数依存性
d:電気的絶縁性
e:強磁性
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第83問

組織中を伝わる音速が最も速いのはどれか。

1:筋肉
2:緻密骨
3:
4:血液
5:脂肪

国試第14回午後:第84問

超音波について正しいのはどれか。

a:空気を含む組織をよく通過する。
b:血流方向に散乱されると周波数が変化する。
c:生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d:キャビテーションによる生体組織の損傷はない。
e:超音波検査は胎児の診断に用いない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1:ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。
2:ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。
3:体温が低いほど血液粘度は高くなる。
4:血液の導電率は脂肪組織より高い。
5:赤血球の密度は全血の密度より大きい。

国試第14回午後:第86問

比熱の単位はどれか。

1:$ KJ^{-1}kg^{-1}$
2:$ JkgK^{-1}$
3:$ kgJ^{-1}K^{-1}$
4:$ Jkg^{-1}K^{-1}$
5:単位なし

国試第14回午後:第87問

正しい組合せはどれか。

a:眼内レンズ ―――- ハイドロキシアパタイト
b:手術糸 ――――― ポリグリコール酸
c:人工弁 ――――― パイロライトカーポン
d:人工肺 ――――― シリコーン
e:人工骨 ――――― ポリウレタン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第88問

高圧蒸気滅菌に適さない材料はどれか。

1:ステンレス鋼
2:石英ガラス
3:ナイロン
4:ポリカーボネート
5:ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)

国試第14回午後:第90問

動物実験を必要とする安全性試験はどれか。

a:亜急性毒性試験
b:細胞毒性試験
c:溶血性試験
d:催奇形性試験
e:発がん性試験
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e