強磁性体について正しいのはどれか。
a: 強磁性体に磁石を近づけると引力が働く。
b: 永久磁石は強磁性体の保磁力の性質を利用したものである。
c: コバルトは強磁性体である。
d: 強磁性体はいくら加熱しても磁性体の性質を失わない。
e: 強磁性体の比透磁率はほぼ1である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電圧波形と実効値との組合せで誤っているのはどれか。 ただし、Vmは電圧の最大値、Tは周期を表す。
図に示す直列共振回路について正しいのはどれか。
a: 電圧vの周波数が共振周波数に等しいとき電圧vと電流iの位相は等しい。
b: 電圧vの周波数が共振周波数より極めて低いと電流iは0に近い。
c: 共振周波数におけるインピーダンスはRになる。
d: インピーダンスは共振周波数において最も大きくなる。
e: 電圧vの周波数が共振周波数より極めて高いとコンデンサにかかる電圧は高い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
巻数比が1次:2次=10:1の変圧器(トランス)について正しいのはどれか。
a: 入力交流電圧が10Vのとき、出力電圧は約1Vになる。
b: 出力交流電流が10Aのとき、入力電流は約1Aになる。
c: 出力側に1Ωの負荷をつないだとき、入力側からは約10Ωの負荷と見なせる。
d: 出力側より1Wの電力を取り出すためには、入力側へ約10Wの電力を供給する。
e: 入力に直流電圧を加えるとトランスは破損する恐れがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。
b: 演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。
c: 同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。
d: 入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。
e: 出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
論理演算で正しいのはどれか。
a: $\overline{X+\overline{Y}}=\overline{X}+\overline{Y}$
b: $\overline{X+Y}=\overline{X}\bullet\overline{Y}$
c: $\left(X+Y\right)\bullet\left(\overline{X}+\overline{Y}\right)=X\overline{Y}+Y\overline{X} $
d: $ \overline{\overline{X}\bullY}=X\bullet\overline{Y} $
e: $\overline{\overline{X}\bullet\overline{Y}}=X\bullY$
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。ただし、添字は進法を表す。
a: $\left(11111\right)_2=\left(1F\right)_{16}$
b: $\left(1010\right)_2=\left(10\right)_{10}$
c: $\left(11111\right)_2+\left(1010\right)_2=\left(110011\right)_2$
d: $\left(11111\right)_2+\left(1010\right)_2=\left(2A\right)_{16}$
e: $\left(11111\right)_2+\left(1010\right)_2=\left(41\right)_{10}$
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 繰返し方形波の周波数スペクトルを求めるには逆フーリエ変換を用いる。
b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。
c: 時系列信号をフーリエ変換すると周波数成分を知ることができる。
d: 角周波数ωの正弦波(sinωt)は一つの周波数成分で構成される。
e: 繰返し三角波には基本波以外に高調波成分が含まれる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
信号周波数帯域とサンプリング周波数との組合せでA/D変換が正しく行われないのはどれか。信号周波数帯域 -- サンプリング周波数
a: 20Hz~20kHz ――――――――――- 30kHz
b: 4.0~4.1MHz ――――――――――- 20MHz
c: 0.05~100Hz ――――――――――- 500Hz
d: 0~0.2Hz ―――――――――――― 0.5Hz
e: 0.5~70Hz ―――――――――――- 100Hz
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
長方形の2辺の長さa、bを測り、周囲の長さLを求めた。a、bの測定値の標準偏差はそれぞれσa、σbである。Lの計算値の標準偏差はどれか。
1: $2\sigma_a+2\sigma_b$
2: $\sqrt{2\left(\sigma_a+\sigma_b\right)}$
3: $\sqrt{2\sigma_a+2\sigma_b}$
4: $2\sqrt{\sigma_a^2+\sigma_b^2}$
5: $\sqrt{2\sigma_a^2+{2\sigma}_b^2}$
内径1cm程の塩化ビニール製チューブを垂直面でU字形に曲げ、その中央部に抗凝固剤を加えた血液を入れる(図(a)。チューブの両端を閉じて、左右の血液面の高さの差を約20cmつけた所(図(b))でチューブ両端を同時に開放する。チューブ内血液の運動について正しいのはどれか。
1: 最初の振動でチューブの一端から血液がこぼれる。
2: 振動の振幅は時間とともに減少する。
3: 振動の周期は次第に長くなる。
4: 発振現象を起こす。
5: 直ちに静止する。