超音波パルス法において、送信パルスから160μs後にエコー信号が得られたとき、対象物は探触子からおよそ何cmの距離にあるか。ただし、媒質中の音速は1500m/sとする。
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超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。
b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d: 心室壁の厚さを測定できる。
e: 血管内から血管の断面を観察できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c: A モードでは断層像が得られる。
d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
脳の活動に関連した脳血流動態を画像化できるのはどれか。
1: 超音波画像診断装置
2: 機能的磁気共鳴画像法(ファンクショナルMRI:fMRI)
3: X線単純撮影
4: インピーダンス・プレチスモグラフィ
5: サーモグラフィ
図の画像が得られる検査はどれか。ただし、撮影部位は胸部で、左が腹側、右が背側である。
1: X線単純撮影
2: X線CT
3: PET
4: シンチグラフィー
5: MRI
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。
2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。
3: 骨に当たると音響陰影が現れる。
4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。
5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。
図の画像が得られる検査はどれか。
2: シンチグラフィ
3: サーモグラフィ
4: MRI
5: 心磁図検査
1: 音響レンズで超音波を集束できる。
2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。
3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。
4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。
5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。
次の画像が得られる検査はどれか。
1: MRI
2: 超音波
3: X線透視
4: サーモグラフィ
5: 脳磁図
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。
1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。
超音波診断装置において、探触子で発生した超音波が体内の深さ3cmの場所にある境界面で反射して再び探触子に戻ってくるまでの時間に最も近いのはどれか。
1: 1×10^-4s
2: 2×10^-4s
3: 2×10^-5s
4: 4×10^-5s
5: 4×10^-6s
心房内血栓の有無を検査する方法で適切なのはどれか。
1: IVUS(血管内超音波法)
2: TEE(経食道心エコー)
3: 伝送型超音波血流計(トランジットタイム法)
4: 頸動脈エコー
5: 造影ハーモニックイメージング
1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。
3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。
4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。
5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。
図は超音波診断用探触子の走査方法を示し、矢印は超音波ビームを表す。心臓超音波検査に用いられるのはどれか。
超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。
1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。
3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。
4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。
5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。
超音波診断装置で誤っているのはどれか。
1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。
2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。
3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。
4: カラードプラ法は連続波を用いる。
5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。
画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。
1: 音響レンズにはガラスが使用される。
2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。
3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。
4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。
5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。
1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。
2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。
3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。
4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。
5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。
a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。
b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。
c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。
d: 20~100kHzの超音波が用いられる。
e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。
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