第33回ME2午前16問の類似問題

国試第9回午前:第45問

出血傾向をきたす疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病 ――- 血小板産生の減少

b: 急性骨髄性白血病 ――――---- 血小板消費の亢進

c: 多発性骨髄腫 ――――――---- M蛋白の増加

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC) ――――凝固因子と血小板の消費亢進

e: 重症肝障害 ――――――----- 凝固因子の産生障害

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第40問

成人の尿について誤っているのはどれか。

a: 尿量が3000ml/日以上なら多尿である。

b: 尿量が400 ml/日以下なら乏尿である。

c: 等張尿では尿比重が1.025である。

d: 血尿とは尿中にヘモグロビンの認められるものをいう。

e: 健常人の尿中蛋白量は150 ml/日以下である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第31問

正しいのはどれか。

a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。

b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。

c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。

d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。

e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第19問

異常値はどれか。

a: 赤血球数:450万/μL

b: 白血球数:7,000/μL

c: 血小板数:50,000/μL

d: ヘマトクリット値:60%

e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第8問

血液中で最も多い白血球はどれか。

1: 単 球

2: 好中球

3: 好酸球

4: 好塩基球

5: リンパ球

国試第30回午後:第25問

輸血製剤について正しいのはどれか。

1: 血小板製剤は2~6°Cで保存する。

2: 洗浄赤血球製剤は血漿分画製剤である。

3: 赤血球液の有効期間は21日間である。

4: 輸血製剤1単位は全血400mL由来である。

5: 血漿分画製剤は献血者1人から分離・製造される。

国試第16回午後:第51問

誤っているのはどれか。

a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。

b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。

c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。

d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。

e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 使用する血液量の節減に役立つ。

2: 血液の酸素運搬能は低下する。

3: 末梢血液循環を円滑にする。

4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。

5: 血液粘度を上昇させる。

国試第23回午前:第18問

血球成分とサイトカインとの組合せで正しいのはどれか。

a: 赤血球 ------------------ エリスロポエチン

b: 顆粒球 ------------------ 顆粒球コロニー刺激因子

c: 好酸球 ------------------ 腫瘍壊死因子(TNF)

d: リンパ球 ---------------- 組織トロンボプラスチン

e: 血小板 ------------------ トロンボポエチン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第83問

正しいのはどれか。 

a: 毛細血管内を通過する際、赤血球は変形する。 

b: 血管内膜のコラーゲンが増加すると脈波伝搬速度が速くなる。 

c: 大動脈における動圧の値は静圧よりも大きい。 

d: 細動脈では血球が血管壁部に集まる。 

e: 安靜立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第15問

誤っているのはどれか。

1: 充血は細動脈の拡張によって起こる。

2: うっ血は静脈血の還流が妨げられることによって起こる。

3: 虚血では単位容積の血液中に含まれる血色素量が基準値以下になる。

4: 止血には血管壁、血小板および凝固因子が関与する。

5: 内皮の傷害は血栓形成の誘因となる。

国試第11回午前:第33問

出血傾向のない急性白血病患者について、ヘモグロビン(Hb)を5g/dlから8g/dlに上げるには何単位の赤血球輸血を必要とするか。ただし、体重は65kg、循環血液量は体重の1/13とし、輸血による循環血液量の増加は無視する。なお、1単位とは生血200ml由来であり、Hb濃度は15g/dlである。

1: 0.5単位

2: 1単位

3: 5単位

4: 10単位

5: 15単位

国試第7回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: 生体の水分量は重量比で約60%である。

b: 血液の粘度は水に比べて小さい。

c: 細胞外液は非流動性の液体である。

d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。

e: 血漿は弱アルカリ性である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第8問

ある物質Aの血漿中濃度が30 mg/dL、1分間の尿中排泄量が11mgであった。糸球体濾過量が120mL/分のとき、物質Aは濾過されたうちのおよそ何%が排泄されているか。ただし、物質Aは血中で代謝を受けず糸球体で自由に濾過されるものとする。

1: 0.1

2: 0.3

3: 0.5

4: 0.7

5: 0.9

国試第15回午前:第34問

健常成人の赤血球寿命はどれか。

1: 10日

2: 30日

3: 60日

4: 90日

5: 120日

国試第22回午後:第89問

セルロース系透析膜で起こる白血球数の一過性減少の主因はどれか。

1: アレルギー

2: 血液凝固系の活性化

3: 補体の活性化

4: 白血球の透析膜への吸着

5: 血小板の透析膜への吸着

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1: 循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。

2: 脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。

3: 貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。

4: 体外循環中の貯血量は一定である。

5: 薬液の注入にも用いられる。

国試第5回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。

2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。

3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。

4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。

5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。

国試第14回午前:第34問

健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。

1: 35ml/kg

2: 55ml/kg

3: 75ml/kg

4: 95ml/kg

5: 105ml/kg

国試第1回午後:第36問

正常成人男性の体液について誤っているのはどれか。

a: 全水分量は体重の約60%である。

b: 細胞外液量は体重の約20%である。

c: 細胞内液と細胞外液のNa+濃度は等しく、約140mEq/Lである。

d: 細胞内液と細胞外液のK+濃度は等しく、約5mEq/Lである。

e: 細胞内液の尿素濃度は細胞外液のそれよりも高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e