異常値はどれか。
a: 赤血球数:450万/μL
b: 白血球数:7,000/μL
c: 血小板数:50,000/μL
d: ヘマトクリット値:60%
e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
健常成人で正しいのはどれか。
a: 血漿たんぱく量は血漿100ml中約3gである。
b: 赤血球の平均寿命は約120日である。
c: 赤血球沈降速度は2~6mm/時間である。
d: 循環血液量は体重の約8%である。
e: 血液ヘモグロビン量は30~35g/dlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液について正しいのはどれか。
1: ヘマトクリットは血液1mm3中の赤血球の数を表す。
2: 赤血球の中のヘモグロビンは銅を含む蛋白質である。
3: 顆粒球はリンパ球の一種である。
4: 血小板は有核の細胞である。
5: 血漿の蛋白質のうち最も多いのはアルブミンである。
基準値内にあるのはどれか。(血液学)
a: 赤血球数 450万/μl
b: 白血球数 5000/μl
c: 血小板数 90万/μl
d: ヘマトクリット値 20%
e: ヘモグロビン値 15g/dl
自動血球計数装置について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 赤血球数の測定にはオームの法則が用いられる。
2: 平均赤血球容積が得られる。
3: ヘモグロビン量が得られる。
4: ヘマトクリット値が得られる。
5: 濃縮した血液検体が用いられる。
健常成人男子の血液について正常範囲内にあるのはどれか。
a: 赤血球数は250万/μlである。
b: 赤血球の直径は1μmである。
c: へマトクリット値は45%である。
d: 白血球数は7000/μlである。
e: 血小板数は25万/μlである。
正しいのはどれか。
a: 腎性貧血は正球性正色素性である。
b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。
正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。
1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。
2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。
3: pHは7.35~7.45の範囲にある。
4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。
5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。
自動的に血球を計測する装置について正しいのはどれか。
a: 血球が細孔を通過するときの電気抵抗の変化で血球数を計測できる。
b: 血小板数を計測できる。
c: ヘモグロビン濃度は測定項目に含まれる。
d: 網赤血球数は電子顕微鏡で画像化して算出する。
e: フローサイトメトリではレーザ光によって血球を破壊して計測する。
誤っているのはどれか。
a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。
b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。
c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。
d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。
e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。
健常成人で誤っているのはどれか。
1: 血液は体重の約20%を占める。
2: 血漿成分は血液の55~65%程度を占める。
3: 血漿中にはフィブリノゲンが含まれる。
4: 血液の全容積のうち血球の占める割合をヘマトクリット値という。
5: 血球は赤色骨髄で産生される。
自動血球計数装置で計測できないのはどれか。
1: 平均赤血球恒数
2: 白血球数
3: 血小板数
4: ヘマトクリット値
5: 活性化凝固時間
1: 血液から血球成分を除いた上清を血清という。
2: 血液中で血球がしめる重量百分率をヘマトクリット値という。
3: 単球は白血球の約20%を占める大型細胞である。
4: 好中球は抹消血中で最も多く認められる顆粒球である。
5: 赤血球はTCA回路によって好気的にエネルギー(A7P)を得る。
血液の検体計測について正しい組合せはどれか。
a: グルコース ――――――――------- 光電比色計
b: LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計
c: カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ
d: へマトクリット ――――――--------- ISFET
e: pH――――――――――――------- クラーク電極
人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a: 赤血球の損傷
b: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇
c: 血漿たんぱくの変性
d: ヘマトクリット値の上昇
e: 血液粘度の低下
出血傾向のない急性白血病患者について、ヘモグロビン(Hb)を5g/dlから8g/dlに上げるには何単位の赤血球輸血を必要とするか。ただし、体重は65kg、循環血液量は体重の1/13とし、輸血による循環血液量の増加は無視する。なお、1単位とは生血200ml由来であり、Hb濃度は15g/dlである。
1: 0.5単位
2: 1単位
3: 5単位
4: 10単位
5: 15単位
1: 成人の血液量は体重の1/13程度である。
2: 血小板は一次止血に関与する。
3: (成熟)赤血球には核がある。
4: 好酸球数が増加したときはアレルギーを疑う。
5: 好中球数が増加したときは細菌感染を疑う。
人工心肺による体外循環の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
b: 血漿蛋白の変性
c: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の増加
d: 血液粘度の低下
e: ヘマトクリット値の増加
鉄欠乏性貧血の所見で正しいのはどれか。
a: 血清フェリチン低値
b: 血清間接ビリルビン高値
c: 血清エリスロポエチン低値
d: 平均赤血球容積(MCV)低値
e: 血清総鉄結合能(TIBC)高値
1: 単球は貪食能をもつ。
2: 赤血球の寿命は約 120 日である。
3: 第Ⅶ凝固因子は外因系凝固に関与する。
4: 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
5: 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
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