生物学的基礎の過去問


ME2第28回午前:第20問

成人と比較したときの小児について誤っているのはどれか。

1: 基礎代謝が低い。

2: 心拍数が多い。

3: 体温が高い。

4: 体重当たりの水分量が多い。

5: 骨端線がレントゲンで確認できる。

ME2第28回午前:第6問

妊娠末期の生理的変化で正しいのはどれか。

1: 体重が減少する。

2: 血中ヘモグロビン値が増加する。

3: 循環血液量が増加する。

4: 体温が低下する。

5: 脈拍数が減少する。

国試第36回午前:第6問

細胞小器官について正しいのはどれか。 

a: リボソームはタンパク質を合成する。 

b: 細胞膜は電位勾配を形成する。 

c: ゴルジ体はATPを産生する。 

d: リソソームは分泌を行う。 

e: 染色体は核内にある。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第85問

神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。

1: 跳躍伝導        有髄神経の興奮伝搬

2: 静止電位        細胞内外のイオン濃度差

3: 脱分極         Na イオンの細胞内流入

4: 再分極         静止膜電位への復帰

5: 興奮持続時間      1 秒程度

国試第34回午後:第5問

細胞について正しいのはどれか。

a: 細胞膜は主にフィブリンで構成される。

b: ゴルジ装置は ATP 産生を担う。

c: リボゾームはタンパク合成を担う。

d: リソソームは物質を分解処理する。

e: 核は DNA を含む。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午前:第52問

神経細胞においてエネルギー消費を伴わないのはどれか。

1: ナトリウムイオンの細胞外への移動

2: 細胞内外での電解質濃度差の維持

3: 不応期の形成

4: カリウムイオンの細胞内への移動

5: 水分子の細胞膜通過

ME2第40回午前:第51問

筋細胞における静止膜電位の形成に最も関連が深いイオンはどれか。

1: ナトリウムイオン

2: 重炭酸イオン

3: リン酸イオン

4: カリウムイオン

5: マグネシウムイオン

ME2第40回午前:第16問

神経細胞について正しいのはどれか。

1: 静止膜電位は約+70mVである。

2: 脱分極は膜電位が閾値を超えて上昇すると発生する。

3: 有髄神経は無髄神経よりも伝導速度が遅い。

4: ナトリウムイオンの細胞内濃度は細胞外よりも高い。

5: 脱分極時には細胞膜のカリウムイオン透過性が高くなる。

ME2第40回午前:第11問

成人より小児で少ない(低い)のはどれか。

1: 呼吸数

2: 心拍数

3: 血 圧

4: 体重あたりの酸素消費量

5: 体重に占める水分量

ME2第39回午前:第20問

成人と比べた幼児の特徴で誤っているのはどれか。

1: 心拍数が多い。

2: 呼吸数が多い。

3: 体表面積における下肢の占める割合が大きい。

4: 体重に占める水分の割合が大きい。

5: 体重あたりの酸素消費量が多い。

ME2第39回午前:第15問

エネルギー代謝について正しいのはどれか。

1: 基礎代謝量は体脂肪率に比例する。

2: 基礎代謝量は睡眠中に測定する。

3: 基礎代謝量は体表面積に比例する。

4: 骨格筋のエネルギー代謝量は運動中でも一定である。

5: 基礎代謝量は座位で測定する。

ME2第39回午前:第14問

正常妊娠における母体の変化で異常と判断されるのはどれか。

1: 体重が60%増加する。

2: 循環血液量が40%増加する。

3: 心拍出量が40%増加する。

4: 収縮期血圧が10mmHg低下する。

5: 白血球数が8000/μLである。

ME2第38回午前:第8問

体液について正しいのはどれか。

1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。

2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。

3: 体液の約30%は細胞内にある。

4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。

5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

ME2第37回午前:第16問

成人と比べたときの小児の特徴で誤っているのはどれか。

1: 心拍数が多い。

2: 体表面積における下肢の占める割合が大きい。

3: 血中IgG濃度が低い。

4: 体重あたりの酸素消費量が多い。

5: 肺のコンプライアンスが大きい。

ME2第37回午前:第6問

ニューロンの膜電位について誤っているのはどれか。

1: 静止膜電位は約-80mVである。

2: 活動電位の発生は「全か無かの法則」に従う。

3: 活動電位は膜のナトリウムイオン透過性が上昇することによって生じる。

4: 静止時の細胞内のナトリウム濃度は細胞外より高い。

5: 細胞内のナトリウム濃度は能動輸送によって保たれている。

ME2第36回午前:第6問

細胞内濃度が細胞外より高いイオンはどれか。

1: Na+

2: K+

3: Ca2+

4: Cl-

5: HCO3-

ME2第35回午前:第19問

成人と比較した小児の特徴で正しいのはどれか。

1: 体重あたりの水分量が多い。

2: 呼吸数が少ない。

3: 体温が低い。

4: 心拍数が少ない。

5: 体表面積における頭部の占める割合が小さい。

ME2第35回午前:第12問

エネルギー代謝について正しいのはどれか。

1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量という。

2: 基礎代謝量は甲状腺機能亢進症で減少する。

3: 基礎代謝量は気温が低いときに高くなる。

4: 単位重量当たりの生理的燃焼値は、脂質よりタンパク質のほうが大きい。

5: 栄養素から体組織を合成する過程を異化作用という。

ME2第34回午前:第25問

生理食塩液(0.9%)の浸透圧濃度[Osm/L]はおよそいくらか。塩化ナトリウムの分子量は58.5とする。

1: 0.15

2: 0.31

3: 0.56

4: 1.2

5: 3.1

ME2第34回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 体液の約2/3は細胞内にある。

2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。

4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。

5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。