第9回国試午前40問の類似問題

国試第2回午前:第29問

正常成人の腎について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第10問

尿の生成について誤っているのはどれか。

a: アミノ酸は近位尿細管で再吸収される。

b: アルドステロンは尿細管でカリウムイオンの分泌を促進する。

c: 成人の1日当たりの尿量は1~1.5lである。

d: ブドウ糖は糸球体で再吸収される。

e: 抗利尿ホルモンの作用により水の再吸収量が減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第32問

成人で1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。

1: 1ml/min

2: 5ml/min

3: 15ml/min

4: 20ml/min

5: 30ml/min

国試第1回午後:第36問

正常成人男性の体液について誤っているのはどれか。

a: 全水分量は体重の約60%である。

b: 細胞外液量は体重の約20%である。

c: 細胞内液と細胞外液のNa+濃度は等しく、約140mEq/Lである。

d: 細胞内液と細胞外液のK+濃度は等しく、約5mEq/Lである。

e: 細胞内液の尿素濃度は細胞外液のそれよりも高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第32問

成人において1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。

1: 0.1mL/min

2: 12.0mL/min

3: 30.0mL/min

4: 50.0mL/min

5: 82.1mL/min

国試第24回午前:第10問

成人の1日の不感蒸泄量[mL]はおよそいくらか。(臨床医学総論)

1: 100

2: 300

3: 700

4: 1500

5: 2500

国試第4回午前:第26問

健常人の腎臓について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第14問

体液について誤っているのはどれか。

1: 体液は成人男性で体重の約40%である。

2: 体液の約2/3は細胞内にある。

3: 体液量(比率)は加齢とともに減少する。

4: 細胞内液にはK+が多い。

5: 体液はpH7.4付近に維持されている。

ME2第33回午前:第15問

誤っているのはどれか。

1: 血清クレアチニン濃度は腎機能の指標の一つである。

2: 腎臓で分泌されるレニンは造血ホルモンである。

3: 腎臓はビタミンDを活性化させる。

4: 成人では1日約140Lの原尿が生成される。

5: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。

ME2第38回午前:第8問

体液について正しいのはどれか。

1: 成人男性の水分量は体重の約60%である。

2: 体重あたりの水分量は成人のほうが乳幼児よりも多い。

3: 体液の約30%は細胞内にある。

4: Na+の濃度は細胞内のほうが細胞外よりも高い。

5: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

国試第7回午前:第28問

健常成人で正しいのはどれか。

a: 血漿たんぱく量は血漿100ml中約3gである。

b: 赤血球の平均寿命は約120日である。

c: 赤血球沈降速度は2~6mm/時間である。

d: 循環血液量は体重の約8%である。

e: 血液ヘモグロビン量は30~35g/dlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第17問

ネフローゼ症候群の診断に必須なのはどれか。

a: 尿 量 ≦ 500 mL/日

b: 尿蛋白 ≧ 3.5 g/日

c: 血清総蛋白 ≦ 6.0 g/dL

d: 血清カリウム ≧ 6 mEq/L

e: 糸球体濾過量 ≦ 60 mL/分/1.73 m2

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第30問

健常者の尿中たんぱく1日排泄量の上限として正しいのはどれか。

1: 0(検出されない)

2: 0.15mg

3: 1.5mg

4: 15mg

5: 150mg

国試第3回午前:第33問

健常成人について正しいのはどれか。

a: 糸球体濾過率(GFR)は腎血漿流量(RPF)の約5倍である。

b: 近位尿細管を流れる濾液は高張性である。

c: 遠位尿細管では水の再吸収が行われる。

d: ヘンレ係蹄で濾液が濃縮される。

e: 腎へ流れ込む血液量は心拍出量の約1/4である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第4問

正常成人の腎について誤っているのはどれか。

1: 腎血流量(RBF)は心拍出量の約1/8である。

2: 1側の腎には約100万個のネフロンが存在する。

3: 腎血漿流量(RPF)の約20%が濾過尿に相当する。

4: 濾過尿には血漿とほぼ同濃度の糖が存在する。

5: 濾過尿からの水分や電解質の再吸収は尿細管で行われる。

国試第6回午前:第9問

誤っているのはどれか。

1: 腎における血液の濾過は腎小体で行われる。

2: 濾過尿の再吸収は尿細管で行われる。

3: 生体内での尿の流れは腎→尿道→膀胱→尿管→排出という方向をとる。

4: 膀胱内に尿が250~300mL貯留すると尿意を感じる。

5: 尿の生成により血中老廃物の除去や浸透圧、pHの調整が行われる。

ME2第40回午前:第14問

健常成人で誤っているのはどれか。

1: 血液は体重の約20%を占める。

2: 血漿成分は血液の55~65%程度を占める。

3: 血漿中にはフィブリノゲンが含まれる。

4: 血液の全容積のうち血球の占める割合をヘマトクリット値という。

5: 血球は赤色骨髄で産生される。

国試第32回午後:第8問

ある物質Aの血漿中濃度が30 mg/dL、1分間の尿中排泄量が11mgであった。糸球体濾過量が120mL/分のとき、物質Aは濾過されたうちのおよそ何%が排泄されているか。ただし、物質Aは血中で代謝を受けず糸球体で自由に濾過されるものとする。

1: 0.1

2: 0.3

3: 0.5

4: 0.7

5: 0.9

国試第1回午前:第3問

正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。

1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。

2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。

3: pHは7.35~7.45の範囲にある。

4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。

5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。

ME2第34回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 体液の約2/3は細胞内にある。

2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。

3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。

4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。

5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。