誤っているのはどれか。
1: ワーファリンには抗凝固作用がある。
2: アセチルサリチル酸(アスピリン)には血小板凝集促進作用がある。
3: ウロキナーゼにはフィブリン溶解作用がある。
4: ビタミンKは肝における凝固因子の産生に必要である。
5: トロンビン末には止血作用がある。
正しいのはどれか。
a: 貧血では血液比重は低くなる。
b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。
c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。
d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。
e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 鉄欠乏性貧血は女性に多い。
b: 溶血性貧血では血尿をみることが多い。
c: 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では関節腔内の出血をみることが多い。
d: 慢性骨髄性白血病(CML)では著明な脾踵をみることが多い。
e: 多発性骨髄腫では骨折をみることが多い。
治療法として適切な組合せはどれか。
a: 巨赤芽球性貧血・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB12投与
b: 赤血球増加症・・・・・・・・・・・・・・・・・血小板輸血
c: 慢性白血病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白血球除去
d: 血管内血液凝固症候群(DIC)・・・ヘパリン投与
e: 重症再生不良性貧血・・・・・・・・・・・骨髄移植
正しい組合せはどれか。
a: 腎性貧血・・・・・・・・・・・・・腎臓からの出血による貧血
b: 巨赤芽球性貧血・・・・・・赤血球の破壊過剰による貧血
c: 再生不良性貧血・・・・・・赤血球産生減少による貧血
d: 多発性骨髄腫・・・・・・・・白血球の増加する病気
e: 悪性リンパ腫・・・・・・・・・白血球の減少する病気
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
異常値はどれか。
a: 赤血球数:450万/μL
b: 白血球数:7,000/μL
c: 血小板数:50,000/μL
d: ヘマトクリット値:60%
e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL
疾患と治療法との組合せで正しいのはどれか。
a: 悪性貧血 ------------------ ビタミンB12投与
b: 赤血球増加症 -------------- 血小板輸血
c: 慢性白血病 ---------------- 白血球除去
d: DIC ------------------------ ヘパリン投与
e: 重症再生不良性貧血 --------- 骨髄移植
汎血球減少症を示すのはどれか。(血液学)
a: 骨髄線維症
b: 腎性貧血
c: 鉄欠乏性貧血
d: サラセミア
e: 再生不良性貧血
基準値内にあるのはどれか。(血液学)
a: 赤血球数 450万/μl
b: 白血球数 5000/μl
c: 血小板数 90万/μl
d: ヘマトクリット値 20%
e: ヘモグロビン値 15g/dl
骨髄移植の適応はどれか。(血液学)
a: 再生不良性貧血
b: 悪性貧血
d: 溶全性貧血
e: 骨髄異形性症候群
健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。
1: 35ml/kg
2: 55ml/kg
3: 75ml/kg
4: 95ml/kg
5: 115ml/kg
汎血球減少症を示すのはどれか。
造血幹細胞移植において幹細胞の採取源となるのはどれか。
a: 骨 髄
b: 肝 臓
c: 脾 臓
d: 腎 臓
e: 臍帯血