第29回国試午後70問の類似問題

国試第10回午後:第57問

正しいのはどれか。

a: ブラッドアクセス用のグラフトとしてはe‐PTFEが頻用されている。

b: 内シャントでは短いカニューレを体内に留置する。

c: 標準的内シャントとしては撓骨動脈と尺側皮静脈との短絡が用いられる。

d: 動脈表在化は心臓に対する負担が大きい。

e: 単針透析では血流と同方向に穿刺する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第64問

図は人工呼吸中の気道内圧波形である。正しいのはどれか。

27AM64-0

1: 圧規定換気である。

2: 吸気終末休止をおいている。

3: ファイティングを認める。

4: PEEPがかかっている。

5: 吸気呼気相比は2:1である。

国試第6回午後:第42問

正しいのはどれか。

a: 半透膜は溶液中の溶媒のみ透過させる。

b: EUCMは補液置換する限外濾過である。

c: 体液量が正常化されたときには心胸比は50%以上となる。

d: シングルパスは透析器に透析液を再循環させない方式である。

e: 分画曲線は溶質の分子量とふるい係数との関係を表した曲線である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第55問

肺シャント率を増加させる因子として誤っているのはどれか。

a: 換気の良い肺胞を流れる血流

b: 機能的残気量の増加

c: 混合静脈血の左房内への流入

d: 換気量の少ない肺胞を流れる血流

e: 肺胞の虚脱

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第30問

健常成人の値として適当なのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――― 100mmHg

b: 動脈血二酸化炭素分圧 ――― 40mmHg

c: 肺胞気酸素分圧 ―――――― 150mmHg

d: 肺胞気二酸化炭素分圧 ――― 50mmHg

e: 混合静脈血酸素分圧 ―――― 40mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第40問

人工心肺による体外循環中のモニタリングに通常必要でないのはどれか。

1: 動脈圧

2: 中心静脈圧

3: 房圧

4: 筋電図

5: 心電図

国試第3回午前:第16問

臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。

1: 人工心肺の血液量の調節

2: 人工呼吸用マスクの患者への接続

3: 気管内チューブの挿管

4: モニタ用心電計電極の患者への装着

5: 血液浄化装置の穿刺針の内シャントへの接続

ME2第35回午後:第25問

血液ガス分析のための動脈血採血について誤っているのはどれか。

1: 採血前にシリンジ内面を抗凝固剤で潤す。

2: 採血前は患者を安静にさせる。

3: 採血時には駆血帯を使用する。

4: 採血後すぐに検査できない場合、シリンジを氷で冷やした状態で保存する。

5: 採血後シリンジ内の残存気泡は誤差となるので、速やかに排除する。

国試第11回午後:第46問

人工呼吸からのウィーニングの適応として正しいのはどれか。

a: 感染の改善

b: 循環動態の安定

c: 代謝性アルカローシス

d: 意識レベルの低下

e: 頻呼吸

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第48問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第13回午前:第42問

正しいのはどれか。

a: 健常人のPaCO2とPETCO2との差は2mmHg以下である。

b: 空気塞栓が発生するとPETCO2は減少する。

c: 経皮的酸素分圧の測定は新生児において有用である。

d: 高気道抵抗例では最高気道内圧とEIP(吸気終末休止)圧との差が拡大する。

e: 拍動がなくてもSPo2は測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第79問

生体の熱特性で正しいのはどれか。

a: 脂肪は筋より熱を伝えやすい。

b: 熱の放散は主に呼吸で起こる。

c: 乳児の体重当たりの放熱量は成人に比べて小さい。

d: 成人は安静時でも100W程度の熱を発生している。

e: 人体組織内の熱運搬のほとんどは血液の循環による。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

国試第33回午前:第72問

混合静脈血酸素飽和度(SVO2)について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータで測定できる。

b: 過度の血液希釈によって低下する。

c: 人工心肺中の血液加温時には低下する。

d: 50 % では嫌気性代謝が進行する。

e: 80 % は低心拍出量状態を意味する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第31問

正しいのはどれか。

1: 補助呼吸とは患者の呼吸を全くなくしてしまう人工呼吸法である。

2: PEEPでは通常、2~3cmH2Oの陽圧をかける。

3: PEEPは小児の人工呼吸に適している。

4: CPAPは調節呼吸に用いられる。

5: IMVは人工呼吸器からの離脱によく用いられる。

国試第15回午後:第53問

人工心肺使用中の空気塞栓の原因となるのはどれか。

a: 脱血回路の折れ曲がり

b: ベントポンプの逆回転

c: 送血回路の閉鎖

d: 血液フィルタの日詰まり

e: ローラポンプチューブの破損

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第7問

PCPS回路で血液の流れる順番として正しいのはどれか。

1: 静脈回路→血液ポンプ→人工肺→動脈回路

2: 動脈回路→血液ポンプ→人工肺→静脈回路

3: 動脈回路→貯血槽→血液ポンプ→静脈回路

4: 静脈回路→人工肺→血液ポンプ→動脈回路

5: 動脈回路→人工肺→血液ポンプ→静脈回路

国試第18回午後:第45問

人工呼吸の初期設定で正しい組み合わせはどれか。(人工呼吸療法)

a: 1回換気量 20ml/kg

b: 吸気相:呼気相比(I:E比) 1:2

c: PEEP 3~5cmH2O

d: トリガー感度 -1~-2cmH2O

e: 最高気道内圧 50cmH2O

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第79問

血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。

a: 小さな膜面積のダイアライザを使用する。

b: 高張液を返血側回路から投与する。

c: 透析時間を短くする。

d: 抗凝固薬の投与量を増量する。

e: 血流量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第73問

補助循環について正しいのはどれか。

a: IABPではバルーンに圧縮空気を出入りさせて拡張・収縮を行う。

b: IABPでは正常心機能の50~60%の補助効果が得られる。

c: PCPSはPTCAの補助手段として用いられる。

d: 補助人工心臓では連続流型は拍動流型よりも小型のものが多 い。

e: 補助人工心臓では左室脱血よりも左房脱血の方が高流量を得 やすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e