第29回国試午後79問の類似問題

国試第24回午後:第78問

不均衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 血液流量を低く設定する。

2: マニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

国試第34回午前:第78問

不(cid:13432)衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。

1: 血液流量を低く設定する。

2: マンニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

ME2第38回午後:第21問

血液透析について誤っているのはどれか。

1: 中空糸型の透析膜が使用されている。

2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液には重炭酸が添加されている。

4: ローラポンプが使用されている。

5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。

国試第26回午前:第79問

血液透析で正しいのはどれか。

1: いかなる場合も抑制帯を用いて抜針事故を防ぐ。

2: 透析液温度が異常上昇すると溶血を起こす。

3: 誤穿刺をしても術者を交代せず責任を全うする。

4: 空気誤入時には患者を右側臥位とする。

5: 多人数用透析液供給装置では透析液濃度を連続監視する装置を1個以上備える。

国試第19回午後:第65問

血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加

b: 高ナトリウム透析液の使用

c: 血液流量の増加

d: 使用透析器膜面積の拡大

e: 透析液温の低下(低温透析)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第3問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 主に中空糸型のダイアライザを用いる。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧差により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 尿毒素は主として限外濾過で除去する。

国試第27回午後:第78問

透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。

a: 酸素吸入を行う。

b: 透析液流量を下げる。

c: 抗凝固薬の量を増やす。

d: 血管拡張薬を投与する。

e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第78問

血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。

1: 体外限外濾過法(ECUM)を追加する。

2: 透析液ナトリウム濃度を増加させる。

3: 時間除水量を増加させる。

4: 透析液温度を低下させる。

5: 食事からのナトリウム摂取量を減少させる。

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第78問

血液透析監視装置が漏血を検出した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 膜の破損によるリークがないか調べる。

2: 透析液の流量が正しいか確認する。

3: 脱血不良が起きていないか確認する。

4: 漏血の検知器が正しく動作しているか調べる。

5: 目視で確認できない場合は試験紙で判断する。

国試第23回午後:第75問

血液透析器のクリアランスが大きくなるのはどれか。

1: 透析液流量を減らす。

2: 透析時間を短くする。

3: 限外濾過流量を減らす。

4: 血液入口側の血流量を減らす。

5: 透析膜面積を大きくする。

ME2第29回午前:第53問

血液透析(HD)に比べた腹膜透析(PD)の長所について誤っているのはどれか。

1: 循環系への影響が少ない。

2: 不均衡症状が起こりにくい。

3: バスキュラ(ブラッド)アクセスが不要である。

4: 抗凝固薬を必要としない。

5: 小分子物質の除去に優れる。

ME2第35回午後:第11問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 拡散と限外濾過により物質除去を行う。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 主に積層型の透析器を用いる。

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第4回午後:第48問

血液透析について誤っているのはどれか。

a: 血小板の一部は透析液側へ漏出する。

b: カリウムは血液側へ補給される。

c: アルカリ化剤は血液側へ補給される。

d: 蛋白代謝産物は血液側から除去される。

e: 透析液中の細菌は膜で阻止される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第5問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 中空糸の外側に血液を流す。

2: 体内の過剰な水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液にはアミノ酸が添加されている。

4: 遠心ポンプが使用されている。

5: 抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

国試第28回午後:第79問

血液透析回路への空気侵入の原因となるのはどれか。

a: 抗凝固薬注入ラインの外れ

b: 透析膜破損による血液漏出

c: 動脈側穿刺針と回路の接続不良

d: 補液ラインの閉鎖忘れ

e: 静脈側穿刺針と回路の接続不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第58問

透析について誤っているのはどれか。

1: 透析回路内への造血剤の投与が可能である。

2: 透析回路内へのビタミンD製剤の投与が可能である。

3: 緊急時には透析を中断することもある。

4: 静脈圧上昇の原因として回路内凝固がある。

5: インスリンは透析されるため高血糖をきたすことがある。

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。