第23回国試午後28問の類似問題

国試第18回午前:第56問

呼吸機能検査について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

c: コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。

d: 圧カセンサにはホール素子を用いる。

e: 無線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。

2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。

3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。

4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。

5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

国試第8回午前:第50問

正しいのはどれか。

a: 計器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。

b: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。

c: 繰り返し測定して平均値を求めると偶然誤差は減少する。

d: 計測器の校正法の誤りにより過失誤差が生じる。

e: 量子力学的現象により量子化誤差が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第6回午前:第83問

生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。

1: 吸 収

2: 対 流

3: 反 射

4: 屈 折

5: 散 乱

ME2第35回午後:第28問

MRI検査について誤っているのはどれか。

1: 動きによるアーチファクトがある。

2: 金属によるアーチファクトがある。

3: 放射線被曝がある。

4: 心拍同期を行うことがある。

5: 身体にループ部分があると熱傷を起こすことがある。

ME2第34回午前:第47問

長時間心電図連続記録装置(ホルター心電計)について誤っているのはどれか。

1: 不整脈の診断に適している。

2: 胸部6誘導が必要である。

3: 日常生活中の心電図を記録できる。

4: 虚血性心疾患の診断に用いられる。

5: 心電図波形は患者の体位や行動によって変化する。

国試第4回午前:第84問

正しいのはどれか。

a: 患者に苦痛や障害を与えない生体計測法を無侵襲計測法という。

b: 無侵襲計測法では生体にエネルギーを加えてはならない。

c: 深部組織の化学的特性を無侵襲的に計測することはできない。

d: MRIは無侵襲計測法である。

e: 無侵襲計測は集団検診にも用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第4問

体温計測器とセンサの組合せで正しいのはどれか。

1: 耳式赤外線体温計 -- サーミスタ

2: 腋窩用電子体温計 -- サーモパイル

3: 深部体温計 -- 白金測温抵抗体(Pt100)

4: 鼻咽頭温モニタ -- ボロメータ

5: サーモグラフ -- HgCdTe

ME2第40回午後:第21問

心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 記録紙は感熱紙を使用する。

2: 患者にアース線を接続する。

3: 金属ベッドを接地する。

4: 誘導コードと電源コードを離す。

5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第31回午後:第27問

運動神経伝導速度の計測について誤っているのはどれか。

a: 計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。

b: 神経部位の2ヵ所の電気刺激が必要である。

c: 電気刺激はアイソレータを介して行う。

d: 刺激電流のパルス幅は5~10 ms を用いる。

e: 加算平均装置が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第29問

血圧計測法はどれか。

a: トノメトリー

b: オージオメトリー

c: スパイロメトリー

d: オシロメトリック法

e: 聴診法

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第56問

生体情報を測定するのに生体外からエネルギーを加える必要があるのはどれか。

1: 脳波計

2: 筋電計

3: 光トポグラフ

4: 脳磁図計

5: 眼振図計

国試第14回午前:第64問

誤っている組合せはどれか。

a: 光電比色計 ――--------------------- 尿酸

b: 炎光分析計 ――--------------------- グルコース

c: 紫外光度計 ――--------------------- ナトリウム

d: 液体クロマトグラフ ――--------------- アミノ酸

e: 電気泳動装置 ――------------------ 血清蛋白

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第53問

呼吸モニタについて正しいのはどれか。

a: 流量はローリングシール型流量計によって測定される。

b: 二酸化炭素濃度は赤外線分析計で測定される。

c: 圧力センサには静電容量変化を検出するものがある。

d: コンプライアンスは、体積と圧力とによって求めることができる。

e: 生理学的死腔率は呼吸モニタの一次情報である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第21問

聴診法による間接血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: 測定部位が心臓より高いと最高血圧が高く測定される。

2: 脱気速度が速すぎると最高血圧が低く測定される。

3: カフ幅が狭すぎると最高血圧が高く測定される。

4: カフの巻き方がきついと最低血圧が低く測定される。

5: 水銀柱が傾いていると最低血圧が高く測定される。