生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 低周波では誘電率が異常に大きい。
2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。
3: α分散は約20GHzで観察される。
4: β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。
5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
電磁波について誤っているのはどれか。
1: 媒質によって伝搬速度が異なる。
2: 振動数が低いほど回折しやすい。
3: 波長が短いほど屈折率が小さい。
4: 速度は振動数に比例する。
5: 2つの異なる媒質界面では反射がおこる。
1: 低周波では誘電率が非常に大きい。
4: β分散は構造分散ともよばれる。
体内植込み電子装置の動作に対する影響が無視できるのはどれか。
1: 電磁波
2: 機械的応力
3: 気 温
4: 組織反応
5: 体液侵入
血液浄化の原理で誤っているのはどれか。
1: 吸 着
2: 浸 透
3: 拡 散
4: 濾 過
5: 分 解
光が生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。
1: 吸収によって光強度が減衰する。
2: 散乱によって光ビームが拡がる。
3: 反射によって透過光は減少する。
4: 屈折によって光の方向が変わる。
5: 光速は生体中では空気中より大きい
正しいのはどれか。
a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。
b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。
c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。
d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。
e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。
5: 光速は生体中の方が空気中より高い。
誤っているのはどれか。
1: 脳の活動により微少な磁界が発生する。
2: 心臓の活動により微少な磁界が発生する。
3: 肺に吸入された微粉末の磁化により微小な磁界が発生する。
4: 磁界はベクトル量であり発生源の推定に適している。
5: 外部から印加した直流磁界の分布は、生体の存在により大きく変化する。
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。
2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。
3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。
4: α分散はイオンの集散に起因する。
5: β分散は約20GHzで生じる。
体表面からの熱放散でないのはどれか。
1: 放射
2: 散乱
3: 伝導
4: 対流
5: 蒸散
1: 低周波では誘電率が大きい。
2: 骨格筋は異方性が大きい。
3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。
5: β分散は約GHzで生じる。
1: 熱の伝わり方には熱伝導の他に熱対流と熱放射とがある。
2: 熱対流は固体だけに起きる現象である。
3: 熱放射では真空中でも熱が伝わる。
4: 熱放射では電磁波の形で熱が伝わる。
5: ヒトも熱放射の形で体温にみあった遠赤外線を出している。
a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。
b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。
c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。
d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。
e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。
治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。
1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。
2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。
3: レーザ光は収束性に優れている。
4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。
5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。
血液について誤っているのはどれか。
1: 非ニュートン流体である。
2: 力学的に等方的である。
3: 比誘電率は周波数依存性がある。
4: 超音波伝搬速度は空気中よりも速い。
5: 吸光度は可視光領域でほぼ一定である。
生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。
1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透
3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過
4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流
5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送
量と単位の組合せで誤っているのはどれか。
a: 磁束・・・・・・・・・・・・・・ウェーバ
b: インダクタンス・・・・・・ヘンリー
c: 光束・・・・・・・・・・・・・・ルクス
d: 放射能・・・・・・・・・・・・グレイ
e: 磁気誘導・・・・・・・・・・ベクレル
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1: 活動電位の発生は生体の能動特性である。
2: 組織によっては異方性を示す。
3: 低周波では導電率が大きい。
4: 高周波では誘電率が小さい。
5: β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。
環境と熱伝達メカニズムとの組合せで誤っているのはどれか。
1: 重力下・空気中 --------------------- 対 流
2: 重力下・真空中 --------------------- 放 射
3: 無重力・空気中 --------------------- 対 流
4: 無重力・真空中 --------------------- 放 射
5: 無重力・固体内部 ------------------- 伝 導
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