心電計に50Hzの交流雑音が混入した。紙送り速度を50mm/sに設定した場合、記録紙40mm当たりに何周期の波が記録されるか。
1: 10
2: 20
3: 40
4: 50
5: 100
心臓カテーテル検査に使用されるサーマルアレイ方式の記録器のトラブルとして起こり得ないのはどれか。
1: 記録紙が流れない。
2: 波形が記録紙上に描かれない。
3: 設定された紙送り速さが変わる。
4: 記録波形がオーバーダンピングになる。
5: 記録紙の印字が部分的に抜ける。
図は標準12誘導心電図の誘導法を電気回路で表したものである。図の誘導はどれか。
1: Ⅰ誘導
2: Ⅲ誘導
3: aVR誘導
4: aVL誘導
5: V3誘導
小電力医用テレメータについて正しいのはどれか。
a: A型送信機の帯域幅は25kHzである。
b: アンテナシステムとして漏洩同軸ケーブルが用いられる。
c: フェージング防止にダイバーシティーアンテナが用いられる。
d: 受信感度向上のためにブースタが用いられる。
e: 割り当て周波数バンドは1~5バンドに分類される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。
1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。
2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。
3: 心電計の弁別比は少なくとも 40 dB 以上を用いる。
4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。
5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。
心電図を標準の速さで記録したとき、PQ 間隔が 5 mm の時の PQ 時間[s]はどれか。
1: 0.1
2: 0.15
3: 0.2
4: 0.35
5: 0.4
小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 割り当て周波数帯域は 420?450 MHz である。
2: A 型のチャネル間隔は 25 kHz である。
3: 同時に送信する信号の数によって 5 つの型の送信機がある。
4: 割り当て周波数帯域は 6 バンドで構成されている。
5: 混信対策として色ラベルによるゾーン配置が有用である。
標準 12 誘導心電図について正しいのはどれか。
1: 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
2: aVR 誘導は Wilson の結合電極を基準とした誘導である。
3: V1~V6 の誘導は双極誘導である。
4: 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。
5: 単極肢誘導の間には aVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。
心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。
1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。
2: 1周期400msの矩形波を入力した。
3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4: 点検者自身の心電図を入力した。
5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。
心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。
1: 記録紙は感熱紙を使用する。
2: 患者にアース線を接続する。
3: 金属ベッドを接地する。
4: 誘導コードと電源コードを離す。
5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。
標準12誘導心電図計測について誤っているのはどれか。
1: 第Ⅱ誘導は右手電極と左手電極との間の電位差である。
2: 第Ⅲ誘導は第Ⅰ誘導と第Ⅱ誘導から計算で得ることができる。
3: 胸部誘導は単極誘導である。
4: 胸部誘導の導出においても四肢電極は必要である。
5: 右手、左手、左足の電極を同じ抵抗値で一点に結んだものをウィルソンの結合電極という。
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: チャネル3000番台の周波数は医用テレメータ以外にも使用される。
2: 心電図信号は送信機でAD変換される。
3: A型の送信機の出力は1mW以下に規定されている。
4: チャネル6001とチャネル6002は異なるゾーンで使用される。
5: 近接した他病院で使用している送信機の電波を受信することはない。
心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。
1: 1/10
2: 1/5
3: 1/2
4: 1
5: 2
心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
心電図テレメータについて正しいのはどれか。
1: ch6001はバンド1の周波数帯の無線チャネルである。
2: 心電図信号のAD変換は受信機で行われる。
3: A型の送信機の出力は10mW以下に規定されている。
4: 異なる病棟階で使用されている電波を受信することはない。
5: 1つのゾーン内では同一色ラベルの送信機しか使用できない。
標準12誘導心電計の誘導について誤っているのはどれか。
1: 12個の電極が装着される。
2: 6つの四肢誘導と6つの胸部誘導からなる。
3: V2誘導の電極は第4肋間胸骨左縁に貼り付ける。
4: 第Ⅱ誘導は左足電極と右手電極間の電位差を測る。
5: 第Ⅲ誘導は第Ⅰ誘導と第Ⅱ誘導から算出できる。
標準12誘導心電図計測で右手と左手の電極を逆に装着した。記録される波形について誤っているのはどれか。
1: aVF誘導の波形の極性が反転する。
2: 第Ⅰ誘導の波形の極性が反転する。
3: aVL誘導とaVR誘導の波形が入れ替わる。
4: 第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導の波形が入れ替わる。
5: 単極胸部誘導の波形は正常に記録される。
1: 送信機を装着した患者が他の病棟に行くことを禁止する。
2: 電池電圧低下の表示が出ていたらすぐに電池を交換する。
3: 電極を装着する前に皮膚をアルコール綿で拭く。
4: 病棟階が違っていても同一チャネルの送信機は使用しない。
5: 電極を装着する前に送信機の電源を入れる。
心電図記録についての組合せで誤っているのはどれか。
1: 筋電図が混入 -- 被験者の緊張
2: 商用交流が混入 -- アースの接触不良
3: 第Ⅰ誘導での波形が反転 -- 電極の付け間違い
4: 第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導に商用交流混入 -- 左手リードの断線
5: 胸部誘導での基線の動揺 -- 体表面の発汗
心電図計測について正しいのはどれか。
1: 第Ⅰ誘導は右手と右足の双極誘導である。
2: 第Ⅲ誘導は左手と右足の双極誘導である。
3: aVR誘導は左手と左足の中点電位を基準とする右手の単極肢誘導である。
4: 胸部誘導は右足を基準とする胸部の単極誘導である。
5: 正電極に興奮が向かう場合に波形は陰性に振れる。
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