第7回国試午前28問の類似問題

国試第7回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: 生体の水分量は重量比で約60%である。

b: 血液の粘度は水に比べて小さい。

c: 細胞外液は非流動性の液体である。

d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。

e: 血漿は弱アルカリ性である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第4問

正常成人の腎について誤っているのはどれか。

1: 腎血流量(RBF)は心拍出量の約1/8である。

2: 1側の腎には約100万個のネフロンが存在する。

3: 腎血漿流量(RPF)の約20%が濾過尿に相当する。

4: 濾過尿には血漿とほぼ同濃度の糖が存在する。

5: 濾過尿からの水分や電解質の再吸収は尿細管で行われる。

国試第32回午後:第78問

体重60kgで残腎機能がない血液透析患者において、1日あたりの摂取量で適切なのはどれか。

a: 食塩 ―――――――― 12g

b: エネルギー ――――― 2000 kcal

c: リ ン ―――――――- 800 mg

d: カリウム --------―--- 3000 mg

e: 水 ------------------ 2L

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第60問

市販血液透析液の組成と濃度との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: ナトリウム 140mmol/L(mEq/L)

b: カリウム 2.0mmol/L(mEq/L)

c: ブドウ糖 150mg/dl

d: リ ン 4.0mg/dl

e: マグネシウム 1.5mmol/L(3.0mEq/L)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第76問

標準体重60kg無尿の血液透析患者の食事療法で正しいのはどれか。

a: 食塩15g/日

b: リン800mg/日

c: タンパク質70g/日

d: カリウム4000mg/日

e: エネルギー1000kcal/日

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第63問

正しいのはどれか。

a: 血漿の物性は白血球数できまる。

b: 血液循環は生体内輪送作用の一つである。

c: 細胞への物質輸送には組織圧が関係する。

d: 細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。

e: 生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a: 平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。

b: 側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。

c: 低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。

d: 混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。

e: 体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第72問

完全体外循環中の灌流条件で適切でないのはどれか。

1: ヘモグロビン値:5g/dL

2: 平均大動脈圧:70mmHg

3: 中心静脈圧:3cmH2O

4: 混合静脈血酸素飽和度:80%

5: 全血活性化凝固時間:450秒

国試第10回午前:第64問

血液の検体計測について正しい組合せはどれか。

a: グルコース ――――――――------- 光電比色計

b: LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計

c: カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ

d: へマトクリット ――――――--------- ISFET

e: pH――――――――――――------- クラーク電極

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第66問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第47問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第32問

成人で1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。

1: 1ml/min

2: 5ml/min

3: 15ml/min

4: 20ml/min

5: 30ml/min

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 使用する血液量の節減に役立つ。

2: 血液の酸素運搬能は低下する。

3: 末梢血液循環を円滑にする。

4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。

5: 血液粘度を上昇させる。

国試第13回午前:第28問

血液透析療法について正しいのはどれか。

1: 我が国の患者数は30万人以上である。

2: 患者の平均年齢は30歳代である。

3: 飲食に制限はない。

4: アミロイドーシスは重要な合併症である。

5: 開始後5年生存率は約40%である。

国試第35回午後:第64問

動脈血液ガスについて正しいのはどれか。 

a: ベースエクセス(BE)は酸塩基平衡の目安となる。 

b: pHの基準値は7.00である。 

c: HCO3の基準値は20±2mEq/Lである。 

d: CO2分圧の基準値は35~45mmHgである。 

e: 酸素分圧の基準値は年齢により異なる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第49問

体外循環について正しいのはどれか。

a: 希釈体外循環の希釈率は20~30%が普通である。

b: 純酸素に二酸化炭素を5%加えることがある。

c: 活性化凝固時間(ACT)は100~200秒に保つ。

d: プロタミンの過剰投与によって血液凝固時間は正常より短縮する。

e: プロタミン投与量は初期ヘパリン投与量の1.5倍を目安とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第84問

直径1cmの大動脈内の血流速度が50cm/sであるときのレイノルズ数はどれか。ただし、血液密度は1.05×103 kg/m3 、血液の粘性率は3.0×10-3 Pa・s とする。(生体物性材料工学)

1: 1000

2: 1250

3: 1500

4: 1750

5: 2000

国試第17回午後:第73問

血液の粘性率について正しいのはどれか。

a: せん断速度に依存しない。

b: ヘマトクリット値に依存する。

c: キャッソンの式によって定義される。

d: トリチェリの定理に従う。

e: 正常な血漿の粘性率は約10cPである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第7回午前:第41問

正しいのはどれか。

a: 基礎代謝量は体表面積に比例する。

b: 成人男子の基礎代謝量は約1500kcal/日である。

c: 成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。

d: 甲状腺ホルモンは交感神経活動を抑制する。

e: アドレナリンは副腎皮質から分泌される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e