赤血球について誤っているのはどれか。
1: 二酸化炭素を運搬する。
2: 酸素を運搬する。
3: 直径は約8μmである。
4: 寿命は約120日である。
5: 好気性代謝を行う。
体重60kgの健常成人の全体液量はどれか。(人の構造及び機能)
1: 1~10L
2: 11~20L
3: 21~30L
4: 31~40L
5: 41~50L
体重60kgの健常成人の全体液量はどれか。
1: 1~5L
2: 10~20L
3: 30~40L
4: 50~60L
5: 70~80L
正常成人について誤っているのはどれか。
1: 肺胞気の酸素分圧は約100mmHgである。
2: 安静時の心拍出量は1分間に約5Lである。
3: 機能的残気量は予備呼気量と残気量との和である。
4: 不整脈のない心電図では、1分間の心拍数は60をR-R間隔(秒)で除して求められる。
5: 左室の収縮期圧は右室の収縮期圧にほぼ等しい。
健常成人について正しいのはどれか。
a: 糸球体濾過率(GFR)は腎血漿流量(RPF)の約5倍である。
b: 近位尿細管を流れる濾液は高張性である。
c: 遠位尿細管では水の再吸収が行われる。
d: ヘンレ係蹄で濾液が濃縮される。
e: 腎へ流れ込む血液量は心拍出量の約1/4である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 造血には鉄が必要である。
2: 好酸球はアレルギーなどで増加する。
3: ヘパリンには血液凝固阻止作用がある。
4: 赤血球の寿命は30日前後である。
5: γ-グロブリンには免疫抗体が含まれている。
正しいのはどれか。
a: 貧血では血液比重は低くなる。
b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。
c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。
d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。
e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。
血液の流れについて正しいのはどれか。
a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。
b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。
c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。
d: 血液はニュートン流体とみなせる。
e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液製剤の有効期間として正しいのはどれか。
a: 赤血球濃厚液(2~6°C) ―――――― 21日間
b: 洗浄赤血球(2~6°C) ――――――― 洗浄後7日間
c: 血小板(20~24°C) ―――――――― 6時間(振盪保存)
d: 新鮮凍結血漿(-21°C以下) ―――― 10日間
e: グロブリン製剤(10°C以下) ――――― 2年間
健常人の血液について正しいのはどれか。
a: 非ニュートン流体である。
b: 血漿はニュートン流体である。
c: ヘマトクリットが減少すると粘度は低下する。
d: 粘度は生理食塩液と等しい。
e: 粘度は温度に関わらず一定である。
健康成人の動脈血血液ガス値で基準値でないのはどれか。
1: Pao2=95torr
2: Paco2=40torr
3: pH=7.40
4: BE(Base Excess)=0mEq/L
5: HCO3-=15mEq/L
成人において1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。
1: 0.1mL/min
2: 12.0mL/min
3: 30.0mL/min
4: 50.0mL/min
5: 82.1mL/min
a: 細動脈では赤血球が中央に集まる。
b: 非ニュートン性は血球成分によって引き起こされる。
c: ずり速度が遅くなると粘性率は減少する。
d: 血管が細くて流速が小さいときはニュートン流体になる。
e: ヘマトクリット値が下がると粘性率は上昇する。
血液透析患者の摂取量( 1 日あたり)の上限値として正しいのはどれか。
a: エネルギー:15 kcal/kg
b: リン:700 mg
c: カリウム:1.5 g
d: 食 塩: 6 g
e: 蛋白質:0.6 g/kg
健常成人の冠循環について正しいのはどれか。
a: 安静時の心拍出量の約5%が注ぐ。
b: 運動時には心拍出量の約25%が注ぐ。
c: 左冠状動脈血流は拡張期に比べて収縮期に増加する。
d: 冠状動脈は大動脈弓から左右一対が分枝する。
e: 冠循環血流の約70%が冠状静脈洞を通って右心房にかえる。
血液透析液組成として正しい組合せはどれか。
1: カリウム―――――2.5mEq/l
2: リン―――――――5.0mg/dl
3: マグネシウム―――4.0mEq/l
4: 酢酸―――――――0.5mEq/l
5: ブドウ糖―――――400mg/dl
血小板について正しいのはどれか。
a: 血小板数20万/μL以下を血小板減少症という。
b: 再生不良性貧血では血小板は減少しない。
c: 血管内血液凝固症候群(DIC)では血小板は減少する。
d: 血小板の産生の低下した人では血小板輸血が行われる。
e: 血小板は血液回路内面に粘着する。
血液と体液について誤っているのはどれか。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/Lの濃度のCa2+イオンは1mEq/Lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
a: 毛細血管内を通過する際、赤血球は変形する。
b: 血管内膜のコラーゲンが増加すると脈波伝搬速度が速くなる。
c: 大動脈における動圧の値は静圧よりも大きい。
d: 細動脈では血球が血管壁部に集まる。
e: 安靜立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。
血液透析で正しいのはどれか。
a: 最も多い死因は心不全である。
b: 通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c: 透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d: 我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e: エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
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