成人において1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。
1: 0.1mL/min
2: 12.0mL/min
3: 30.0mL/min
4: 50.0mL/min
5: 82.1mL/min
血清と尿中クレアチニン値がそれぞれ、3.2mg/dl、54mg/dlで一日尿量が1280mlの患者クレアチニン・クリアランス(mg/min)はどれか。
1: 10
2: 15
3: 20
4: 25
5: 30
クレアチニンの血漿中濃度2.0mg/dL、尿中濃度60mg/dL、1時間の尿量は120 mLであった。クレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 20
2: 30
3: 60
4: 90
5: 120
誤っているのはどれか。
1: 血清クレアチニン濃度は腎機能の指標の一つである。
2: 腎臓で分泌されるレニンは造血ホルモンである。
3: 腎臓はビタミンDを活性化させる。
4: 成人では1日約140Lの原尿が生成される。
5: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。
成人の尿について誤っているのはどれか。
a: 尿量が3000ml/日以上なら多尿である。
b: 尿量が400 ml/日以下なら乏尿である。
c: 等張尿では尿比重が1.025である。
d: 血尿とは尿中にヘモグロビンの認められるものをいう。
e: 健常人の尿中蛋白量は150 ml/日以下である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正常成人の腎について誤っているのはどれか。
a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。
b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。
c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。
d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。
e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液流入部および流出部の血清クレアチニン濃度は、それぞれ15mg/dl、3mg/dlであった。この透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし、限外濾過量は0とする。
1: 100
2: 120
3: 140
4: 160
5: 200
血液流量200ml/min、透析液流量500ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザ入口および出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限外濾過流量は無視できるものとする。
1: 105
2: 110
3: 115
4: 120
5: 125
血液流量200ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザおよび出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限界濾過流量は無視できるものとする。
次の条件で透析が行われた。透析器動脈側クレアチニン濃度 16 mg/dL透析器静脈側クレアチニン濃度 2 mg/dL透析器動脈側血液流量 220 mL/min透析器入口透析液流量 500 mL/min除水速度 20 mL/minこの透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 180
2: 185
3: 195
4: 200
5: 220
ある血液透析器の水系溶質除去性能を調べるため、透析器血液流入側と流 出側のクレアチニン濃度を測定したところ、それぞれ 10.0 および 1.0 mg/dL で あった。血流量、透析液流量、濾過流量がそれぞれ 250、500、 0 mL/min とする と、この血液透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
2: 200
3: 225
4: 250
5: 500
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液入口部および出口部の血清クレチニン濃度は、それぞれ15mg/dl,3.0mg/dlであったこの透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。(ただし、限界濾過量は0とする。)
健常人の腎臓について誤っているのはどれか。
健常者の尿中たんぱく1日排泄量の上限として正しいのはどれか。
1: 0(検出されない)
2: 0.15mg
3: 1.5mg
4: 15mg
5: 150mg
クレアチニンクリアランスの測定時に必要でないのはどれか。(臨床医学総論)
1: 血清クレアチニン値
2: 一日尿量
3: 身 長
4: 体 重
5: 腹 囲
クレアチニンクリアランスに関係しない項目はどれか。
1: 血清クレアチニン
2: 尿中クレアチニン
3: ヘモグロビン濃度
4: 体表面積
5: 一日尿量
クレアチニン・クリアランスの計算・評価で考慮する必要がないのはどれか。
1: 年 齢
2: 体 重
3: 血清クレアチニン
4: 性 別
5: 尿 酸
ネフローゼ症候群の診断に必須なのはどれか。
a: 尿 量 ≦ 500 mL/日
b: 尿蛋白 ≧ 3.5 g/日
c: 血清総蛋白 ≦ 6.0 g/dL
d: 血清カリウム ≧ 6 mEq/L
e: 糸球体濾過量 ≦ 60 mL/分/1.73 m2
ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。
a: その物質の血漿中濃度
b: その物質の尿中濃度
c: 尿量
d: 腎血漿流量
e: 糸球体濾過量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
成人の1日の不感蒸泄量[mL]はおよそいくらか。(臨床医学総論)
2: 300
3: 700
4: 1500
5: 2500
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