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臨床工学技士国家試験

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第33回 午前 第56問
20件の類似問題
人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。...
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63
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:93% 類似度 60.7%
透析液用水処理装置として適切なのはどれか。
a
集塵器
b
活性炭吸着器
c
軟水化装置
d
逆浸透装置
e
沈降分離装置
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
57
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:96% 類似度 60.7%
血液透析の目的はどれか。
a
エリスロポエチンの是正
b
電解質バランスの是正
c
除水
d
酸塩基平衡の是正
e
ビリルビンの吸着
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
69
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:72% 類似度 60.7% 解説あり
膜型人工肺について正しいのはどれか。
a
中空糸膜が主に使用される。
b
多孔質膜が均質膜より多く使用される。
c
外部灌流型が内部灌流型より多く使用される。
d
親水性の膜が主に使用される。
e
ポリエチレン製の膜が主に使用される。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

膜型人工肺では、形態は中空糸型が主流であり、膜構造は多孔質膜(代表材質:ポリプロピレン)が臨床で最も広く用いられている。流路形式は血液が中空糸の外側を流れる外部灌流型が一般的で、圧力損失が比較的低くガス交換効率も良好である。多孔質膜は疎水性であることにより膜孔が血漿で濡れて漏洩するのを抑制できるため、親水性膜が主という記述は不適切。材質については、主要材はポリプロピレン(多孔質)やシリコーン(均質)であり、ポリエチレンが『主』という事実はない。

選択肢別解説

a
正解

正しい。膜型人工肺は歴史的にフィルム型から中空糸型へ移行し、現在は中空糸膜(hollow fiber)が主流である。中空糸化により有効表面積を大きく確保でき、ガス交換効率の向上と装置の小型化が可能となった。

b
正解

正しい。ガス交換膜の構造分類では、多孔質膜(代表的にはポリプロピレン製)が臨床で最も多く用いられる。均質膜(例:シリコーン)は血漿漏れが起きにくい利点がある一方で、ガス透過や圧力損失の面で大流量用途に不利なため使用頻度は相対的に低い。

c
正解

正しい。血液が中空糸の外側を流れる外部灌流型が一般的で、圧力損失が比較的低く、ガス交換面の利用効率が高い。内部灌流型(血液が中空糸内腔を流れる)に比べ、設計上ガス交換性能と取り扱いの点で利点があるため臨床で多用される。

d
不正解

誤り。多孔質膜は疎水性が基本で、膜孔が血液で濡れてしまう(wetting)と血漿漏れが生じやすくなる。疎水性により膜孔内への水相侵入を抑えることができるため、親水性の膜が『主に使用』という記述は不適切である。

e
不正解

誤り。多孔質膜の主要材質はポリプロピレンであり、均質膜ではシリコーンが用いられることが多い。ポリエチレンが主材として広く用いられている事実はない。

88
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:72% 類似度 60.7%
医療ガスの安全供給を維持するのに使用しないのはどれか。
1
マニフォールドシステム
2
遠隔警報表示盤
3
ピンインデックスシステム
4
酸素濃度系
5
EPRシステム
58
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 60.7%
透析について誤っているのはどれか。
1
透析回路内への造血剤の投与が可能である。
2
透析回路内へのビタミンD製剤の投与が可能である。
3
緊急時には透析を中断することもある。
4
静脈圧上昇の原因として回路内凝固がある。
5
インスリンは透析されるため高血糖をきたすことがある。
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49
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午前
類似度 60.7%
人工呼吸器でよく使用される用語とその略語の組合せで誤っているのはどれか。
1
間欠的陽圧換気 -- IPPV
2
持続的陽圧換気 -- CPPV
3
持続的気道陽圧 -- CPAP
4
間欠的強制換気 -- IMV
5
呼気終末陽圧 -- PCWP
46
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:49% 類似度 60.7%
大動脈バルーンパンピング(IABP)の効果について誤っているのはどれか。
a
心仕事量の減少
b
心筋酸素消費量の軽減
c
後負荷の増加
d
大動脈基部拡張期圧の減少
e
冠動脈血流量の増加
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
34
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
類似度 60.7%
体外式除細動器で正しいのはどれか。
a
電極ペーストを使用しないと除細動効果が低下する。
b
電源コードをコンセントに接続した状態で保管する。
c
出力端子はフローティングされている。
d
二相性波形の極性の反転にはコイルを使用する。
e
通電テストには500 Ωの負荷抵抗を使用する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
61
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:89% 類似度 60.6%
血液透析器の溶質除去性能が最大になるのはどれか。
1
血液と透析液を同じ方向に流す。
2
血液と透析液を反対方向に流す。
3
血液と透析液を交差させて流す。
4
血液の一部を再循環する。
5
透析液の一部を再循環する。
42
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:43% 類似度 60.6%
人工呼吸器とのファイティングの原因にならないのはどれか。
1
チューブトラブル
2
分泌物貯留
3
代謝性アルカローシス
4
トリガレベルの低下
5
体温上昇
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20
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:85% 類似度 60.6%
PEEP について正しいのはどれか。
a
機能的残気量を増加させる。
b
シャント率を減少させる。
c
酸素化を改善させる。
d
腎血流量を増加させる。
e
脳圧を低下させる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
40
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 60.6%
熱希釈心拍出量測定で誤っているのはどれか。
1
注入量は右心室に放出する。
2
カテーテル先端は肺動脈に留置する。
3
注入液に約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4
注入量は一気に注入する。
5
同じカテーテルでも注入量が変わればカテーテル係数を変更する。
72
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午前
重要度:低 正答率:75% 類似度 60.6% 解説あり
成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。
a
平均動脈圧 70 mmHg
b
送血流量 120 mL/min/kg
c
中心静脈圧 20 mmHg
d
ヘモグロビン 6.0 g/dL
e
混合静脈血酸素飽和度 75%
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

成人の中等度低体温(おおむね28〜32℃)での体外循環管理では、臓器灌流を保ちつつ代謝低下に合わせて流量を設定する。一般的な目標は、平均動脈圧は約60〜80 mmHg、送血流量は体重換算で約60〜70 mL/min/kg(体表面積換算で約2.0〜2.4 L/min/m²)、ヘモグロビンは少なくとも7 g/dL以上、混合静脈血酸素飽和度(SvO2)は60〜70%以上を維持する。一方、体外循環中は脱血により中心静脈圧(CVP)は通常0〜5 mmHg程度の低値となる。これらから、送血流量120 mL/min/kg、CVP 20 mmHg、ヘモグロビン6.0 g/dLは不適切であり、平均動脈圧70 mmHgとSvO2 75%は妥当と判断できる。

選択肢別解説

a
不正解

平均動脈圧70 mmHgは、体外循環中に推奨される目標範囲(概ね60〜80 mmHg)の中にあり、臓器灌流を保つ上で適切である。特に中等度低体温でもこの範囲は広く容認される。

b
正解

送血流量120 mL/min/kgは過大で不適切。成人体外循環では体重換算で約60〜70 mL/min/kg(体表面積換算で約2.0〜2.4 L/min/m²)が一般的目標であり、中等度低体温では代謝低下によりむしろ必要流量は低めでよい。120 mL/min/kgは許容範囲を大きく超える。

c
正解

中心静脈圧20 mmHgは不適切。体外循環中は脱血によりCVPは通常0〜5 mmHg程度の低値となる。20 mmHgは静脈還流不良や静脈系うっ血を示唆し、適切な操作条件ではない。

d
正解

ヘモグロビン6.0 g/dLは低すぎて不適切。酸素運搬能確保のため多くの施設で7 g/dL未満とならないよう管理する。中等度低体温で酸素需要は低下するが、6 g/dLは組織低酸素のリスクが高い。

e
不正解

混合静脈血酸素飽和度75%は適切。全身酸素需給の指標としてSvO2は少なくとも60〜70%以上の維持が目安であり、75%は十分な酸素供給が確保されているレベルである。

64
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:63% 類似度 60.6%
置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。
a
血液透析濾過(HDF)
b
血液透析(HD)
c
連続的腹膜透析(CAPD)
d
直接血液灌流(DHP)
e
二重膜濾過血漿交換(DFPP)
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
64
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午後
類似度 60.6%
陽圧式人工呼吸に伴う生体への影響について正しいのはどれか。
1
尿量の増加
2
中心静脈圧の低下
3
静脈還流の増加
4
心拍出量の増加
5
頭蓋内圧の上昇
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45
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:81% 類似度 60.6%
大動脈バルーンパンピング(IABP)について正しいのはどれか。
a
心電図トリガでは確実なR波を得るようにする。
b
動脈圧トリガではノッチ付近でバルーンを膨張させる。
c
使用するガスとして応答性の良いのは二酸化炭素である。
d
バルーンカテーテルを血管内に挿入することをラッピングという。
e
IABPにより動脈の拡張期圧は高くなる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
73
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午前
重要度:低 正答率:69% 類似度 60.5% 解説あり
人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。
a
大腿動脈送血では解離は生じない。
b
灌流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。
c
上行大動脈は緊満する。
d
上行大動脈の色調の変化がみられる。
e
脱血不良となる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

体外循環中の大動脈解離は、送血管の先端位置不良や脆弱化した大動脈壁への外傷などで発生し、送血が偽腔へ流入して全身灌流が著しく低下する重篤合併症である。典型的所見として、上行大動脈の色調変化(赤黒く見える、光沢が失われる等)がみられ、真腔灌流が保てず静脈リザーバの液面低下(脱血不良)が起こる。大腿動脈送血でも逆行性に解離が発生し得るため「生じない」は誤り。疑い時は外科医と即時共有し、送血停止または大幅減量・送血部位変更などの緊急対応を要し、安易な継続は避ける。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。大腿動脈送血でも逆行性(遠位から近位へ進展する)大動脈解離は発生し得る。よって「生じない」とは言えない。

b
不正解

誤り。大動脈解離が疑われる状況で灌流圧を下げて人工心肺を継続するのは不適切。基本は送血停止または大幅減量、カニュレーション部位変更などの緊急対応を検討する。

c
不正解

誤り。解離で真腔への灌流が障害されると、上行大動脈は虚脱傾向や拍動消失、異常な色調変化を示すことが多く、「緊満する」とは言い難い。

d
正解

正しい。解離発生時には上行大動脈の色調変化(赤黒く見える、光沢低下など)が所見として現れる。これは壁内血腫や偽腔灌流による変化を反映する。

e
正解

正しい。偽腔への送血により全身(真腔)灌流が低下し、還流血が減少するため静脈リザーバ液面が低下するなどの脱血不良が生じる。

41
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:61% 類似度 60.5%
76歳の男性。意識消失発作のため緊急入院した。以前より同様の発作を繰り返していたがいずれも一過性であった。脈拍35回/分、整。血圧140 / 80mmHg、動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)に異常はない。直ちに用意すべき機器はどれか。
a
心電計
b
人工呼吸器
c
血液浄化装置
d
インフュージョンポンプ
e
ペースメーカ
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
23
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:46% 類似度 60.5%
誤っているのはどれか。
1
肺胞低換気は高炭酸ガス血症の原因となる。
2
肺胞低換気には酸素療法が適している。
3
換気血流比の不均等分布は低酸素血症の原因となる。
4
左心不全は肺水腫の原因となる。
5
低酸素血症は不整脈の原因となる。
19
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:54% 類似度 60.5%
低酸素血症の発生機序で誤っているのはどれか。
1
換気血流不均等分布の増加
2
拡散障害
3
左→右心内シャント
4
肺胞低換気
5
心拍出量の減少
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