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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第30回 午前 第54問
20件の類似問題
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。...
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35
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:52% 類似度 63.7%
拍動型ポンプについて正しいのはどれか。
a
装置を小型にすることができる。
b
臓器・組織の血液循環がよい。
c
無拍動に比べて太いカニューレを必要とする。
d
長時間の体外循環に適している。
e
流れが層流なので溶血が少ない。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
50
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:57% 類似度 63.7%
人工心肺ポンプのローラ圧迫調整について正しいのはどれか。
a
弱すぎると回転数に対応した流量が出ない。
b
弱すぎると気泡が発生する。
c
弱すぎるとローラの偏芯が生じる。
d
強すぎると流量が増加する。
e
強すぎると回転ムラが起こる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
48
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:76% 類似度 63.6%
血液ポンプについて誤っているのはどれか。(体外循環装置)
a
拍動流ポンプはカニューレを細くしなければならない。
b
拍動流ポンプは一方向弁を必要とする。
c
遠心ポンプは圧力負荷によって流量が変化する。
d
遠心ポンプの血液損傷はローラポンプより軽度である。
e
遠心ポンプの回路閉塞時に回路破裂の危険がある。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
55
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:97% 類似度 63.6%
体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。
1
使用する血液量の節減に役立つ。
2
血液の酸素運搬能は低下する。
3
末梢血液循環を円滑にする。
4
常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5
血液粘度を上昇させる。
55
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
類似度 63.6%
科目:
小分類: 波動現象
正しいのはどれか。
a
同じ性質で位相の異なる二つの波が重なると干渉を起こす。
b
弾性体中を伝わる縦波と横波の進行速度は常に同じである。
c
気体中の音速は温度に無関係である。
d
気体中を伝わる音波には縦波と横波の二種類がある。
e
水や生体組織中での音速は約1,500m/sである。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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51
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:75% 類似度 63.6%
人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)
1
体表面積を基準に求める。
2
血液を希釈した場合、増加させる。
3
体温が低下した場合減少させる。
4
混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。
5
体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。
38
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:62% 類似度 63.6%
膜型人工肺について誤っているのはどれか。
1
多孔質膜では血液とガスとが直接に接触する。
2
均質膜ではガスは拡散によって移動する。
3
多孔質膜では長時間使用すると血漿が漏出する。
4
気泡型人工肺に比べて血液成分の変性が大きい。
5
補助循環の際に併用される。
31
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 63.6%
PCPSについて誤っているのはどれか。
1
流量は遠心ポンプの回転数で調整する。
2
抗血栓処理された材料を使用する。
3
PaCO2が高い場合には酸素混合ガスの流量を上げる。
4
遠心ポンプの位置が低いほうが血流量は上がる。
5
空気の流入を防ぐため脱血回路からの採血を避ける。
81
臨床工学技士国家試験 - 第32回 午前
重要度:低 正答率:48% 類似度 63.5% 解説あり
科目:
小分類: 材料力学
材料の機械的特性について誤っているのはどれか。
1
応力は単位面積あたりに働く力(荷重)である。
2
応力と圧力の単位は同じである。
3
ひずみは単位面積あたりの変形量である。
4
ヤング率は応力とひずみの比である。
5
ポアソン比は荷重方向とそれに垂直な方向のひずみの比である。

解説

機械的特性の基本定義に基づくと、応力は単位面積あたりの力で $\sigma=F/A$(単位はPa)、圧力も単位はPaで一致する。一方、ひずみ $\epsilon$ は単位長さあたりの変形量($\epsilon=\Delta L/L_0$)で無次元であり、単位面積あたりではないため、選択肢3は誤りである。ヤング率 $E$ は線形弾性範囲での応力とひずみの比例定数($\sigma=E\epsilon$)であり、ポアソン比 $\nu$ は荷重方向(縦)と垂直方向(横)のひずみの比で表される(一般に $\nu=-\epsilon_{\text{横}}/\epsilon_{\text{縦}}$ の符号慣例が用いられる)。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。応力は物体内部に生じる内力を面積で割った量で、$\sigma=F/A$ と表される。単位は $\mathrm{N/m^2}$(Pa)。「荷重」は外力を指すが、面に作用する力を面積で割った定義に合致する。

2
不正解

正しい。応力のSI単位は $\mathrm{N/m^2}$ で、圧力の単位パスカル(Pa)と同一である。なお、圧力は外部の面に垂直に作用する力/面積の概念、応力は物体内部の力/面積の概念という違いがあるが、単位は同じ。

3
正解

誤り。ひずみは単位長さあたりの変形量であり、$\epsilon=\Delta L/L_0$ と定義される無次元量である。「単位面積あたり」は応力の定義に関する表現であり、ひずみの定義ではない。

4
不正解

正しい。線形弾性範囲ではフックの法則が成り立ち、$\sigma=E\epsilon$。従ってヤング率 $E$ は応力とひずみの比 $E=\sigma/\epsilon$ で表される。

5
不正解

正しい。ポアソン比は荷重方向(縦)のひずみに対するそれに垂直(横)方向のひずみの比で、一般に $\nu=-\epsilon_{\text{横}}/\epsilon_{\text{縦}}$ と定義される(負号は横ひずみが縮む符号慣例による)。設問の記述は概念として適切。

49
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 63.5%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
肺コンプライアンスの測定値が低下する原因として誤っているのはどれか。
1
肺が圧迫されている。
2
肺胞内に液体が多い。
3
呼吸筋の筋力が低下している。
4
肺組織が硬くなっている。
5
気道が塞がっている。
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59
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 63.5%
膜型人工肺の膜材料に求められる性能として誤っているのはどれか。
1
機械的強度
2
酸素透過性
3
界面疎水性
4
生体適合性
5
血漿透過性
50
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:69% 類似度 63.5%
人工心肺のカニューレについて誤っているのはどれか。
1
血流に対する抵抗を小さくするためには小さな口径が望ましい。
2
充填血液量を少なくするためには小さな口径が有利である。
3
拍動流ポンプでは大きな口径のカニューレが必要である。
4
送血カニューレが細すぎると先端部でキャビテーションを生じる可能性がある。
5
送血カニューレが太すぎると動脈壁を損傷する。
87
臨床工学技士国家試験 - 第30回 午後
重要度:低 正答率:69% 類似度 63.5% 解説あり
生体組織の光学的特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1
水は赤外光をよく吸収する。
2
皮膚の光透過は血流量に依存する。
3
血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい。
4
細胞のDNAはUVcで損傷を受ける。
5
メラニンは紫外線をよく吸収する。

解説

生体の主な発色団・吸収体(ヘモグロビン、メラニン、DNA、水)の波長依存性を押さえると判断できる。水は赤外域(特に1.4 μm、1.9 μm付近など)で強い吸収を示し、組織中の水分が多いほど赤外光は減衰しやすい。皮膚の透過・反射は血液量や血流の変化によりヘモグロビンの吸収・散乱が変わるため影響を受け、光電式脈波やレーザドプラなどに応用される。DNAは紫外域、とくに約260 nm付近で強く吸収し、UVC(100–280 nm)はピリミジン二量体形成などの損傷を引き起こす。メラニンは紫外線を中心に広帯域で吸収し、光防御に寄与する。ヘモグロビンは可視短波長(青〜緑)での吸収が大きく、赤色〜近赤外で吸収が小さいため、血液の光吸収は青色光の方が赤色光より大きい。よって「血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい」は誤り。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。水は赤外域で強い吸収を示し、1.4 μmや1.9 μmなどに強い吸収帯がある。組織は含水率が高いため、赤外光は組織中で減衰しやすい。

2
不正解

正しい。皮膚における光の透過・反射は、血液量・血流によるヘモグロビンの吸収や赤血球による散乱の変動に依存する。これを利用して、光電式容積脈波(PPG)やレーザドプラ血流計では血行動態の変化を評価できる。

3
正解

誤り。ヘモグロビン(酸化・還元いずれも)は青〜緑(約450〜600 nm)で強く吸収し、赤色〜近赤外(約650〜900 nm)では吸収が相対的に小さい。赤色光が組織深部まで届きやすいのはこのためで、青色光より赤色光のほうが血液に強く吸収されるという記述は逆である。

4
不正解

正しい。DNAは約260 nm付近に吸収極大を持ち、UVC(100–280 nm)照射でピリミジン二量体形成などの分子損傷が生じるため、遺伝物質が損傷を受ける。

5
不正解

正しい。メラニンは紫外線を中心に可視域にも広く吸収帯を持ち、皮膚の光防御(紫外線遮蔽・散乱低減)に寄与する。

25
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 63.4%
観血式血圧測定について誤っているのはどれか。
1
大気開放の位置は右心房の高さにする。
2
自動フラッシング装置を使用する。
3
カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。
4
カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。
5
カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。
86
臨床工学技士国家試験 - 第37回 午前
類似度 63.4% 解説あり
科目:
小分類: 流体力学
ハーゲン・ポアズイユの式はどれか。ただし、$Q$ を流量、$\Delta P$ を圧力差、$r$ を管の半径、$\mu$ を粘性率、$L$ を管の長さとする。(医用機械工学)
1
$Q = \frac{\Delta P \cdot \mu \pi r^4}{8L}$
2
$Q = \frac{\Delta P \cdot \mu \pi r^2}{8L}$
3
$Q = \frac{\Delta P \cdot r^2}{8 \mu \pi L}$
4
$Q = \frac{\Delta P \cdot \pi r^4}{8 \mu L}$
5
$Q = \frac{\Delta P \cdot \pi r^2}{8 \mu L}$

解説

ハーゲン・ポアズイユ(Hagen–Poiseuille)の式は、円管内を流れるニュートン流体の層流・定常流・非圧縮性・剛体管・壁面すべりなしを仮定したときの体積流量を与え、$Q=\dfrac{\Delta P\,\pi r^4}{8\mu L}$ で表される。すなわち流量は圧力差と半径の4乗に比例し、粘性率と管長に反比例する。特に $r^4$ 依存は重要で、半径が2倍になれば流量は16倍となる。したがって分母に粘性率が入っていない式や、$r^2$ 依存の式は不適切である。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。$\mu$(粘性率)が分子にあるため、粘性が高いほど流量が増える形になってしまうが、実際は粘性が高いほど流れにくくなるため $\mu$ は分母に入るべきである。正しい式は $Q=\dfrac{\Delta P\,\pi r^4}{8\mu L}$。

2
不正解

誤り。$\mu$ が分子にあり符号付けが逆である点に加え、半径依存が $r^2$ となっており不適切。ハーゲン・ポアズイユの式では $Q\propto r^4$。

3
不正解

誤り。半径依存が $r^2$ と不足しているうえ、$\pi$ が分母に置かれている。正しくは $Q=\dfrac{\Delta P\,\pi r^4}{8\mu L}$ で、$\pi$ は分子、$r$ は4乗、$\mu$ は分母に入る。

4
正解

正しい。ハーゲン・ポアズイユの式 $Q=\dfrac{\Delta P\,\pi r^4}{8\mu L}$ は、円管内のニュートン流体の層流における体積流量を与え、$\Delta P$ と $r^4$ に比例し、$\mu$ と $L$ に反比例する。

5
不正解

誤り。半径依存が $r^2$ と不足している。ハーゲン・ポアズイユの式では $Q\propto r^4$ であり、$r^2$ の式は層流円管の結果と一致しない。

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71
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
類似度 63.4%
図のような応力-ひずみ関係を示す材料はどれか。
17PM71-0
1
軟鋼
2
血管
3
4
ハイドロキシアパタイト
5
高密度ポリエチレン
75
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:77% 類似度 63.4%
科目:
小分類: 流体力学
レイゾルズ数について誤っているのはどれか。
1
流速に比例する。
2
粘性率に反比例する。
3
密度に比例する。
4
層流から乱流に移行するときの値を臨界レイノルズ数という。
5
臨界レイノルズ数は約100である。
57
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 63.3%
誤っているのはどれか。
1
非観血的血圧測定では測定部位を心臓と同じ高さにする。
2
観血的血圧測定では共振現象が起こることがある。
3
透析患者のシャント肢は血圧測定に適している。
4
心拍出量測定には色素を指示薬とする希釈法がある。
5
熱希釈用カテーテルで連続心拍出量測定が可能なものもある。
30
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:70% 類似度 63.3%
人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a
赤血球の損傷
b
血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇
c
血漿たんぱくの変性
d
ヘマトクリット値の上昇
e
血液粘度の低下
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
25
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:78% 類似度 63.3%
正しいのはどれか。
a
ヒトの総水分量は体重の約60%である。
b
カリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
c
細胞内のpHは組胞外より高い。
d
ナトリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
e
リンは血漿より組胞内に多く分布する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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