Loading...

臨床工学技士問題表示

臨床工学技士国家試験

検索元問題
第30回 午前 第54問
20件の類似問題
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。...
広告
68
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午後
類似度 65.6%
膜型人工肺について正しいのはどれか。
a
最も繁用しているのは均質膜である。
b
多孔質膜ではwet lungは起こさない。
c
内部灌流型が主流である。
d
血液は均質膜を通過しない。
e
外部灌流型は内部灌流型よりも血流の乱流が生じやすい。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
53
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:71% 類似度 65.6%
観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。
1
高さは心臓に合わせる。
2
加圧バックは3気圧に設定する。
3
導管内に凝血ができると波形がなまる。
4
気泡は共振やなまりの原因となる。
5
導管を延長するには硬い材質のものを用いる。
48
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:81% 類似度 65.6%
人工心肺の血液ポンプについて正しいのはどれか。
a
ローラポンプは拍動流ポンプである。
b
ローラポンプの圧閉試験は入口と出口に2mの水位をつける。
c
遠心ポンプは円周方向の口から血液を吸引し、中心の口から吐出する。
d
遠心ポンプは無拍動流ポンプである。
e
遠心ポンプでは後負荷の増加に伴って流量が減少する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
33
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:68% 類似度 65.4%
人工心肺による体外循環の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a
赤血球の損傷
b
血漿蛋白の変性
c
血漿遊離ヘモグロビン濃度の増加
d
血液粘度の低下
e
ヘマトクリット値の増加
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
52
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 65.3%
超音波ドプラ法について誤っているのはどれか。
1
パワードプラ法では血流の方向が判別できる。
2
パルスドプラ法では観察領域の深さによって計測できる最大流速が変化する。
3
連続波ドプラ法では狭窄した弁の前後の圧較差を算出できる。
4
カラードプラ法では血流の方向を色で表現する。
5
ドプラ法では超音波ビームと血流のなす角度によって計測値が変化する。
広告
8
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 65.3%
ローラポンプと比べた遠心ポンプの特徴について誤っているのはどれか。
1
流量計が必要である。
2
過度の陰圧が生じない。
3
血液損傷が少ない。
4
空気混入の危険が少ない。
5
血管負荷抵抗の影響を受けない。
35
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午後
類似度 65.2%
人工心肺で用いるローラポンプについて正しいのはどれか。
1
チューブ内径とポンプ回転数の積で流量が計算できる。
2
超音波式流量計が必要である。
3
オクルージョン調整では逆流が生じないようにかたく締める。
4
オクルージョンが弱いと溶血が生じる。
5
流量は後負荷の影響を受けやすい。
40
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 65.2%
科目:
小分類: 材料力学
物体に働く応力とひずみについて誤っているのはどれか。
1
応力はベクトルで表される。
2
応力の単位は[Pa]である。
3
ひずみの単位は[m]である。
4
弾性率は応力とひずみの比である。
5
弾性率の単位は[Pa]である。
85
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:82% 類似度 65.2% 解説あり
100Hzにおける生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1
脂肪 < 血液 < 骨格筋
2
脂肪 < 骨格筋 < 血液
3
骨格筋 < 血液 < 肝臓
4
骨格筋 < 肝臓 < 脂肪
5
肝臓 < 血液 < 脂肪

解説

生体組織の導電率$\sigma$は主に水分量と電解質濃度に依存し、水と電解質が豊富な組織ほど大きくなる。100 Hz程度の低周波域では、血液は電解質に富み最も高く、脂肪組織は水分が少なく最も低い。骨格筋や肝臓などの実質臓器はその中間に位置する。したがって大小関係としては「脂肪 < 骨格筋 < 血液」が妥当であり、これが正答となる。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。血液は電解質に富み導電率が高く、骨格筋よりも大きい。提示の順序「脂肪 < 血液 < 骨格筋」は血液と骨格筋の関係が逆転している。

2
正解

正しい。脂肪は水分が少なく導電率が最も低く、骨格筋は中間、血液は最も高い。よって「脂肪 < 骨格筋 < 血液」となる。

3
不正解

誤り。血液は一般に実質臓器(肝臓など)よりも導電率が高い。提示の順序「骨格筋 < 血液 < 肝臓」は血液と肝臓の関係が不適切。

4
不正解

誤り。脂肪は水分が少なく導電率が最小であり、「… < 脂肪」とする並びは成立しない。

5
不正解

誤り。脂肪は最も導電率が低く、血液より大きくなることはない。提示の順序「肝臓 < 血液 < 脂肪」は脂肪の位置づけが不適切。

19
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午前
正答率:68% 類似度 65.1% 解説あり
誤っているのはどれか。
1
体液は成人体重の60%を占める。
2
細胞外水分量は体液の60%を占める。
3
静脈圧の上昇によって浮腫が生じる。
4
血漿膠質浸透圧の低下によって浮腫が生じる。
5
リンパ管の閉塞によって浮腫が生じる。

解説

成人の全身水分量(体液量)はおおむね体重の約60%で、その内訳は細胞内液が約2/3(体重の約40%)、細胞外液が約1/3(体重の約20%)である。したがって「細胞外水分量は体液の60%を占める」は誤り。浮腫はスターリングの法則で規定される毛細血管内外の力学バランスが崩れ、間質に水分が過剰貯留する状態で、毛細血管静水圧の上昇(静脈圧上昇)、血漿膠質浸透圧の低下、リンパ還流障害などで生じる。

選択肢別解説

1
不正解

正しい記述。成人男性では全身水分量は体重の約60%を占める(女性や高齢者ではやや低下)。この全水分が体液に相当する。

2
正解

誤りの記述。細胞外液は体液全体の約1/3であり、体重比では約20%に相当する。体液の約60%を占めるのは細胞内液(体重の約40%)である。

3
不正解

正しい記述。静脈圧の上昇は毛細血管内の静水圧を高め、濾過が亢進して間質に水分が移行し浮腫を生じる(例:心不全、深部静脈血栓)。

4
不正解

正しい記述。血漿膠質浸透圧(主にアルブミンによる)が低下すると、血管内へ水分を引き戻す力が弱まり、間質へ水分が移行して浮腫が起こる(例:低アルブミン血症、肝硬変、ネフローゼ症候群)。

5
不正解

正しい記述。リンパ管は間質液を回収する。閉塞や郭清、寄生虫感染などでリンパ還流が障害されるとリンパ浮腫が生じる。

広告
39
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午前
類似度 65.1%
科目:
小分類: 材料力学
誤っているのはどれか。
1
縦弾性係数の単位は[m]である。
2
ひずみの単位は無次元である。
3
引張り応力は材料内部に働く単位面積あたりの力である。
4
せん断応力は荷重に対して平行な断面に働く応力である。
5
ポアソン比は横ひずみを縦ひずみで除した大きさである。
48
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 65.1%
固有音響インピーダンスが最も小さいのはどれか。
1
血 液
2
脂 肪
3
筋 肉
4
5
61
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:95% 類似度 65.0%
生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。
1
温度依存性
2
非線形性
3
強磁性
4
周波数依存性
5
異方性
84
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:98% 類似度 65.0%
生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。
1
温度依存性
2
非線形性
3
強磁性
4
周波数依存性
5
異方性
89
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:95% 類似度 65.0%
生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。
1
温度依存性
2
非線形性
3
強磁性
4
周波数依存性
5
異方性
広告
61
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午前
正答率:64% 類似度 65.0%
生体物性について誤っているのはどれか。
1
異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2
非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3
周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4
粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。
5
細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。
85
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
正答率:73% 類似度 65.0% 解説あり
値が小さくなると脈波の伝搬速度が増加するのはどれか。(医用機械工学)
1
心拍数
2
平均動脈圧
3
血管の内径
4
血管壁の厚さ
5
血管のヤング率(周方向)

解説

脈波伝搬速度 (PWV) は薄肉円筒モデルの Moens–Korteweg の式でおおよそ $PWV = \sqrt{\dfrac{E h}{\rho D}}$ と表される。ここで $E$ は血管壁のヤング率(周方向)、$h$ は血管壁厚、$D$ は血管内径、$\rho$ は血液密度である。したがって PWV は $E$ と $h$ に比例し、$D$ と $\rho$ に反比例する。選択肢のうち「値が小さくなると PWV が増加」するのは分母項にある血管内径 $D$ だけであり、内径が小さいほど PWV は増加する。心拍数は式に直接現れず、平均動脈圧の低下は一般に血管が軟らかくなり(実効ヤング率の低下)PWV を低下させる。壁厚やヤング率の低下も PWV を低下させる。

選択肢別解説

1
不正解

心拍数は Moens–Korteweg の式に直接含まれず、心拍数が小さくなることで PWV が増加する一般則はない。生理学的には心拍数変化が血圧や血管緊張を介して間接影響することはあるが、「小さくなると PWV が増加」とは言えないため誤り。

2
不正解

平均動脈圧が低下すると、血管の伸展が小さくなり非線形弾性の性質上、実効ヤング率 $E$ は低下しやすい。その結果 $PWV = \sqrt{E h/(\rho D)}$ は低下する。よって「小さくなると PWV が増加」は誤り。

3
正解

Moens–Korteweg の式 $PWV = \sqrt{\dfrac{E h}{\rho D}}$ より、PWV は内径 $D$ の平方根に反比例する($PWV \propto 1/\sqrt{D}$)。ゆえに内径が小さくなると分母が小さくなり PWV は増加する。正しい。

4
不正解

式から PWV は壁厚 $h$ の平方根に比例する($PWV \propto \sqrt{h}$)。したがって壁厚が小さくなると PWV は低下する。よって誤り。

5
不正解

式から PWV はヤング率 $E$ の平方根に比例する($PWV \propto \sqrt{E}$)。ヤング率(周方向)が小さくなると血管はより柔らかくなり PWV は低下する。よって誤り。

50
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:86% 類似度 65.0%
人工心肺を用いた体外循環時の血液灌流量について正しいのはどれか。
1
術前の心拍出量より多めの血液量を灌流する。
2
常温下での適正灌流量は体表面積から求められる。
3
低体温時には常温時より灌流量を多くする。
4
末梢血管抵抗は血液灌流量と関係がない。
5
環流静脈血の酸素飽和度を50%以下に保つ。
61
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午前
正答率:92% 類似度 65.0% 解説あり
超音波の性質として正しいのはどれか。
1
骨の固有音響インピーダンスは筋肉より小さい。
2
脂肪中での音速は筋肉中より大きい。
3
気体中での減衰は脂肪中より小さい。
4
組織中での減衰は高周波ほど大きい。
5
血球からの反射は骨からの反射より大きい。

解説

超音波の減衰は生体組織では周波数にほぼ比例して増大し、代表的には約0.5〜1 dB/cm/MHz程度であるため「高周波ほど大きい」が正しい。固有音響インピーダンスは $Z=\rho c$(密度と音速の積)で決まり、密度も音速も大きい骨は筋肉より明らかに大きい。音速は一般に気体<液体<固体で、脂肪は筋肉よりわずかに遅い(筋肉は脂肪より速い)。気体(空気)中では吸収・散乱が大きく減衰は軟部組織よりはるかに大きい。反射強度はインピーダンス差や境界の性状に依存し、血球は波長に対して非常に小さい散乱体でレイリー散乱となるため反射は弱く、骨の境界からの反射の方が大きい。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。固有音響インピーダンスは $Z=\rho c$ で、骨は密度・音速ともに大きく、筋肉よりZが大きい。典型的に骨は数Mレイリー(MRayl)と大きく、筋肉は約1.6〜1.7 MRayl程度である。

2
不正解

$誤り。脂肪中の音速は筋肉中より一般に小さい(脂肪はおおむね約1450 m/s台、筋肉は約1540 m/s台が代表値)。したがって「脂肪中の音速が筋肉中より大きい」は不適。なお本文の「脂訪」は「脂肪」の誤記と考えられる(別途typo_check参照)。$

3
不正解

誤り。気体(空気)中の減衰はきわめて大きく、脂肪など軟部組織より小さいという記述は成り立たない。空気の吸収係数は代表的に数値で見ても脂肪よりはるかに大きい。

4
正解

正しい。生体組織中の超音波の減衰(吸収+散乱)は周波数にほぼ比例し、高周波になるほど大きくなる。代表値として約0.5〜1 dB/cm/MHz程度で増加する。

5
不正解

誤り。血球からの反射はレイリー散乱で非常に弱い。一方、骨は周囲の軟部組織との音響インピーダンス差が大きく、境界で強い反射が生じるため、骨からの反射の方がはるかに大きい。

44
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:75% 類似度 64.9%
人工心肺による低体温での体外循環について誤っているのはどれか。
a
組織の酸素需要は減少する。
b
組織での酸素授受がよくなる。
c
血液の粘度が低下する。
d
血液の凝固能が変化する。
e
酸素解離曲線が左方に移動する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
広告