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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第30回 午前 第54問
20件の類似問題
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。...
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15
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:73% 類似度 64.9%
浮腫の原因となるのはどれか。
1
動脈圧低下
2
静脈圧低下
3
血漿膠質浸透圧低下
4
毛細血管壁水透過性低下
5
ヘモグロビン酸素飽和度低下
59
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午前
類似度 64.9%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 循環
動脈血管のコンプライアンスが大きいとき、正しいのはどれか。
1
脈圧が大きくなる。
2
脈波伝搬速度が遅くなる。
3
平均血圧が低下する。
4
心拍出量が大きくなる。
5
心拍数が多くなる。
77
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
類似度 64.9%
科目:
小分類: 熱現象
熱の移動について正しいのはどれか。
a
熱は真空中を放射によって伝わる。
b
空気は水より熱伝導率が大きい。
c
液体中では対流による熱の移動はない。
d
血流は体内で熱を移動させる。
e
脂肪組織は筋組織より断熱効果が大きい。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
52
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:40% 類似度 64.9%
人工肺について誤っているのはどれか。
1
気泡型では溶血が起こりやすい。
2
気泡型では気泡が小さいほど酸素化の効率が良い。
3
膜型では血漿蛋白の変性が起こりにくい。
4
膜型では血流に対する抵抗が小さい。
5
膜型では気泡型に比べてより生理的な酸素化ができる。
85
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:71% 類似度 64.8%
生体内の物質移動について誤っているのはどれか。
1
二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合して運搬される。
2
血液から組織への酸素の移動は拡散による。
3
pHが低下するとヘモグロビンは酸素を解離しやすくなる。
4
静止状態で細胞外液から細胞内液へのカリウムイオンの移動は能動輸送による。
5
興奮時に細胞膜のナトリウムイオンの透過性は増大する。
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20
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 64.8%
超音波ドプラ血流計について誤っているのはどれか。
1
血流の速度が計測できる。
2
非侵襲的に計測ができる。
3
ビームと直交する血流は計測されない。
4
25kHz程度の超音波を用いる。
5
血球からの音響反射を利用する。
8
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 64.8%
ローラポンプの流量に影響しないのはどれか。
1
圧閉度
2
ポンプ回転数
3
循環血液の希釈率
4
チューブの弾性
5
チューブの内径
52
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午後
正答率:71% 類似度 64.8%
人工心肺による低体温灌流について誤っているのはどれか。(体外循環装置)
a
血液凝固能が低下する。
b
ヘモグロビンの酸素解離曲線が左方ヘ移動する。
c
組織の酸素需要量が増加する。
d
血液粘度が低下する。
e
血液希釈が必要となる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
75
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:41% 類似度 64.8%
科目:
小分類: 波動現象
波動について正しいのはどれか。
a
媒質各部の運動方向が波の進行方向と一致するものを横波という。
b
無限に広い弾性体の中での伝搬速度は縦波の方が横波より速い。
c
弦を伝わる横波の速度は弦の張力の平方根に比例する。
d
一様な弾性体の棒の中では棒のヤング率が小さいほど縦波の伝搬速度は大きい。
e
一般に波の伝搬速度は振動数に反比例する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
34
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 64.8%
人工心肺に使用するローラポンプについて正しいのはどれか。
1
単ローラ式が使用されている。
2
チューブの復元力が弱いと表示流量よりも実流量が増加する。
3
血液の粘性により流量が変化する。
4
吸引に使用する場合はチューブを完全圧閉にする。
5
チューブの圧閉度が弱いと流量が低下する。
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73
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:44% 類似度 64.7%
科目:
小分類: 流体力学
定常流における連続の条件として一定でなければならないのはどれか。
1
圧力と断面積との積
2
圧力と断面積と密度との積
3
圧力と流速と断面積との積
4
流速と断面積と密度との積
5
流速と断面積との積
50
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:88% 類似度 64.7%
体外循環について誤っているのはどれか。
a
低体温は血管を拡張させる。
b
低体温は組織の酸素消質量を低下させる。
c
低体温は血液粘度を増加させる。
d
血液希釈は血液粘度を低下させる。
e
血液希釈は末梢血管抵抗を上昇させる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
51
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
類似度 64.7%
科目:
小分類: 材料力学
図に示す円筒状の物体に力Fが作用したとき、誤っているのはどれか。
4AM51-0
a
応力は物体の断面積Aが大きいほど小さい。
b
応力とひずみが比例する性質をポアソンの法則という。
c
引っ張りひずみとは変形前後の物体の長さの比である。
d
引っ張りひずみとヤング率との積は応力に等しい。
e
弾性限度以上の応力を加えると力を取り除いた後も変形が残る。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
52
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:72% 類似度 64.7%
人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。
a
血液凝固時間を短くし、出血を抑える。
b
常温体外循環では灌流量を高めに設定する。
c
低体温は人工心肺の安全限界を広げる。
d
体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。
e
灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
75
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
類似度 64.6%
科目:
小分類: 流体力学
ハーゲン・ポアゼイユの式の中の流量について正しいのはどれか。
1
管の内径の2乗に比例
2
管の両端の圧力差に反比例
3
管の内周長に比例
4
管の長さの4乗に比例
5
流体の粘度に反比例
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57
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 64.6%
科目:
小分類: 熱現象
熱の伝わりについて誤っているのはどれか。
1
体表面での空気の対流は熱の放散に役立つ。
2
熱伝導は温度の勾配に比例する。
3
皮膚組織内では対流はほとんどない。
4
生体内での熱の移動は血流による影響が大きい。
5
体表面からの熱放射は近赤外光による。
85
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:71% 類似度 64.5% 解説あり
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1
骨格筋は大きな電気的異方性を示す。
2
血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。
3
周波数の増加とともに導電率は低下する。
4
細胞膜の電気容量は $1 \text{cm}^2$ あたり $1 \mu\text{F}$ 程度である。
5
周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。

解説

$生体組織の電気特性は、主に細胞膜がコンデンサとして振る舞うことに依存する。低周波では細胞膜のリアクタンスが大きく、電流は主に細胞外を流れるが、周波数が上がると膜リアクタンスが低下して細胞内にも電流が流れやすくなるため、見かけの導電率は一般に増加する。したがって「周波数の増加とともに導電率は低下する」は誤りであり、これが正答である。骨格筋は繊維配向に沿った軸方向と横方向で電気特性が異なるため大きな異方性を示す。血液は電解質を多く含むため臓器実質(例:肝)より導電率が高い。細胞膜の比容量はおおむね 1 μF/cm^2 程度であり、周波数が高い電流ほど神経 \cdot 筋の興奮は起こりにくく、電気的感受性は低下する。$

選択肢別解説

1
不正解

正しい。骨格筋は筋線維が一方向に配列した構造を持ち、電流の流れる方向(筋線維と平行か垂直か)で抵抗・インピーダンスが大きく異なるため、電気的異方性が大きい。

2
不正解

正しい。血液は電解質を多く含む導電性の高い体液であり、実質臓器である肝臓よりも一般に導電率が高い。肝臓では細胞膜が多数存在し低周波域でインピーダンスが増すため、血液より導電率は低くなる。

3
正解

誤り。周波数が増加すると細胞膜の容量性リアクタンスが低下し、電流は細胞内にも流れやすくなる。その結果、組織全体の見かけの導電率は増加するのが一般的であり、低下するわけではない。

4
不正解

$正しい。細胞膜の単位面積当たりの電気容量(比容量)はおおよそ 1 \mu\t\text{F}/\t\text{cm}^2 程度とされる。これは脂質二重層膜の容量性に由来する代表的な値である。$

5
不正解

正しい。神経・筋の興奮は膜の時間定数に依存し、高周波電流では膜電位が十分に変化しにくい。そのため周波数が高いほど電気刺激に対する感受性(興奮しやすさ)は低下する。高周波領域では知覚や筋収縮が生じにくいことが知られている。

52
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午前
類似度 64.5%
模型人工肺について正しいのはどれか。
1
多孔質膜は均質膜より血漿が漏出しやすい。
2
多孔質膜は濾過によってガス交換を行う。
3
均質膜は多孔質膜よりガス交換率が高い。
4
外部灌流型は内部灌流型に比べて圧力損失が大きい。
5
膜面積はヒトの肺のガス交換面積の約5倍である。
55
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
正答率:79% 類似度 64.4%
人工肺のガス交換性能を向上させるものとして誤っているのはどれか。
1
ガス透過抵抗の小さいガス交換膜を選ぶ。
2
血液の流れを不均一にして攪拌効果を上げる。
3
血液とガス側との分圧差を大きくする。
4
膜を厚くする。
5
膜面積を大きくする。
70
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午前
重要度:低 正答率:77% 類似度 64.3% 解説あり
中空糸多孔質膜を用いた膜型肺について正しいのはどれか。
a
血漿蛋白が膜に吸着すると中空糸は疎水性になる。
b
血液と酸素は直接接触しない。
c
外部灌流型は内部灌流型よりも圧損が小さい。
d
外部灌流型は血液が外部、ガスが内部を通る。
e
外部灌流型は内部灌流型よりも血流は層流になりやすい。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

中空糸多孔質膜型人工肺では、初期は疎水性の多孔質膜(例:ポリプロピレン)が用いられ、膜孔内に気液界面が保持されることでガス交換が行われる。血漿蛋白が膜表面に吸着すると表面は親水化し、孔が濡れてプラズマリークの原因となるため「疎水性になる」は誤り。外部灌流型では血液が中空糸の外側(シェル側)を、ガスが中空糸内腔を通る。シェル側は実効流路断面積が大きく、内部灌流型に比べて圧力損失が小さい。また繊維束外側の流れは流路が複雑で乱流・擬似乱流成分が生じやすく、層流化しやすいとはいえない。多孔質膜では膜が気液界面を保持する形で血液とガスが孔内界面で接する概念であり、「直接接触しない」という一般的な“非接触(混合なし)”の表現とは区別される点に注意する。以上より正しいのは3と4。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。疎水性多孔質膜に血漿蛋白が吸着すると表面は親水化し、孔が濡れやすくなってプラズマリークのリスクが増す。「疎水性になる」は逆である。

b
不正解

誤り。多孔質膜型では膜孔内に気液界面が保持され、血液は膜材とは隔てられるが、孔内の気液界面でガスと血液が接する概念である(非多孔質膜のような固体膜越しの溶解拡散とは異なる)。したがって「直接接触しない」という記述は本設問の多孔質膜の概念と合致しない。

c
正解

正しい。外部灌流型は血液が中空糸の外側(シェル側)を流れるため有効流路断面積が大きく、内部灌流型(血液が中空糸内腔を流れる)に比べ圧力損失が小さくなりやすい。

d
正解

正しい。外部灌流型の流路配置は、血液が中空糸の外側、ガスが中空糸の内側(内腔)を通る。

e
不正解

誤り。外部灌流型では繊維束外側の流路が複雑で、乱流・擾乱が生じやすく混合が促進される傾向がある。内部灌流型より層流になりやすいとはいえない。

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