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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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80
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:81% 類似度 63.3%
医用電気機器・病院電気設備の安全基準と機器との組合せで正しいのはどれか。
a
直接心臓に使用可能 ――――――― BF型機器
b
迫加保護手段として補強絶縁 ――---- クラスII機器
c
等電位接地設備 ―――――――――- CF型機器
d
2Pの電源プラグとアース線 ――------ クラスI機器
e
一般非常電源 ――――――――---- 生命維持装置
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
21
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
重要度:低 正答率:87% 類似度 63.3% 解説あり
ICU内に設置すべき医療機器はどれか。
a
人工呼吸器
b
除細動器
c
心電図モニタ
d
消化器内視鏡
e
人工心肺装置
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

ICUは重症患者の全身管理を24時間体制で行い、呼吸・循環の急変に即応する必要があるため、常時設置すべき機器は「呼吸管理」「循環急変への一次対応」「連続監視」に直結するものとなる。具体的には、人工呼吸器は重症呼吸不全や術後管理に不可欠、除細動器は心室細動/無脈性心室頻拍などの致死性不整脈に対する即時電気的除細動に必須、心電図モニタ(ベッドサイドモニタ)は不整脈や虚血、循環動態の変化を連続監視する中核機器であり、いずれもICUに常備される。一方、消化器内視鏡は必要時に持ち込みで実施されることが多く常設対象ではない。人工心肺装置は開心術で手術室に常設される装置で、ICUで用いられる体外式膜型人工肺(ECMO)とは用途・構成が異なるためICUへの常設は一般に不要である。

選択肢別解説

a
正解

人工呼吸器は重症呼吸不全、術後の呼吸管理、鎮静下の人工呼吸管理などに必須であり、ICUに常設される。気道確保後の換気補助や各種モードによる肺保護戦略など、ICUの標準的治療に直結するため設置が必要。

b
正解

除細動器は心室細動・無脈性心室頻拍などの致死性不整脈に対して即時の電気的除細動/カルディオバージョンを行うために必須で、ICUに常備される。急変時対応機器として常設が求められる。

c
正解

心電図モニタ(ベッドサイドモニタ)は心拍数・リズム、不整脈、虚血の兆候を連続監視し、しばしば血圧やSpO2等も統合監視する中核機器であるためICUに常設される。

d
不正解

消化器内視鏡は消化管出血や緊急止血などでICUで実施されることはあるが、通常は必要時に持ち込んで用いる機器であり、ICUに常設すべき機器ではない。

e
不正解

人工心肺装置(心肺バイパス装置)は開心術時に手術室で使用・常設される機器で、ICUに常設する対象ではない。ICUで使用されうるECMO(体外式膜型人工肺)とは運用目的・構成が異なる点に留意する。

68
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
正答率:82% 類似度 63.3%
高気圧治療について正しいのはどれか。
a
第2種装置では純酸素による加圧が行われる。
b
全身状態が不安定な患者には第1種装置を使用する。
c
血液の溶解酸素量は増加しない。
d
耳抜きは外耳道と中耳道との圧力差をなくすために行う。
e
減圧は毎分0.08MPa以下の速度で行う。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
82
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:72% 類似度 63.3%
接地漏れ電流に関する単一故障状態はどれか。
1
保護接地線の断線
2
迫加保護接地線の断線
3
等電位化導線の断線
4
電源導線の1本(死側)の断線
5
患者誘導コードの1本の断線
83
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:69% 類似度 63.3%
病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。
1
非接地配線方式はミクロショックによる心室細動発生防止を目的としている。
2
医用電気機器を使用する医用室には保護接地端子を設けなければならない。
3
等電位接地では露出導電部分を0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。
4
医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下である。
5
接地幹線として建物の鉄骨や鉄筋が使用できる。
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85
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:72% 類似度 63.3%
病院の電気設備について正しいのはどれか。
1
等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。
2
非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。
3
非接地配線方式では機器故障時に洩れ電流が高くなるという欠点がある。
4
医用接地方式では接地センタに接地抵抗100Ω以下の医用接地極をもうける。
5
等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。
44
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 63.3%
生体情報モニタの心電図に基線の動揺が見られた。原因として考えられるのはどれか。
1
低域遮断周波数を高く設定していた。
2
CMRRの高い増幅器を使用していた。
3
銀-塩化銀電極を使用していた。
4
医療スタッフの往来で静電気の影響を受けた。
5
ハムフィルタを使用していた。
47
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 63.3%
電気メスに高周波電流を用いる主たる理由はどれか。
1
患者の神経・筋への刺激防止
2
皮膚接触インピーダンス低下の防止
3
心電図へのノイズ混入防止
4
術者・介助者の感電防止
5
分流熱傷の防止
86
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:41% 類似度 63.3%
医用材料とそれが使われる疾患との組合せで誤っているのはどれか。
a
ポリアクリロニトリル(PAN) ――――――-- 慢性腎不全
b
シリコーンゴム ――――――――---- 重症呼吸不全
c
ポリL-乳酸(PLLA) ――――――― 骨折
d
ポリビニルアルコール(PVA) ―――― 大動脈瘤
e
ポリエチレンテレフタレート(PET) ―――――- 急性薬物中毒
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
51
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:72% 類似度 63.3%
人工心肺装置を用いた体外循環が血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a
血小板は変化しない。
b
リンパ球は減少する。
c
凝固系が活性化される。
d
血漿遊離ヘモグロビン濃度が増加する。
e
ヘマトクリット値が上昇する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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90
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:76% 類似度 63.3%
医療ガスの安全供給を維持するのに使用しないのはどれか。
1
マニフォールドシステム
2
遠隔警報板
3
ピンインデックスシステム
4
酸素濃度計
5
EPRシステム
43
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 63.3%
血液透析に用いる水処理装置の定期点検について誤っているのはどれか。
1
軟水化装置への食塩補充
2
エンドトキシンの検査
3
細菌培養検査
4
原水温度の確認
5
二酸化炭素吸着材の交換
85
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:53% 類似度 63.2%
電気メスの定期点検項目に該当しないのはどれか。
1
患者安全回路の動作
2
ディマンド機構の動作
3
漏れ電流
4
接地線抵抗
5
出力波形の観測
35
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 63.2%
ペースメーカの操作について誤っているのはどれか。
1
DDD型では心房と心室に電極を留置した。
2
双極電極のdistal(先端部)をプラス側出力端子に接続した。
3
心筋梗塞発症直後、一時的に体外式を使用した。
4
植込み型を患者に植え込んだ後、パルス幅を体外から変更した。
5
体外式の操作パネルを調整した後、カバーをした。
56
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:80% 類似度 63.2%
IABPの適応はどれか。
a
急性心筋梗塞時の心原性ショック
b
関心術後の低心拍出量症候群
c
心停止後の補助循環
d
気胸時の応急処置
e
体外循環離脱困難例
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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90
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:76% 類似度 63.2%
医療の場でのEMI(電磁障害)の原因にならないのはどれか。
1
電気メス
2
携帯電話
3
パソコン
4
TVゲーム
5
補聴器
71
臨床工学技士国家試験 - 第34回 午前
重要度:低 正答率:53% 類似度 63.2% 解説あり
低体温体外循環に伴う生体の変化で誤っているのはどれか。
1
出血傾向を来しやすい。
2
動脈圧が低下する。
3
心房細動になりやすい。
4
脳血流を維持するautoregulationが働く。
5
高カリウム血症になりやすい。

解説

低体温体外循環では、体温低下により代謝・酵素活性・伝導速度が低下し、凝固線溶系や血小板機能も障害されるため出血傾向が増す。不整脈(特に心房細動)のリスクが上がり、脳では一定範囲の灌流圧で血流を保つautoregulationが比較的保たれる。カリウムは冷却中に細胞内へ移動しやすく低カリウム血症を来しやすいので、「高カリウム血症になりやすい」は誤りである。なお動脈圧は、低体温に伴う心機能低下やカテコラミン反応性低下、粘稠度上昇、さらに体外循環で代謝低下に合わせて低流量灌流とする臨床運用の影響を受け、低めに推移・管理されることが多い。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。低体温および体外循環に伴う希釈、凝固因子活性低下、血小板機能低下、線溶亢進などにより止血能が落ち、出血傾向を来しやすい。

2
不正解

正しい。低体温では心収縮性・心拍数やカテコラミン反応性が低下し、血液粘稠度の上昇も加わる。体外循環では代謝低下に合わせて灌流量を下げる運用が一般的で、平均動脈圧はしばしば低めに推移・管理されるため「動脈圧が低下する」は臨床的に妥当といえる(施設や設定により変動はある)。

3
不正解

正しい。低体温では伝導遅延や再分極異常、また冷却に伴うカリウムの細胞内シフトによる低カリウム血症が誘因となり、心房細動などの頻脈性不整脈が起こりやすい。

4
不正解

正しい。低体温下でも脳血流のautoregulationは比較的保たれ、一定範囲の動脈圧変動に対して脳血流を維持しようと働く(極端な深低体温や循環停止、管理法により影響は受けうる)。

5
正解

誤り。低体温や相対的アルカローシスではカリウムが細胞内へ移動しやすく、低カリウム血症になりやすい。なお再温時にはカリウムが細胞外へ戻り一過性の高カリウム血症を来すリスクがあるため、術中・再温時の電解質管理に注意する。

67
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:84% 類似度 63.2%
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a
心臓の洞結節の部分の機能を人工的に代行する。
b
体外式(携帯式)ペースメーカの電極リード線を取り扱う場合には、ゴム手袋を着用する。
c
ディマンド感度は常に10mV以上にしておく。
d
体内植込み式ペースメーカには水銀電池しか使用できない。
e
長期間使用するときには体内植込み式よりも体外式ペースメーカを用いた方が良い。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
66
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:89% 類似度 63.2%
電気メスの高周波分流による熱傷の原因となりうるのはどれか。
a
対極板のコードを長くとり、コイル状にたるみをつける。
b
大きな対極板を装着する。
c
十分な量のペーストを対極板に塗布する。
d
肩甲骨付近に対極板を装着する。
e
接地された金属部分に患者が接触している。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
34
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:59% 類似度 63.2%
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1
従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。
2
従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。
3
従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。
4
従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。
5
従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。
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