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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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41
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:54% 類似度 63.9%
全身麻酔器について誤っているのはどれか。
1
ボンベからガスを得るときは6.5~7.5kgf/cm2に減圧する。
2
酸素流量計の位置は各流量計の最左端(向かって右側)に規定されている。
3
ソーダライム100gは大気圧・室温で15~20lのCO2を吸収する。
4
気化器をバイパスして大量の酸素ガスを直接呼吸回路へ供給する機能がある。
5
酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。
28
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:41% 類似度 63.8%
正しいのはどれか。
1
人工呼吸器では血中二酸化炭素(CO2)の排出はできない。
2
人工呼吸器として現在鉄の肺が最もよく用いられる。
3
非再呼吸方式は人工呼吸器の一般的方式である。
4
人工呼吸器には加湿器は必須ではない。
5
人工呼吸器で現在よく使用されるのは従圧式である。
85
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:88% 類似度 63.8%
人工呼吸器を使用中に故障が発見された。通常、直ちに行われるのはどれか。
a
使用中の人工呼吸器を分解して調べる。
b
患者に異常が起きていないかを調べる。
c
人工呼吸器を別のものと取り替える。
d
機器の製造業者に連絡する。
e
故障状態を記録する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
70
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午前
重要度:低 正答率:71% 類似度 63.8% 解説あり
人工心肺装置の目的と構成機器との組合せで正しいのはどれか。

a. 出血の回収 — 血液吸引ポンプ
b. 静脈血の酸素加 — 人工肺
c. 肺循環の維持 — 血液ポンプ
d. 余剰水分の排出 — ベントポンプ
e. 貯血槽内の微小気泡除去 — 動脈フィルタ

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e
a
出血の回収 — 血液吸引ポンプ
b
静脈血の酸素加 — 人工肺
c
肺循環の維持 — 血液ポンプ
d
余剰水分の排出 — ベントポンプ
e
貯血槽内の微小気泡除去 — 動脈フィルタ
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

人工心肺(体外循環)では、各構成機器が明確な役割を担う。出血の回収は手術野の血液をサクション回路で吸引し、血液吸引ポンプ(多くはローラポンプ)で貯血槽へ戻すのが目的・手段の一致で正しい。静脈血の酸素加(酸素化)は人工肺の本質的機能で、同時に二酸化炭素除去も担うため正しい。一方、血液ポンプの目的は全身循環(体循環)維持であり、完全体外循環中は肺循環はほぼ途絶するので「肺循環の維持」との組合せは不適切。余剰水分の排出(除水)は血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)で行うのが適切で、ベントポンプは左心系の減圧・心腔内血液や気泡の排出が目的であるため不適切。貯血槽内の微小気泡は貯血槽の除泡機構(除泡網・消泡材)で除去され、動脈フィルタは送血ライン中で患者送血直前の微小気泡・微小異物を捕捉する装置であり、「貯血槽内」との組合せは不適切。よって正しいのは1と2である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。手術野の出血回収はサクション回路で行い、血液吸引ポンプ(通常はローラポンプ)が陰圧で吸引して貯血槽へ戻す。目的(出血回収)と構成機器(血液吸引ポンプ)が一致する。

b
正解

正しい。人工肺は静脈血の酸素化(酸素加)と二酸化炭素除去を担う中核機器であり、記載の組合せは適切。

c
不正解

誤り。血液ポンプは体循環(全身送血)を維持する装置であり、完全体外循環では肺循環はほぼ途絶する。したがって「肺循環の維持」との組合せは不適切。

d
不正解

誤り。余剰水分(体液)の除去は血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)による限外濾過で行う。ベントポンプの主目的は左心室などの減圧・心腔内血液や気泡の排出であるため、組合せが不適切。

e
不正解

誤り。貯血槽内の微小気泡は貯血槽に内蔵された除泡機構(除泡網・消泡材)で除去される。動脈フィルタは人工肺出口から送血ラインを流れる血液中の微小気泡・微小異物を患者送血直前で捕捉する装置であり、「貯血槽内」との組合せは不適切。

22
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:90% 類似度 63.8%
呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。
a
高気圧治療装置(高圧酸素室)
b
熱交換器
c
血漿成分分離器
d
酸素マスク
e
ネブライザ
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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71
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:59% 類似度 63.8% 解説あり
人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。
a
補体系が活性化する。
b
血小板数が減少する。
c
リンパ球数が減少する。
d
血中利尿ホルモンが減少する。
e
血中ブラジキニンが減少する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

人工心肺による体外循環では、血液が非生体表面(回路・酸素atorなど)に接触することで補体系(主に副経路)が活性化し、C3a・C5a などのアナフィラトキシンが産生され炎症反応が惹起される。接触系の賦活(XII因子→プレカリクレイン→カリクレイン)によりキニン系が動員され、ブラジキニンは増加する。血液成分では、希釈、回路表面への付着・活性化、消費、機械的損傷などにより血小板が減少し、白血球ではリンパ球が著明に減少して好中球優位となる。内分泌反応としては、手術侵襲・ストレス、非拍動流、体液変動などの影響で抗利尿ホルモン(バソプレシン)はむしろ上昇傾向を示す。以上より、1・2・3は正しく、4・5は記載が逆で誤りである。

選択肢別解説

a
正解

正しい。血液が人工物に接触すると補体系が主に副経路で活性化し、C3a・C5a などのアナフィラトキシン生成、好中球活性化、炎症反応の増強が起こる。体外循環に特有の非生体表面接触が誘因である。

b
正解

正しい。体外循環では血液希釈、回路・人工肺表面への付着、活性化に伴う消費、機械的破壊や剪断応力などにより血小板数は低下する(一般に30〜50%程度の減少がみられることが多い)。機能低下(活性化・脱顆粒)も併発する。

c
正解

正しい。体外循環中はリンパ球が相対的・絶対的に減少し、白血球分画は好中球優位となる。原因としては希釈、再分布(margination)、アポトーシスやサイトカイン環境の変化などが挙げられる。

d
不正解

誤り。抗利尿ホルモン(バソプレシン)は手術侵襲やストレス、非拍動流、相対的低灌流・体液変動などの影響でむしろ上昇傾向を示すため、「減少する」は不適切である。

e
不正解

誤り。接触系(カリクレイン-キニン系)が賦活化され、キニノーゲンからブラジキニンが産生・遊離されるため、血中ブラジキニンは増加する。「減少する」は逆である。

55
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午後
類似度 63.8%
医療機器の漏れ電流許容値について誤っているのはどれか。
1
外装漏れ電流は体表への最小感知電流とされる商用交流1mAの1/100としている。
2
単一故障時での接地漏れ電流の許容値は正常状態の2倍量まで許容している。
3
単一故障時での患者測定電流の許容値は正常状態の5倍量まで許容している。
4
患者漏れ電流Ⅰと患者測定電流の許容値は同じに定めている。
5
患者漏れ電流Ⅱと患者漏れ電流Ⅲでは、単一故障状態の漏れ電流許容値のみ定めている。
70
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:61% 類似度 63.8%
持続注入ポンプについて誤っているのはどれか。
1
注入圧アラームが作動した場合は回路の閉塞を点検する。
2
近くで携帯電話を使用すると誤動作することがある。
3
輸液の色によって気泡検出機能が誤動作することがある。
4
シリンジポンプは輸液ポンプより微量注入に適している。
5
ドロップセンサ方式では日光の直接照射は誤動作の原因となる。
76
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:72% 類似度 63.8%
臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。
a
心電図検査
b
レーザメスの購入時評価
c
血液透析装置のベンチテスト
d
人工呼吸器の保守管理
e
RI検査装置の臨床試験
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
64
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:79% 類似度 63.8%
透析患者の死亡原因で最も多いのはどれか。
1
心不全
2
悪性腫瘍
3
脳血管障害
4
感染症
5
心筋梗塞
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35
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 63.8%
遠心ポンプを使用しないのはどれか。
1
人工心肺
2
経皮的心肺補助
3
補助人工心臓
4
自己血回収装置
5
体外式模型人工肺(ECMO)
51
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午前
類似度 63.7%
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
1
発生するミストは感染性を持つことがある。
2
電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。
3
アクティブブレードのみのプローブ先端がある。
4
長時間の使用でブレードが熱くなることがある。
5
凝固組織の周辺が炭化する。
41
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午後
類似度 63.7%
人工呼吸器の始業点検でないのはどれか。
1
呼吸器回路のリークテスト
2
低圧アラームの動作確認
3
設定酸素濃度の表示確認
4
テスト肺を用いたトリガ感度の確認
5
バッテリーのフル充電にかかった時間の確認
16
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 63.7%
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1
呼気相の回路内圧は陽圧である。
2
NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。
3
CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。
4
気管挿管時は加温加湿が必要である。
5
コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。
41
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:39% 類似度 63.7%
人工呼吸の換気モードについて正しい組合せはどれか。
a
PEEP(positive end expiratory pressure)-------- 動脈血酸素分圧(PaO2)上昇
b
EIP(endinspiratory paus-------- 不均等換気是正
c
SIMV(synchronizintermittent mandatory ventilation)-------- 分時換気量増加
d
PSV(pressure support ventilation)-------- 呼気仕事量減少
e
CPAP(continuous positive airwpressure) -------- 機能的残気量減少
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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81
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:74% 類似度 63.7%
医用電気機器と病院電気設備の表示色について誤っているのはどれか。
a
電気メスの対極板コード断線アラーム:赤色発光ダイオード
b
除細動器の充電完了状態表示:緑色ランプ
c
瞬時特別非常電源が供給されているコンセント:紫色
d
単線の等電位化導線:赤色ビニル線
e
心電図モニタの電極はずれアラーム :黄色ランプ
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
23
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:46% 類似度 63.7%
誤っているのはどれか。
1
肺胞低換気は高炭酸ガス血症の原因となる。
2
肺胞低換気には酸素療法が適している。
3
換気血流比の不均等分布は低酸素血症の原因となる。
4
左心不全は肺水腫の原因となる。
5
低酸素血症は不整脈の原因となる。
43
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午後
類似度 63.7%
人工呼吸器を使用する一般病室で不要な設備はどれか。
1
圧縮空気配管
2
吸引設備
3
医用接地
4
酸素配管
5
非接地配線
68
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午後
正答率:83% 類似度 63.7% 解説あり
血液透析回路への空気混入時の対応はどれか。
a
酸素吸入
b
トレンデレンブルグ体位で左側臥位
c
抗凝固薬の増量
d
血液回路の冷却
e
静脈側回路の遮断
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

血液透析回路に空気が混入した場合は、まず患者への空気流入を直ちに止めることが最優先であり、返血(静脈側)回路を遮断し血液ポンプを停止する。そのうえで、右心系に入った空気が肺動脈流出路へ移動しないよう左側臥位+頭低位(トレンデレンブルグ体位、Durant体位)をとらせて右心室前壁側に空気をトラップさせる。呼吸管理として高濃度酸素投与を行い、低酸素血症の改善と窒素洗い出しによる気泡縮小を図る。抗凝固薬の増量や血液回路の冷却は空気塞栓対策としては無効・不適切であり推奨されない。重症例では専門的判断の下で高圧酸素療法等が検討されるが、本設問の対応としては前述の遮断・体位管理・酸素投与が基本である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。空気塞栓が疑われる場面では高濃度酸素投与により低酸素血症を是正し、体内窒素分圧を低下させることで気泡から窒素を拡散させ、気泡の縮小・再吸収を促す(窒素洗い出し効果)。

b
正解

正しい。左側臥位かつ頭低位(トレンデレンブルグ体位、Durant体位)は、右心室前壁側に空気をトラップさせて肺動脈流出路への移動を抑制し、致死的不整脈や肺循環障害を防ぐ目的で用いられる。

c
不正解

誤り。抗凝固薬を増量しても空気塞栓の除去・進展防止には寄与しない。むしろ出血リスクを高め得るため不適切であり、空気混入時の初期対応には含まれない。

d
不正解

誤り。血液回路の冷却は空気塞栓の本質的対処にならず、患者低体温や血液への有害影響の懸念がある。優先すべきは空気の流入遮断、体位管理、酸素投与である。

e
正解

正しい。患者への空気流入を直ちに止めるため、返血(静脈)側回路を遮断し、血液ポンプも停止する。これにより患者体内への追加空気侵入を防ぐ。

76
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:54% 類似度 63.7%
各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。
a
温度による熱傷 ------------------- 55°C
b
超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2
c
高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2
d
低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA
e
低周波電流による離脱限界 --------- 10mA
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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