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臨床工学技士国家試験

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第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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43
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:82% 類似度 63.7%
人工呼吸器のスイッチを入れても送気しなかった。 点検すべき箇所はどれか。
a
酸素濃度計
b
換気量計
c
高圧ガス管接続部
d
ブレーカ
e
吸気弁
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
62
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:81% 類似度 63.7%
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。
a
電極のペーストが不足していた。
b
対極板をつけ忘れていた。
c
術者がゴム手袋をしていなかった。
d
R波同期出力装置が不良で作動しなかった。
e
電極ケーブルが断線していた。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
52
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 63.7%
手術室で用いる画像診断機器について誤っているのはどれか。
1
ポータブルX線装置使用時には防護衣は不要である。
2
X線使用時には個人被曝線量計を着用する。
3
ME機器から発生するノイズは術中MRI撮影時の障害になる。
4
術中DSA(Digital Subtraction Angiography)では造影剤を用いる。
5
脳外科手術のナビゲーションシステムにはMRIが使用されることがある。
44
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午後
正答率:66% 類似度 63.7%
人工呼吸器からのウィーニング中断を判断する指標となるのはどれか。
a
Pa CO2が5mmHg減少した。
b
pHが0.3以上低下した。
c
血圧が20mmHg以上上昇した。
d
脈拍数が毎分20以上増加した。
e
最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
33
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午後
類似度 63.7%
低周波電流を使って治療する機器はどれか。
1
電気メス
2
レーザメス
3
サイクロトロン
4
心臓ペースメーカ
5
マイクロ波治療器
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45
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:81% 類似度 63.7%
テスト肺による人工呼吸器の点検でチェックできるのはどれか。
a
電源電圧
b
医療ガス供給圧
c
回路内圧
d
換気回数
e
トリガ感度
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
50
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 63.6%
麻酔器とその周辺機器の安全対策でフェイルセーフ機構はどれか。
1
ガス遮断装置
2
酸素濃度計
3
酸素フラッシュ
4
気化器選択装置
5
ピン方式迅速継ぎ手
29
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 63.6%
レーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1
日常生活で使っている視力矯正用眼鏡を保護眼鏡として使用した。
2
黒くコーティングされた鋼製手術器具を使用した。
3
フットスイッチによる出力操作をハンドピースの操作者自身が行った。
4
レーザ光を打ち下げ方向で照射した。
5
照射部位周辺の術野を湿ったガーゼで覆った。
66
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:86% 類似度 63.6%
体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について誤っているのはどれか。
1
結石破砕は衝撃波から生じる熱作用による。
2
衝撃波を発生させる方法としては電極による放電式がある。
3
結石破砕実施時には、患者と衝撃波発生装置との間に水を介在させる。
4
衝撃波が結石に集中するように患者の位置を固定する。
5
衝撃波は患者の肺に当たらぬよう注意して用いられる。
82
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:68% 類似度 63.6%
電気的安全について正しいのはどれか。
a
アンギオグラフィで最も注意しなければならないのはマクロショックである。
b
エックス線装置の外装は接地しなければならない。
c
心臓カテーテル検査室内の医用機器の保護接地線は一点に接続する。
d
エックス線CT装置の電源コードはリング状にまとめておく。
e
MRI装置の外装は接地してはならない。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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58
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:88% 類似度 63.6%
適切でない組合せはどれか。
1
心臓ペースメーカ・・・・・・・完全房室ブロック
2
除細動器・・・・・・・・・・・・・・直流方式
3
マイクロ波治療器・・・・・・・ハイパーサーミア
4
レーザメス・・・・・・・・・・・・・炭酸ガス
5
電気メス・・・・・・・・・・・・・・凍結療法
45
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:81% 類似度 63.6%
慢性透析患者の合併症について正しいのはどれか。
a
心不全はナトリウムと水の過剰によることが多い。
b
腎性貧血の主因はエリスロポエチン産生低下である。
c
低血圧は血清カルシウム値の上昇による。
d
透析脳症は鉄の蓄積による。
e
透析アミロイドシスはβ2ミクログロブリンの蓄積による。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
70
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:83% 類似度 63.6%
輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
a
正確な輸液量コントロールができる。
b
警報機構は不必要である。
c
感電防止のため動力源には酸素を使用する。
d
成人患者の輸液だけに使用する。
e
大量輸液も可能な機種が便利である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
33
臨床工学技士国家試験 - 第24回 午前
重要度:低 正答率:65% 類似度 63.6% 解説あり
治療機器と主作用との組合せで誤っているのはどれか。
a
電気メス ―― 誘導熱
b
マイクロ波手術装置 ―― ジュール熱
c
CO₂レーザメス ―― 電離
d
レーザ結石破砕 ―― 衝撃波
e
超音波ネブライザ ―― 振動
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

各治療機器の主作用は次のとおり整理できる。電気メスは高周波電流を生体に流し、組織の電気抵抗で生じるジュール熱により切開・凝固を行う。マイクロ波手術装置は電磁波(2.45 GHz帯など)の電場で水分子の双極子回転やイオン運動を生じさせ、その誘電損失で発熱する誘電加熱が主作用である。CO2レーザメスは波長10.6 µmの光が水に強く吸収され光熱変換で蒸散・凝固(熱作用)を生じるため、電離を主作用とはしない。レーザ結石破砕はパルスレーザの吸収に伴う急激な加熱・キャビテーションから圧力波(衝撃波)が発生し結石を破砕する。超音波ネブライザは圧電素子で発生させた超音波で振動板を駆動し、液体を機械的振動により霧化する。したがって、誤った組合せは1(電気メス―誘電熱)、2(マイクロ波手術装置―ジュール熱)、3(CO2レーザメス―電離)で、4と5は妥当な組合せである。

選択肢別解説

a
正解

誤り。電気メスは高周波電流(おおむね数百kHz〜数MHz)が組織を流れることで抵抗発熱(ジュール熱, $P=I^2R$)を生じ、切開・凝固を行う。誘電熱(誘電加熱)は主にマイクロ波やRFの電場による双極子回転・誘電損失で加熱する機序であり、電気メスの主作用ではない。

b
正解

誤り。マイクロ波手術装置は水分子の双極子回転やイオン導電に伴う誘電損失で発熱する誘電加熱が主作用で、組織内を電流が直接流れて生じるジュール熱を主作用とするものではない。したがって「ジュール熱」との組合せは不適切。

c
正解

誤り。CO2レーザメス(10.6 µm)は水への吸収が高く、光エネルギーが熱に変換されて蒸散・凝固(光熱作用)を生じる。電離(プラズマ化)は超高強度短パルス等で生じうるが、CO2レーザメスの主作用ではない。

d
不正解

正しい。レーザ結石破砕(例:Ho:YAGレーザ)はパルス照射により局所の急速加熱やキャビテーションから圧力波が発生し、これが衝撃波として結石に作用して破砕する。したがって主作用を「衝撃波」とするのは妥当。

e
不正解

正しい。超音波ネブライザは圧電素子で超音波を発生させ、振動板(ダイアフラム)の機械的振動で液体表面を微細化しエアロゾルを生成する。主作用は機械的「振動」である。

70
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:84% 類似度 63.6%
麻酔器の安全機構と関連する機器はどれか。
a
酸素供給圧警報装置
b
ガス遮断安全装置
c
APL弁(ポップオフ弁)
d
パルスオキシメータ
e
回路外気化器
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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56
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 63.6%
治療機器とその物理的作用の組合せで正しいのはどれか。
1
電気メス -- 誘電加熱
2
マイクロ波手術装置 -- 電 離
3
CO2レーザメス -- ジュール熱
4
ESWL -- 衝撃波
5
超音波ネブライザ -- 放射熱
70
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午前
重要度:低 正答率:59% 類似度 63.6% 解説あり
人工心肺を用いた体外循環中の血中電解質について正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
a
インスリン使用時には低カリウムになりやすい。
b
低体温時には高カリウムになりやすい。
c
アルカローシス時には高カリウムになりやすい。
d
保存血を使用すると低カルシウムになりやすい。
e
低ナトリウムになりやすい。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

体外循環中は希釈や酸塩基・温度変化、薬剤投与により電解質が大きく変動する。インスリンはNa⁺/K⁺-ATPアーゼを介してK⁺を細胞内へ取り込み、血清K⁺を低下させるため低カリウム血症に傾く。低体温やアルカローシスもK⁺を細胞内へ移動させ、血清K⁺を低下させる方向に働く。保存血の大量使用では、抗凝固剤クエン酸がイオン化Ca²⁺をキレートして低カルシウム血症を来しやすい。さらに、回路充填液や心筋保護液の影響を含む希釈により、体外循環の早期には低ナトリウム血症が生じやすい。これらの典型的変動を踏まえたモニタリングと補正が重要である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。インスリンはNa⁺/K⁺-ATPアーゼ活性を高め、K⁺を細胞内へ移動させるため血清K⁺が低下し、低カリウム血症になりやすい。体外循環中の高血糖是正や高K⁺是正でインスリンを用いる際は特に注意する。

b
不正解

誤り。低体温ではK⁺が細胞内へシフトしやすく、血清K⁺は低下する方向(低カリウム化)に向かう。高カリウムになりやすいのは復温時に細胞外へK⁺が戻る局面でみられうるが、「低体温時」そのものは高カリウム化の方向ではない。

c
不正解

誤り。アルカローシスではH⁺の細胞外移動に伴いK⁺が細胞内へ移動するため、血清K⁺は低下しやすい(低カリウム化)。高カリウム化はアシドーシスで問題となる。

d
正解

正しい。保存血の抗凝固剤クエン酸がイオン化Ca²⁺をキレートして低下させ、低カルシウム血症を生じやすい。大量輸血や回路充填に保存血を用いる際はイオン化Ca²⁺のモニタとカルシウム投与が必要。

e
正解

正しい。回路充填液や心筋保護液の影響による希釈で体外循環初期に血清Na⁺が低下(希釈性低ナトリウム血症)しやすい。なお、その後の補液・薬剤(例:NaHCO₃)や除水の有無でNa⁺は変動しうるため連続的評価が重要。

70
臨床工学技士国家試験 - 第23回 午後
正答率:89% 類似度 63.6% 解説あり
人工心肺中のトラブルと対処について誤っているのはどれか。
1
溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調節する。
2
代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。
3
ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。
4
ACTが延長しない時にはヘパリンを追加する。
5
脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

解説

誤っているのは「代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。」である。重炭酸ナトリウム(NaHCO3)はアルカリ剤であり、代謝性アルカローシスをさらに増悪させる。人工心肺中の代謝性アルカローシスでは、アルカリ投与を中止し、Cl−欠乏の是正、限外濾過でのHCO3−過剰の是正、必要に応じて灌流条件を調整(循環・代謝の適正化)するなどが妥当である。その他の選択肢は、体外循環中の一般的なトラブルシューティングとして妥当である(溶血時のローラポンプ圧閉度調整、希釈性貧血時の水分バランス確認、ACT不十分時のヘパリン追加、脱血不良時のカニューレ位置確認など)。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。ローラポンプの圧閉度が過大だとチューブの過度な圧迫により溶血が増える。過小でも滑りや逆流が生じ流体力学的ストレスが増え溶血の一因となる。溶血が顕著な場合は適正圧閉度に再調整し、吸引・VAVDの陰圧過多や回路屈曲など他因子も併せて点検する。

2
正解

誤り(本問の解答)。重炭酸ナトリウムはアルカリ剤であり、代謝性アルカローシスに追加するとアルカリ血症を悪化させる。人工心肺中の代謝性アルカローシスでは、アルカリ投与の中止、Cl−補充(生理食塩液など)や限外濾過でのHCO3−過剰是正、原因薬剤(利尿薬など)の見直し、灌流条件の適正化を行う。

3
不正解

正しい。体外循環ではプライミングや補液により希釈性にヘマトクリットが低下しやすい。まず水分バランス(入出量・回路貯血量)を確認し、必要に応じて限外濾過で濃縮したり、酸素運搬能を考慮して赤血球濃厚液の追加を検討する。

4
不正解

正しい。ACT(活性化凝固時間)が延長せず目標(一般に400~480秒以上など施設基準)に達しない場合は抗凝固が不十分であり、ヘパリンを追加する。追加後の再測定を行い、必要に応じてATIII低下の関与(ATIII製剤やFFP)や投与ライン不具合も評価する。

5
不正解

正しい。脱血不良ではまず機械的要因の確認が基本で、脱血カニューレの挿入部位・深さ・向き、回路の屈曲・閉塞、静脈側陰圧のかけ過ぎ、静脈リザーバの液面などを点検する。カニューレ先端の壁吸着や位置不良は頻度が高く、位置確認・再固定が有効である。

84
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:47% 類似度 63.6%
CF形装着部を有する機器の洩れ電流の試験成績のうち、危険と考えられるのはどれか。
1
単一故障状態における接地漏れ電流 :0.7mA
2
正常状態における外装漏れ電流 :0.006mA
3
単一故障状態における外装漏れ電流 :0.41mA
4
正常状態における患者漏れ電流 :0.005mA
5
単一故障状態における患者漏れ電流 :0.062mA
76
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:65% 類似度 63.5%
臨床工学技士の業務と責任について正しいのはどれか。
a
医師の指示を受けて、血液浄化装置の回路先端部を内シヤントヘ穿刺できる。
b
人工呼吸中の患者の気道内吸引は業務に含まれる。
c
機器購入の際の選定に対してPL法に基づく責任が問われる。
d
機器の誤操作による事故について法的に過失が問われることはない。
e
業務上知り得た秘密に対しては臨床工学技士でなくなっても守秘義務がある。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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